ソーホー(SOHO)

Soho蘇豪

閉店・移転、情報の修正などの報告

インターナショナルな香港を象徴する、欧米色豊かなエリア。グルメ・アート・ファッションを発信する香港のSOHOです。


こんにちは、香港ナビです。ニューヨークやロンドンなど流行の先端を行く国際的な都市でよく聞くのが『SOHO(ソーホー)』というエリアの名前。ニューヨークは、ハウストン通り南(South of Houston Street)の略で、空き家となっていた工場や倉庫などをデザイナーやアーティストがアトリエやスタジオとして利用するようになってから、その周辺にレストランやギャラリーが集まり、おしゃれな流行の拠点として発展していったのだとか。実は、香港にも『SOHO(広東語では蘇豪)』と呼ばれるエリアがあるのです。さて、どんなところなのか、早速ご紹介しましょう。 

ロケーション

香港のSOHOは、香港島の中心、中環(セントラル)エリアにあります。名前の由来は、『荷李活道(Hollywood Rd)の南側(South of Hollywood Road)』という意味で、場所的には『士丹頓街(Staunton St.)』『伊利近街(Elgin St.)』、そしてその2つのストリートに交差する『卑利街(Peel St)』の周辺に当たります。ニューヨークやロンドンと同じく、香港在住のデザイナー、アーティストのアトリエやブティックが点在し、香港の流行の発信地としても注目されています。また、インターナショナルなレストランやオープンテラスのカフェ、隠れ家風のバーなどストリートに軒を連ね、周辺エリアにもその波は広がっています。セントラルの中心エリアに近い『蘭桂坊(Lan Kwai Fong)』と並んで、欧米人の多く集まるエリアとしても有名です。香港の中心にあって、ローカル色が少ないエリアですね。 

行き方


何といっても、今や観光スポットといってもいいほどの有名ぶりを発揮している『ヒルサイドエスカレーター』を利用するのが一番です。全長800メートルというエスカレーター付きの歩道橋といったところでしょうか?なんせ、香港島は急勾配の多いところなので、そのまま歩いてSOHOへ向かうのも一苦労なのです。MTRセントラル駅から、徒歩5分ほどのところにエスカレーターの入口がありますので、そこからスタートするのがわかりやすいでしょう。ビルの間を通り、街並みを眺めながら進んでいく10分足らずの道のりも、とても興味深いですよ。
道幅が狭いので、車にご注意!

道幅が狭いので、車にご注意!

SOHOエリアといっても、駆け足で回ったら10分もかからないくらいの広さ。しかも、このストリートは、おもにカフェ、レストランなどの飲食系のショップが多いので、もしもレストランには用がない時間帯に行ってしまったらあまり見どころがないかも!?でも、アメリカン、イタリアン、フレンチ、中華、日本料理、シーフード、東南アジア系などあらゆるタイプのレストランと、パブやバーも含めて30軒以上!お店の雰囲気を見るだけでも良しとしましょう。どのお店も、ランチタイムはお得なメニューもあり、アフタヌーンティーもオープンしているところがあります。夜はもちろん、仕事帰りのローカルや観光客で活気あふれます。また週末には、特別メニューのブランチも人気ですね。つまりは、いつ来てもいいってことなんでよね~
大きな車が止まっていたら、歩くのも大変?

大きな車が止まっていたら、歩くのも大変?

ストリートの橋から端まで、歩いても5分くらい?

ストリートの橋から端まで、歩いても5分くらい?

次から次へと新しいショップもオープン。意外にままぐるしく入れ替わりが激しい 次から次へと新しいショップもオープン。意外にままぐるしく入れ替わりが激しい

次から次へと新しいショップもオープン。意外にままぐるしく入れ替わりが激しい

中国にパリ、そしてバーボンストリートと、多国籍!? 中国にパリ、そしてバーボンストリートと、多国籍!?

中国にパリ、そしてバーボンストリートと、多国籍!?

卑利街を通って移動!


続いて、伊利近街と交差するこの通りを通りましょう。急なこう配の坂道で意外に道幅は広いですが、短い通りながら、両端に並んでいるショップは注目度いっぱい。坂の上には、ナビでも予約が可能で、漢方医の指導による本格的足つぼマッサージが好評な『古法足道』のSOHO店。この街の雰囲気に合わせたポップな内装が特徴です。また、ノスタルジックな女の子のキャラクターで一躍有名になった『Chocolate Rain』のショップは、白が目印!そのお向かいには、パンダやサメを使ったユニークなバッグが人気の『Moon Creation』のショップとついつい長居したくなるショップがあります。このあたりでもずいぶん時間を費やしてしまうのではないでしょうか?
とっても急な小さい坂道です。

とっても急な小さい坂道です。

今、人気絶頂の『Chocolate Rain』のショップ

今、人気絶頂の『Chocolate Rain』のショップ

続いて、士丹頓街へ

この通りにはブティックも多い

この通りにはブティックも多い

ここは、伊利近街と違って、レストラン系のみならず、セレクトショップや香港デザイナーのブランドショップ、アロマグッズの専門店など、いろいろなニーズが詰まったストリートです。だから、おなじように両サイドにショップが密集していても、何となく雰囲気が違いますね。とくに当初このストリートからスターとして、成功してここを出ていくデザイナーも多いとか。香港のおしゃれ発信地でもあったわけなのです。実は、SOHOはここから始まったと言ってもいいかもしれません。かと思えば、昔懐かしい頑固な老舗のお菓子屋さんや露店もまだ残っていたりして、このミックス感が魅力と言ってもいいかも。
同じストリートでも場所によって少し面持ちが違っっています 同じストリートでも場所によって少し面持ちが違っっています

同じストリートでも場所によって少し面持ちが違っっています

オープンテラスで、ランチタイムからワインを楽しむ人も。 オープンテラスで、ランチタイムからワインを楽しむ人も。

オープンテラスで、ランチタイムからワインを楽しむ人も。

この通りには、香港のデザイナーやセレクトショップが多い この通りには、香港のデザイナーやセレクトショップが多い

この通りには、香港のデザイナーやセレクトショップが多い

ショップ同志で申し合わせたようなカラ―コ―ディネーション ショップ同志で申し合わせたようなカラ―コ―ディネーション

ショップ同志で申し合わせたようなカラ―コ―ディネーション

香港らしさを頑固に主張するこんなお店もあります。 香港らしさを頑固に主張するこんなお店もあります。

香港らしさを頑固に主張するこんなお店もあります。


実は、SOHO周辺にも観光スポットや、見どころがいっぱいなんです。SOHOエリアのストリートから、どんどん枝分かれして道があったり、繋がっていたりするので、御散歩気分で歩いてみてください。香港の歴史を感じる博物館や街並みも見ることができます。


いかがでしたか?SOHOエリアはそんなに広いわけではないので、食事やお茶、お酒の時間帯にどこかのショップに立ち寄れるような感じで行ってみるのをお薦めします。周辺のエリアを合わせて回って、1日で香港島の中心から西のエリアを制覇してみるのもいいかも!また、ナビの取材は日中でしたが、ナイトライフを満喫したい方は、夜繰り出してみてください。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事更新日:2011-09-05

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-12-28

スポット更新日:2011-09-06

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宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供

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