ウェスト・ホテル

West Hotel偉晴軒

閉店・移転、情報の修正などの報告

佐敦駅から徒歩10分。外の喧騒がウソのように静かな格安ホテル。空港行きの九龍駅、マカオフェリーの中港城へのアクセスもバッチリ。

こんにちは、香港ナビです。今回はエアポートエクスプレス九龍駅から歩いて15分、MTR佐敦駅やネイザンロードまで歩いてわずか10分という立地ながら、広々とした客室が自慢の格安ホテル、ウェスト・ホテルをご紹介します。

活気溢れる佐敦の一角にある、静かな通り

MTR佐敦駅から佐敦道に出て西側に進むと、吉野家やマクドナルド、ワトソンズに両替商など近くにあると安心のお店が軒を連ねています。途中、夜になると活気が出てくる男人街で有名な廟街(テンプルストリート)の入り口を通り過ぎますが、昼間でもこのあたり独特のアンニュイな空気が流れています。そして二階建てバスや、タクシーで渋滞する佐敦道に沿ってどんどん歩いて行くと、遠くに大きな高層マンション群が見えてきました。あれは、AEL九龍駅上にある高層マンションで、階下には去年オープンした巨大ショッピングセンター「エレメンツ Elements」が入っています。
目の前に地下道の入り口が見えると、ここが偉晴街の入り口です。他の通りに比べると人通りがあまりなく、少し寂れた感じがしますがホテルはこの偉晴街の中ほどにあります。

ロビーエリア
古いオフィスビルを買い取り、きれいに改装を施しブティックホテルやサービスアパートメントに変身させるのは、最近香港で流行のビジネススタイルです。このウェスト・ホテルもその類のホテルで、ロビーエリアはホテルというよりも、オフィスビルのエントランスのようです。こぢんまりとしていますが、レセプションの他にラッゲージカウンターもあります。ロビーでは、貴重品の預かり(客室に金庫はありません)、外貨の両替、旅行の手配なども行っています。スタッフの方々も英語を問題なく話していました。
レセプション横に自動販売機と公衆電話があります。 

客室情報

20階建ての建物の中に客室は計95室です。それぞれの客室のドアの前にもう一つ扉がついています。外側の扉は防火用ですが、一つドアが多いことで外からの話し声や物音を軽減してくれそうです。格安ホテルに泊まって、運悪く団体旅行客と同じフロアになってしまうと早朝から廊下が騒がしくなりますからね。防災面の配慮が思わぬところで役に立っているようです。

スーペリアルーム 約21㎡
格安ホテルにしては、広々とした客室です。ナビが見せていただいた部屋は角部屋だったため、壁の二面が大きな窓になっています。取材の日はあいにくの雨だったのですが、天気がよければ自然光が入って明るい部屋なはずです。ただ周りは古い雑居ビルに囲まれているので、美しい景色は期待できません。
2台のベッドの真ん中には50cm角のベッドサイドテーブルがあり、テーブルの下に紙製のスリッパが隠れていました。ベッドの奥にはソファベッドを置くスペースがあります(追加料金要)。ソファベッドがなければ、1メートルほどスペースが空くので、さらに部屋がゆったりと使えそうです。
ライティングデスクの横の壁(カーテンの裏あたり)にLAN接続用のジャックがあります。入り口を入ってすぐ、ベッドの手前には十分な大きさのクローゼットがあり、中には予備の枕と毛布が入っていました。ヒーターのない香港のホテルでは冬季の冷え込みは本当にこたえますからね。客室内に金庫はありません。貴重品はレセプションに預けてください(無料です)。
バスルームにはバスタブはありません。シャワーブースのみです。高級感はありませんが、シャワーは取り外しができるタイプで、シャワーブースも半円形のため、狭いながらも快適に使えそうです。ただトイレ周りの目地のカビや黄ばみが気になりました。

スタンダードルーム 約17㎡
部屋の大きさは先ほどのスーペリアルームよりソファベッドのスペース分小さくなっていますが、あまり窮屈感は感じません。余分なスペースはまったくありませんが、佐敦を中心に街歩きを一日中楽しもうと思っている方には、問題ないでしょう。客室内のアメニティはすべてスーペリアルームと同じです。
バスルームはスーペリアルームと同じくシャワーブースのみです。広さは同じようです。こちらは先ほどとは打って変わって、水周りはきれいに掃除されていました。どこのホテルでも客室によって当たり外れというものがあるのでしょう。

ファミリースイートルーム 約29㎡
2~18階の各フロアに一部屋ずつ配置されているファミリースイートルーム。シングルベッドとダブルベッド、そしてソファベッドがおけるかなり広めの客室です。家族旅行にはぴったりのレイアウトです。
部屋に入ってすぐに大きめのクローゼットと収納スペースがあります。バスルームは他の客室より一回り大きくなっていますが、こちらにもバスタブはなくシャワーのみです。

各部屋に共通のアメニティ

客室内に金庫はありません、レセプションにて無料で使える金庫があるので、そちらをご利用ください。冷蔵庫の中は蒸留水が入った水筒のみ。その他の飲み物はホテルロビーの自動販売機で購入できますが、種類は多くないので帰り道にコンビニでの買い物を忘れずに。

バスルームに共通のアメニティ

歯ブラシ、シャンプー、ボディソープなども揃っています。シェーバー用の110Vコンセント、ドライヤーもあります。タオルもありますが、ゴワゴワしていました。気になる方はご自身で用意したほうがいいかもしれません。

インターネット情報

客室内でインターネット接続(ケーブル)を使用することができます。
インターネット接続使用料金 HK$50/1日
多目的ルーム内のパソコンは無料です。(2008年1月現在)

ホテル内付帯施設

多目的ルーム
営業時間:7:00~深夜0:00
場所:1階
プリントアウト(白黒):無料
大型TVのほか、パソコン(2台)、プリンターも設置されています。この部屋でのパソコンは無料で使用できます。

ホテル周辺

佐敦駅A出口からホテルまでの佐敦道沿いに、吉野家、マクドナルド、セブンイレブン、卓悦(ボンジュール)、ウェルカム(スーパーマーケット)のほか、両替店も何店かあり、必要な店はすべて徒歩圏内にあります。
男人街(テンプルストリート)、ヒスイ市場へも5分ほどで行くことができ、ネイザン道を歩けば10分ほどで尖沙咀、油麻地、旺角方面に行くことができます。永安デパートメント、祐華国貨にも近いので買い物もバッチリ。佐敦道の南側には、牛乳プリン食べ比べにも登場した澳洲牛奶公司、麺や粥がおいしい麥文記麺家などB級グルメレストランが周辺にはたくさんあります。

いかがでしたか?空港方面から九龍、香港へとつながるWest Kowloon Highwayを降りたすぐの場所にあるため、空港、香港島へ行くには非常に便利な場所です。またホテルを一歩出ると活気あふれる香港の下町にどっぷり浸ることができます。佐敦駅から少し離れているため、深夜にホテルに戻るときは女性一人ではちょっと心細いかな、という感じもしますが、グループ旅行、男性の一人旅であれば非常に便利な場所ですし、一度試してみる価値はあると思いますよ。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-02-11

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関連タグ: 佐敦 4人部屋

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-02-11

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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