名物料理、エビチリの鉄板焼きに出会える!観光客にも大人気の四川料理の店。
こんにちは、香港ナビです。
食の都・香港には、さまざまな食が溢れています。西洋料理から日本食・インドや、アフリカ料理までさまざまです。しかし、やはりここ香港といえば中華です。中華で香港の右に出る場所はないでしょう。今日ご紹介する”南北楼”は、歴史ある四川料理のお店。1971年にオーナーのジミーさんが家族で始めたのが、このお店。日本人を含む多くの外国人に大変人気です。
銅鑼灣蘭芳道は、リーガーデンのすぐ隣!
各種大型のショッピンモール、タイムズスクエアーや、ハイサンプレイスにもほど近く、リーガデンのお隣という銅鑼湾(コーズウェイベイ)の超好立地。しかも路面店ということで、人目を引きます。入り口のドアはカーテンで仕切られていて中が見えません。プライベートな雰囲気をかもし出しております。コーズウェイベイでの買い物の最後は、ここ南北楼で舌鼓です。
店内は、80年代の中国!
店内に一歩入ると、店員の女性が、予約をしたかどうか?と、人数を確認してくれます。週末となれば、観光客と地元の常連さんでにぎわいますので、絶対この日のこの時間と決まっている方は、事前予約をお勧め。日本語での応対はできませんが、英語でがんばって予約を。もしくは、直接お店に明日の予約と言ってみるも可能です。80年代の中国を感じさせる赤を基調にした内装は、開店当時のまま、これだけ歴史を感じさせてくれる内装も最近はありません。
日本語メニューがあります。
私が訪れたのは、土曜日の8時でした。予約をしていませんでしたが、その日はラッキーにも席がありました。マレーシア人と香港人の友人と英語の会話を弾ませながら訪れたせいか、日本語のメニューは出てきませんでしたが、私達のテーブルのある2階は6つあるテーブルのうち私を含めると5つが日本人でした。(もう一つは、インド人)え~~ここは、日本かと思うくらいに飛ぶかう日本語の中で食事をする、しかも四川料理は、なんだか変な気分でした。日本語のメニューもあります。日本語を話していると自動的にこのメニューがでてきます。
前菜がついてくる!
テーブルに着席した段階で、このおいしそうな前菜がでてきます。烤花生(ピーナツ)、醃青瓜(きゅうりのピクルス)と、中式泡菜(中国式キムチ)。これがなかなかの食前のお腹にやさしいです。気に入ったのは、この中国式キムチです。韓国のものほど辛くなく、ほどよい酸っぱさがのこるいいお味。もちろん、追加でほしければオーダーもできます。
四川と言えば、唐辛子!
四川と言えば、唐辛子、辛いと言えば唐辛子。このお店を語る上で唐辛子は欠かせません。キュートな唐辛子の形のお箸沖が、日本人だけではなく、外国人の心もつかんでいるのではと思いました。私のテーブルの隣のインド人チームも、大変盛り上がっておりました。
番外編のメニューから!
観光客も多い事から、すこし四川料理とは離れますが、北京ダックもあるみたいです。近くのテーブルの方が食させていましたので、お写真だけいただきました。勿論、こちらも超一級品のように見えましたので、お味の方も問題ないでしょう。ここ香港で中華まるごと体験の方は、ぜひぜひトライしてください。ひとつ包丁さばきのパフォーマンスをみている感じで楽しめます。
お勧めメニューです。
それでは、お待ちかねのお勧めメニューです。まずは、看板メニューにもなっています、こちら、南北鶏です。カシューナッツと唐辛子、チキンを炒めたものです。大きな唐辛子がざっくり入っています。きっとこれを食べてしまうと、火をふくほど辛いのでしょうが、私は、程よく辛味がついたチキンとナッツを、白いご飯にのせて食べました。見た目よりも、しつこい味じゃないことにも、驚きでした。
続いておなじみマーボ茄子です。これまた、赤い唐辛子が見え隠れしていますが、辛すぎないので、白いご飯が、進むいいお味です。先ほどの南北鶏もこちらのマーボ茄子もメニューには、ミディアムサイズ(中)とスモールサイズ(小)があります。スモールサイズでもかなりの量感。スモールサイズで、品数を多く頼むことをお勧めします。
こちらは、日本ではあまりなじみのない料理でしょうか?干扁四季豆です。ようするにいんげん豆と豚肉を炒めた簡単な料理ですが、ビールのあてに、丁度いいです。もちろん、四川風ですから、少し辛くなっています。この料理は、四川料理だけでなく、広東や潮州料理にもありますので、このお店以外でも楽しめるメニューですので是非、覚えておいてください。
エビチリ鉄板焼
これが、このお店で一番人気でしょう。そして、この日の6テーブル中4テーブル。私以外の日本人テーブルはこれを注文されていました。なんてことのない、エビが鉄板に乗ってやってきます。でも、そのエビが日本のものより大きいです。そこへ、店員さんが、チリソースをかけます。煙がフロアー全体に立ち込めます。唐辛子がかなり強烈で、この蒸気でむせ返すほど。お隣のインド人もむせてました。チリソースをかけるときは、ソースが飛ぶ散る恐れがありますので、布ナフキンで洋服など防護したほうがいいです。
お支払いは、もちろんカード、キャッシュどちらでも、OK。店員さんにお会計をするサインをすれば、スムーズにお会計できます。いかがでしょうか?辛いもの好きには、たまらない感じですか?私は、そんなに辛いものが得意ではありませんが、それでも、上品な味わいが、白いご飯と、ビールを進ませ、満足のディナーでした。ただ、日本人の観光客が多すぎるかな?というのも率直感じました。お値段も香港人の通う四川料理店よりもお高めということで、日本人を含め、外国人が客層の大半をしてます。北京ダックのパフォーンスや、エビチリの絶品を堪能してみてください。以上香港ナビでした。