Le Salon de thé de Joël Robuchon

ル・サロン・ドゥ・ティー・ドゥ・ジョエル・ロブション

閉店・移転、情報の修正などの報告

ランドマークでのティータイムにとっておきの場所ができました。巨匠ジョエル・ロブションに認められた日本人パティシエが創り出す数々のスイーツ。

こんにちは、香港ナビです。前回ご紹介した、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションのお店。香港在住のフランス人達にも気軽に楽しめるカフェは大人気で、パリの空気をもとめる人たちで連日のように賑わっています。今日はそんなカフェ部門である「ル・サロン・ドゥ・ティー・ドゥ・ジョエル・ロブション」を先日のレストラン部門に続いてご紹介したいと思います。

カフェの店内は赤と黒を基調にした斬新なインテリア。全24席の店内はなんと朝の8時から夜の10時までオープンしているそうです。
魅惑的なお菓子やパンが並ぶショーケース。ロブションのスイーツやパンを気軽に楽しむことができます。またランチタイムにはテイクアウトも人気で多くの人でにぎわっています。
こちらはクロワッサンやマフィンなどのパン。
テイクアウト用のコーヒーカップも赤と黒で格好いい!
メニューにはフォカッチャ、キッシュなどの軽食も。
Diamants(ダイヤモンド)という名前のクッキー。
小さなパンはHK$10
色とりどりのマカロンはパティシエ自慢の一品。
ホールケーキはHK$180
フォアグラとマンゴーなど個性的な組み合わせのサンドイッチが並んでいます。
サンドイッチ、フォカッチャのサンプル。

パティシエをご紹介します

写真右が中村さん

写真右が中村さん

ロブションのレストラン部門とカフェ部門のパティシエを統括しているのは、日本人のパティシェの中村忠史さん。中村さんはパリでパティシエの修行を終えた後、日本のロブションにて活躍。ジョエル・ロブション氏よりその確かな腕をかわれ、今回の香港店のオープンに際しパティシエの総責任者として抜擢され、2006年11月のオープンにあわせて香港にいらっしゃいました。
渡仏当時はなんとフランス語の数字すらわからなかったという中村さん。持ち前の向上心で言葉だけでなくパティシエとしての技術も完璧に習得し、今は英語よりもフランス語の方が得意なんですよ、と笑っておっしゃっていました。

独創的なスイーツが多く見られるロブション。中村さんは常にインスピレーションを働かすことを大事にしているそうです。「クラッシックなスイーツを基本にしなが0ら自分のセンスをプラスしていく。今後は香港らしい物も作っていこうと思います。」と笑顔で答えて下さいました。
中村さん(写真右から二番目)の仕事場にてスタッフの方々と。

中村さん(写真右から二番目)の仕事場にてスタッフの方々と。

こちらに来てからは食材の調達などの面でいろいろと苦労はあるとのことですが、香港で今までなかなか出会う機会がなかったパリの本場のスイーツを再現させるのですから、中村さんにはご苦労も多いかと思いますが、ぜひぜひがんばって欲しいと思います!

魅惑のデザートたちを紹介します

Le-Paris-Brest HK$20
パリッとしたシューの皮に香ばしくキャラメリーゼしたへーゼルナッツが散りばめられているのがポイントのプチサイズのエクレア風ケーキ。

La-tarte aufruit rouges (Red fruits tart) HK$30
4種類のベリーが目を引く可愛いタルト。中にはへーゼルナッツのブリュレがピスタチオ風味のクリームでコーティングされています。

La-Mont Blanc à norre facon HK$30
これぞモンブラン!栗の風味が力強くかつ繊細に語りかけてきます。ブラックベリー、そしてブルーベリーのジャムとチョコスポンジが入ったタルトの中身にもご注目!何重にも味覚が広がります。

ベーカリー部門もご紹介

毎日おいしいパンを作り出しているのが、ベーカリーシェフ(ブランジェリー)の武井周彦さん。(写真左) 武井さんも東京のロブションで活躍された後、香港にいらっしゃっいました。「実は香港店では東京でも使えなかったものすごい良いバターを使ってパンを焼いているんですよ!!」と武井さん。フランスAOCの発酵バター「イズニー(Isigny)」が香港では関税の関係で日本よりも安く手に入るのだそうです。「一度使ったらおいしくてやめられなくなりました。」との言葉通り、イズニーのバターをふんだんに使って焼いたクロワッサンもバゲットもシンプルでいて非常に奥深いお味なのです。

Ham & Cheese Sandwich HK$38
1日20個限定のサンドイッチ。オーダー後にキッチンですぐに作ってくれるのも人気の秘密です。武井さんいわく12時半~13時が焼きたてのパンのサンドイッチがゲットできる狙い目の時間帯だそうです。

クロワッサン HK$10
シンプルなだけに味の良し悪しがはっきりと出るクロワッサン。一口食べたら口の中でふわっと、そしてしっとりとした感触が広がりました。朝ごはんにカフェオレと一緒に食べるのが最高の組み合わせ!
アーモンドクロワッサン HK$15
クロワッサンの中の茶色い部分はキャラメル。焦がしてほろ苦い味をひきだしたキャラメルなので、上のアーモンド部分の甘みと味の強弱があり絶妙なバランス。見た目ほど甘くなくお店の人気商品というのもうなづける一品です。

いかがでしたか?香港の街の喧騒からフッと離れて静かに上質なティータイムを楽しみたい方に、はたまたショッピングの合間に、そして敷居の高いレストラン部門への登竜門としてもオススメの「ル・サロン・ドゥ・テ・ドゥ・ジョエル・ロブション」。セントラルのど真ん中のランドマークにこんな素敵なカフェができてうれしい限りですね。以上、すっかりパリジェンヌ気分を満喫した香港ナビがお届けしました。

記事更新日:2008-01-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-04-24

スポット更新日:2008-01-23

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