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食材はすべて日本直送。旅の合間にゆったりとした空間で多彩な日本料理とお酒をどうぞ。

こんにちは! 香港ナビです。伊勢は香港における日本食料理店のさきがけとしてオープンしてから10年以上も安定した人気を誇っています。2006年12月に移転、利舞台廣場(リーシアター)6階にリニューアルオープンしました。清潔な店内に並ぶ、伝統と独創性とが融合した日本料理を楽しんでください!

週に6日、日本から食材を空輸しています!

質のよさを第一に日本各地から素材を取り寄せている、日本の委託業者から一括して空輸されてきます。市場が休みとなる日曜、祝日だけは入荷ができませんが、それ以外は基本的に毎日届けられる新鮮な食材を使い、鮮やかな日本料理を作り上げています。届いた食材に添付されているレシートには、魚の水揚げ地、野菜の産地などまでが記されていました。産地を明確にしているということは、それだけ安全で安心な素材ということですよね。

人気メニューを紹介します

さしみやてんぷらなどの日本料理の基本メニューから、すき焼き丼や親子丼などのどんぶりもの、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ラーメン、うどんなど100種を超える多彩な料理が用意されています。
定番メニューとは別に月替わりで用意される「おすすめメニュー」は、毎月の更新を心待ちにしているファンが多いとか。人気を集めて月替わりから定番メニューへと昇格するものもたくさんあるそうですよ。では、春のおすすめを見てみましょう!

桜えびのサラダ(日本櫻蝦沙律) HK$40
レタス、リーフレタス、プチトマトを盛り合わせたところへ、白髪ねぎを盛り、軽く炒って香ばしさを引き立てた桜エビを散らせています。オリジナルのマヨネーズソースをたっぷりとかけて、コクがあって食べ応えのあるサラダに仕上げています。

シーフードロール(海鮮巻) HK$80
マグロ赤身、トロ、はまち、鯛、イカの5種の魚介類に、食感を加えるためにたくあんときゅうりを一緒に巻き込みました。カリフォルニアロール同様の、海苔が内側でご飯が外側になる裏巻きで巻かれています。盛り付け後、いくらとウニをトッピングしています。

豚の角煮(日式煮五花[月南]) HK$50
ていねいにした処理したバラ肉を、じっくりと煮込みました。スーッと箸で切れてしまうほどにやわらかく、口の中で肉がほどけます。煮込むときに余分な脂をきちんと取りのぞいているので、脂っぽさはまったくありません。お酒が進んでしまう味わいです。

鴨のロースト(日本煙鴨胸) HK$70
実はこの鴨のロースト、おすすめメニューにも載っていない裏メニュー的存在なのです。45分間じっくりと火を通す間、シェフが付ききりとなります。そのため、一日に作れる量が限られてしまうので、おすすめではあるけれどメニューには載せられない、ということです。香港ナビをご覧になったみなさんは、ぜひオーダーの際に「鴨のロースはある?」と聞いてみてくださいね。
また毎日12:00から15:00までのランチタイムには、お得なセットメニューが用意されています。

レアな日本酒も用意しています

常時10種類以上の日本酒を揃え、タイミングが合えばディレクターの陳さん自ら交渉して入荷するレアな日本酒も楽しむことができます。一番人気は、「久保田 萬寿」。二番人気は「玉乃光 備前雄町」だそうです。
取材時には、香港に10本しか入荷できなかったという「梵」の「夢は正夢」を見せていただくことができました。数々の賞を受賞した名酒で、マイナス8度で5年以上も熟成させたやや辛口の長期氷温熟成酒です。その名からヤンキースの松井秀樹選手やイチロー選手に贈られた酒として有名なりました。
同じ「梵」の「日本の翼」。このお酒は、1996年にクリントン大統領訪日の際、晩餐会で使用されたのを記念して発売されました。やさしくやわらかいのみ口は、お料理の味を引き立ててくれます。

おひとり様から50人規模の宴会まで

全部で110席ある店内は、清潔を第一に隅々まで磨きこまれています。カウンター席、テーブル席のほか、店内奥には可動式の壁で仕切られた個室も用意されています。仕切りを組み替えることで10人から50人程度まで収容可能ですので、個人的な集まりからパーティまで、さまざまな集まりに利用できますね。

ディレクターの陳さんです

伊勢は、由緒ある料亭「金田中」の香港支店でノウハウを学び、1996年に独立した陳さんがディレクティングしています。食材のオーダーから接客まで細かく目を配り、常に現場に立って店を見守っています。店に関しては厳しい目をしていますが、お客様からの声には優しい笑顔で対応してくださいます。

日本語は話せませんが、わかりやすくはっきりした英語でお話してくれますよ。また、板前さんは現在9名。すべて香港人ですが14年間にわたって日本料理を学んだ料理長の指導の元、ていねいな仕事を披露しています。
香港を代表する名士で、香港の新聞「明報」の創刊者、武侠小説の人気作家として有名な金庸も伊勢に通っていています。贈られた色紙には「伊勢料理 [句多]哂架勢」と賞賛の言葉がしたためられています。「伊勢料理は“すごさ”に満ち溢れている」という意味で、名士をも満足させている伊勢の気骨を感じ取ることができますね。

日本料理で一番大切な要素である「素材の新鮮さ」を徹底して守り、いい素材をいい状態で提供したいと奮闘する伊勢。スタッフに日本人はいないものの、日本料理の心はしっかり浸透しているようです。日本の心が恋しくなったら、伊勢に足を運んでみてください。以上、香港ナビがお伝えしました。

記事更新日:2008-01-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-04-18

スポット更新日:2008-01-23

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