紅茶館ホテル・油麻地

こんにちは、香港ナビです。現在、九龍と香港に合せて11軒の支店を持つ紅茶館酒店は、リーズナブルな価格でリピーターや若者に人気のホテルです。ナビでもほとんどの支店をご紹介していますが、その中でも人気の支店といったらやはり油麻地です。MTR油麻地駅から徒歩5分という便利さもさることながら、廟街（男人街）や上海街といった九龍の典型的な下町風情あふれるロケーションに位置しているため、ローカルライフが満喫できるところが魅力なのです。しかも、紅茶館そのものが、まるで香港人のお宅にお邪魔したみたいな感覚の構造になっているのも興味深いところですね。今回は、部屋の内装をリニューアルした本館と、隣接する新館を再度取材してきましたので、早速ご紹介しましょう。

 

27階建て本館＆5階建て新館

向かって左にある高いビルが本館で、ホテルに改装するまではサービスアパートでした。その隣にある新館は5階建てです。紅茶館の特徴は、このようにもともとは住居として使用されていたローカルのビルを改装してホテルにしているところなのです。築40年ほどの古くて、エレベーターのない5、6階建ての『唐楼（トンラウ）』や比較的年数の経った、集合住宅ではなく独立した一棟のビルの『洋楼（ヨンラウ）』といった古い住宅を改装しているため、何となくローカルのお宅に間借りしているようなそんな雰囲気が味わえるのです。わざわざその雰囲気を楽しむために、5階建ての新館をリクエストする外国人観光客もいるそうですよ。ちなみにチェックインは、両館とも本館のグランドフロアにあるフロントで行います。

内装をリニューアルした本館

ダブルベッドの下に、収納スペースを発見！普段はブランケットなどベッド回りのものを収納しているようですが、もし中に何も収納されていなければ、スーツケースは無理でもちょっとした荷物なら入れておけそうです。

共通の備品（本館＆新館）

空調の温度調節は、部屋ごとにできます。

ローカルな住宅の名残がある新館

チェックインは、本館のフロントで行いますが、新館への入口は別になっています。グランドフロアは、レストランになっていますが、その奥まで入っていくとエレベーターがあります。新館は、古い住宅らしく、中心に階段があるコの字型のフロアになっていて、ワンフロアに13室部屋があります。部屋の大きさは、同じフロアでも、部屋の場所によって多少違ってきますが、約10～13㎡です。

ツインルーム　　約13㎡

同じフロアで一番大きい部屋です。中に入って、ベッドの位置まで多少の余裕が感じられる大きさです。小さいですが、他の部屋には無かったクローゼットもあります。このタイプの部屋は、2階、3階、4階に一部屋ずつあり、バスタブも付いています。ご希望の方はリクエストしてください。バスタブは、一般よりもちょっと深めで、日本風！？

レストラン

本館　　1階　営業時間　8：00～23：00

中華＆洋食を中心にしたレストラン。ランチビュッフェがリーズナブルで、宿泊客にも多く利用されていますが、近くのOLなどもやってくるそうです。こちらもサイズ的にはアットホームな感じですが、テーブルセッティングは、なかなか本格的です。ここで披露宴を行ったりすることもあるんだとか。またこのレストランのすぐ横から新館に繋がっていますので、新館からもこのレストランに来ることができます。また、新館は入口のグランドフロアにレストランがあります。営業時間は同じです。