Madeira Portuguese Restaurant (マカオ)

小島葡国餐廳

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あのザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル内にある唯一のポルトガル料理レストラン。ベネチアの街並みの中で味わう極上の味。

こんにちは。香港ナビです。今日は2007年8月末にオープンした、ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル内にある唯一のポルトガル料理レストラン“Madeira Portuguese Restaurant”小島葡国餐廳へ行ってきました。

マカオの新興開発地区であるコタイに位置し、全室スイートルームで総客室数3,000室を備える高級リゾートホテル、ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル。敷地内には、世界最大規模のカジノや、総面積30万㎡を超える商業施設をはじめ、大展示場・会議施設、劇場、娯楽施設などが併設されており、アジアで最大規模の複合商業施設だそうです。オープン前から香港でもTVCMが連日流れ、ずいぶん話題になっていました。
オープン当初はチェックインまでに2時間もかかったという話も聞きますが、スケールの大きさを想像させる話ですね。さて、一度は行ってみたいと思われる方も多いと思いますので、せっかくマカオに来たならば香港では味わうことのできないポルトガル料理をご紹介したいと思います。

1999年までポルトガルの植民地だったマカオには、ポルトガル料理のレストランも多く、マカオを訪れる旅行者にとってもそれが食の楽しみのひとつになっています。“マカオに行ったら、ポルトガル料理”と決めている人も少なくないでしょう。このポルトガル料理はマカオの食文化にも色濃く影響を与えており、マカオにはマカオ料理という中華とポルトガル料理をミックスした独特の食文化が育っています。今でもマカオのスーパーへ行けば、ポルトガルのワインはもちろん、ミネラルウォーター、オリーブオイル、オリーブなどポルトガルの食品が販売されています。

Madeira Portuguese Restaurantの若手セカンドシェフ

梁 永健シェフ。
ポルトガル料理一筋7年のキャリアを持っています。
Madeira Portuguese Restaurantの頼りになる女性マネージャー、Sandra Sitarana Xeteさん。
ポルトガル出身でマカオ在住20年。広東語もペラペラです。
“Madeira Portuguese Restaurantでは、ポルトガルのワインはもちろん、ミネラルウォーター、オリーブオイル、オリーブ、ソーセージ、などポルトガルからすべて直輸入した材料で作っているので、ポルトガルの味を楽しんでいただけます!と”サンドラさん。メニューに迷ったら、是非相談してみてください。
店の雰囲気はモダンな感じで明るいです。
店の外は、ベネチアにいるのでは?とちょっと錯覚しそうな雰囲気。
個室もあります。
新鮮なオイスターも食べることができます。

サンドラさんおすすめのメニューを紹介してもらいます!

Deep-fried Cod Fish Ball 75パタカ

Appetizerとして、マカオのポルトガル料理で有名なのが、このフィッシュボールです。 ポルトガルの食材である“馬介休“(ポルトガル語名:Bacalhau)と呼ばれる塩漬け魚を使うのが特徴で、これをじゃがいものマッシュに混ぜ、軽く揚げた料理です。食事の始まりや、お酒にも合うマカオらしい1品です。Madeira Portuguese Restaurantでは、独自のヒミツの調理法を用いているので、あまり塩辛くなくソフトな味に美味しく仕上がっています。

Braised Shank of Veal Portuguese style 188パタカ

Main Courseとしてボリュームのある1品、子牛の骨つきももを煮込んだポルトガル風の煮込み料理。 長時間かけて柔らかく煮込んだ子牛の骨つきももに、トマトペーストやたまねぎ、にんにくなどを加えたポルトガル風の煮込み。骨から肉が離れるか離れないかの丁度よい頃合で仕上げるのが美味しく作るコツだそうです。コラーゲンもたっぷりで身体もあたたまりそうな1品ですね。お肉も柔らかく子牛のだしが効いて美味しいソースです。

African Chicken with Steamed Seasonal Green salad 108パタカ

何故?ポルトガル料理なのに“アフリカキチン?”と疑問に思いますよね。これはいろいろ調べてみると、どうやらポルトガル料理というよりもマカオ料理と言った方がいいかもしれません。このアフリカチキンのルーツについては、いろいろな説があって、本当はどれなのかはっきりしません。インド料理のタンドリーキチンにも似ていますよね。何時間も漬け込んだキチンからジューシーな肉汁が出て、とっても美味しい料理です。

魚料理をメインにするなら・・・
Charcoal Grilled New Zealand Whole Dover Sole 158パタカ

これもマカオのポルトガル料理レストランでよくある有名な料理です。カレイの1種であるニュージーランド産のドーバーソールを丸ごと1尾パリっと香りよくグリルしたもの。ニュージーランド産の魚をつかうことにこだわりローカルの魚では出せない食感と味が自慢だそうです。

さて、最後はデザート、マカオを代表するデザートと言えばこれ!
Biscuit Mousse Portuguese style 50パタカ

中国語では“木糠布甸”(ポルトガル語名:Serradura)と呼ばれているマカオに古くからある、ポルトガルの伝統的なデザートです。ちょっと前には香港でも流行りました。マカオへ行けばケーキ店やパン屋さんなどで普通にあるデザートです。クリームをビスケットに挟んでレイヤーにしながら作り、ちょっとだけティラミスにも似ています。ビスケットの香りがとてもよく、フルーツと一緒に味わうのも美味しいです。

ワインもポルトガルワインだけではなく、国際観光都市マカオ、どんな人にも合うようにとフランス、オーストラリア、カルフォル二ア、チリ、南アフリカ、イタリアからのワインを常時184種用意しているそうです。

マカオへ行ったら、美味しいポルトガル&マカオ料理、是非楽しんできてくださいね!以上、香港ナビがマカオよりお伝えしました!

記事更新日:2008-01-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-11-08

スポット更新日:2008-01-23

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