ノアの方舟

Noah`s Ark挪亞方舟

閉店・移転、情報の修正などの報告

自然公園と世界初の実物大『ノアの方舟』が一体化したリゾート・テーマパーク。香港の新しい観光スポットとして注目度ナンバーワンです。

こんにちは、香港ナビです。香港のアミューズメントパークといえば、『香港ディズニーランド』と『海洋公園(オーシャンパーク)』。どちらも香港の観光スポットとして一度は訪れたいところですよね。特に、春から夏のアウトドアシーズンには、ファミリーや若いグループやカップルでますます賑わいを見せます。行楽シーズンの到来を控えて、この二大アミューズメントパークに続けとばかり、またひとつ香港に新しいテーマパークが誕生しました!自然公園の『馬湾公園』と、隣接する宿泊施設やテーマ館を有する『ノアの方舟』です。なんと聖書に書かれた通りの実物大のノアの方舟は、世界初なんですよ。今回は、オープンを間近に控えた方舟をメインに、自然公園や周辺の見どころをご紹介いたします!
 

『馬湾公園(Ma Wan Park)』

空港から市内に移動するときに必ず通る青馬大橋の真下、馬湾島に位置する広さ18ヘクタールを誇る馬湾公園。2007年7月1日に第1期プロジェクトとして大自然公園がオープンしました。自然・教育・芸術・愛をテーマに、それぞれに特色を持った『彩虹牆(Rainbow Wall)』『意中園(Sweet Garden)』『太陽塔(Solar Tower)』『鳥望台(Hilltop Lookout)』『芳園書室(古墳館)(Heritage Centre)』『歴奇園地(Adventure Journey)』『再生能源基地(Windmill Station)』の7つのエリアから成り立っています。
公園に入ってすぐに広がる『金律広場(Golden Mean Plaza)』は、大きな巻き貝が目印の大自然の美しさを黄金比で表現したメイン・エントランス。そして、『彩虹牆(Rainbow Wall)』という虹と同じ7色で作られた壁、大きな彫像作品を並べた『雕塑園(Sculpture Garden)』の間を道が続いています。
草花のアーチがロマンチックな『意中園(Sweet Garden)』は、家族の愛をテーマに、生まれてから大人になる過程での様々な愛と人生を表現しているんですよ。香港では、結婚写真の撮影に凝るカップルが多く、カメラマン、メイクさん、衣装さんを引き連れた大掛かりな撮影班をよく見かけますが、この公園もきっと人気の撮影スポットになること間違いありませんね。
 『集合広場(Gathering Plaza)』を出ると、ノアの方舟の入口へと続いていきます。

『挪亞方舟(Noah’s Ark)ノアの方舟』

専用ゲートからの入場となります。実は、まだ正式オープンをしていないため入場料が決定していません。 専用ゲートからの入場となります。実は、まだ正式オープンをしていないため入場料が決定していません。

専用ゲートからの入場となります。実は、まだ正式オープンをしていないため入場料が決定していません。

ゲートを出てすぐ、ノアの方舟には欠かせない、つがいの動物たちの歓迎を受けました。本物そっくりですね。
世界中にノアの方舟を真似た方舟はありますが、こちらはなんといっても世界初の実物大のレプリカというのが凄いですね。船の中は5階建てになっています。『挪亞度暇酒店(Noah’s Resort)』を始め、方舟と人類との歴史や物語を体感できる180度のパノラマシアターがある『方舟多媒體博覧館(Ark Expo)』、児童の教育を重視とした『珍愛地球館(Treasure House)』、人生における様々な困難や意義をゲームや活動をしながらともに考えていく『方舟生命教育館(Ark Life Education House)』の3つの文化館と、様々なイベントに使用される『方舟劇院(Ark Theatre)』など、娯楽として楽しむとともに学ぶことを重視した設備が整っています。またノアの方舟の全ての設備は、5つの非営利団体による経営になっているので、ここでの収益はすべてノアの方舟の運営にあてられることになっています。
方舟の周囲

さっそく、方舟の周囲を回ってみましょう。
方舟は、たった今この砂浜に漂着したかのようにリアル。方舟の地下部分には、シービューが美しいレストラン『豊成閣(Harvest Restaurant)』があります。
ちなみにレストランの中は、こんな感じです。とても広々として、ガラス張りなので昼間は明るく、夜は夜景も楽しめそうですね。窓際席からの眺めは最高!
どうですか?遠くから見ると、本当に動物たちが下船しているように見えませんか?物語通りに67種類のつがいの動物たちも、全て復元されています。
方舟から下船した動物たちが、憩いの場所を得たような感じですね。方舟の周辺にある『方舟花園(Ark Garden)』 で見ることができます。
周辺は、岩のような作りで統一されていて、とてもリアルでおもしろいですよね。そのまま海岸にも続いています。
周辺の風景は、天下無敵のシービュー。香港国際空港からバスで市内に向かう時に必ず通過する青馬大橋ですが、橋の下から見上げるなんて光景はここに来ないと見ることはできませんよ。
2000人の観衆も収容できるという多目的な用途にも使える『挪亞運動場(Noah’s Stadium)』や、遊びの中でチャレンジ精神を培うフィールドアスレチック『跨越奇園(Noah’s Adventure land)』などもあります。(一部有料)

方舟の中は?

『挪亞度暇酒店(Noah’s Resort)』

3階にある『挪亞度暇酒店(Noah’s Resort)』は、香港中華基督教青年会(China YMCA of Hong Kong)が運営しています。二人用のスタンダードタイプと、4人から8人まで宿泊できるホステルタイプの2つの部屋タイプがあります。ユニークなホテルは、カップルでロマンチックに過ごすのも、グループやファミリーでアウトドアライフを楽しみながら、キャンプ気分で宿泊するのもどちらにもぴったり。レセプションエリアは、カフェにもなっているため自由に過ごすことができます。
二人用の部屋には、ツインとダブルベッドがあります。大きな窓を開けるとすぐ屋外になっています。
グループやファミリー用のホステルタイプは、二段ベッドが2つの4人用と、4つの8人用になります。いずれも、室内にシャワーとトイレがあるので便利です。
その他、結婚式や会議などに広く使われる多目的ホールがあります。
『珍愛地球館(Treasure House)』

『珍愛地球館(Treasure House)』は、陸趙鈞鴻教育基金(Angela Luk’s Education Foundation Ltd)によって運営されています。3歳から15歳までの児童を対象にした新しい児童教育を目指して、香港で初めて作られた児童のための博物館です。ゲームや設備を利用して、体験したり見学したりすることでいろんな角度から様々な知識を学んでいけるようになっています。
『方舟生命教育館(Ark Life Education House)』

『方舟生命教育館(Ark Life Education House)』は、聖雅各福群会(St. James’ Settlement)によって運営されています。生命の大切さを顧みることを主軸に人生の目的や人と人との関係、生活そのものを改めて知ることができる、意義ある活動の場所を目指しています。児童のみならず、青少年、成人、お年寄りなそ、それぞれの段階にあった様々な体験式プログラムを揃えています。今のところ、団体での活動のみ受け付けていますが、中を見学することは自由です。
『方舟多媒體博覧館(Ark Expo)』や『方舟劇院(Ark Theatre)』『挪亞大会堂(Noah’s Hall)』なども、規模が大きく、これから多目的に活用されていくそうです。 『方舟多媒體博覧館(Ark Expo)』や『方舟劇院(Ark Theatre)』『挪亞大会堂(Noah’s Hall)』なども、規模が大きく多目的に活用されていきます。

いかがでしたか?ノアの方舟での宿泊施設以外のエリアは予約した団体のみ利用可能となっていますが(2009年4月現在)、いずれは個人での利用も可能になるそうです。それ以外のエリアは個人でも行くことができ、周辺の海岸にはレストランなどもあるので、これからの行楽シーズンにはもってこいの場所だと言えますね。以上香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2009-04-14

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-04-14

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