新世界MART

シンセカイ・マート新世界韓国食品

閉店・移転、情報の修正などの報告

香港の食の韓流中心地、韓国料理店が並ぶチムサーチョイのコリアンストリート。その中心となっている韓国食材専門店をご案内。香港の夜更かしのお供にキムチとビールはいかがですか?

アンニョンハセヨ、香港ナビです! 店のドアを開けたときから、ハングル語で迎えてくれる本格的な韓国食材店、新世界マート。韓国から直輸入した食材と日用品専門店とオモニがせっせと作るキムチ専門店。ふたつの店をはしごしたら、香港にいることを忘れてしまいそうです。さぁ、コリアンワールド@香港へ行ってみましょう!
店内は満艦飾のハングル文字
店から飛び出している商品をよけながら狭い歩道を歩いていると、店頭に石焼ビビンバの器が並んでいる店が現れます。こちらが新世界マートの韓国零食店です。零食とは中国語で間食のことですが、こちらはスナックのみならず本場の食材がずらりと並ぶ、在香港の韓国人にとってはなくてはならない店なのです。

バラエティ豊かな商品たち

★缶詰や調味料
缶詰や調味料もたくさん。日本のみりん風のものもありますね。見慣れたパッケージもハングル文字をまとうと新鮮にうつります!コチュジャンは大小のサイズでドーンと。韓国のたくあんや味噌も。
こ、この缶詰は…!「蚕のさなぎ」と書いてありますね。

★おかず系
大人気のインスタントラーメンと韓国のり。ここで人気ベスト3をご紹介します!
インスタントラーメン人気ベスト3は、ジャン!<br>NO.1辛ラーメンHK$7(写真下)<BR>NO.2ポテトヌードルHK$10(写真右) <BR>NO.3ビーフボーンヌードルHK$8(写真左)

インスタントラーメン人気ベスト3は、ジャン!
NO.1辛ラーメンHK$7(写真下)
NO.2ポテトヌードルHK$10(写真右)
NO.3ビーフボーンヌードルHK$8(写真左)

続いて韓国のり人気ベスト3は、こうなっています!<br>NO.1 写真右、大判のり HK$55<BR>NO.2 写真左上     HK$14 <BR>NO.3 写真左下     HK$15

続いて韓国のり人気ベスト3は、こうなっています!
NO.1 写真右、大判のり HK$55
NO.2 写真左上     HK$14
NO.3 写真左下     HK$15

韓国の冷凍餃子や冷麺。冷麺は年間を通しての人気商品だそうです。レトルトカレーは同じ写真に見えるけれど、具材がそれぞれ違うんですね。真空パックされた魚の切り身もあります。

★スナック
看板に「零食」と名がつくだけあってスナック類が充実しています。見たことのあるような商品がチラホラ見えるのは……。

★ドリンク
韓国といえば高麗人参茶。お酒もいい具合に冷えてます!

★生鮮食品
野菜だってこのとおり。届いたばかりの梨は大玉でみずみずしいです。

★家庭の味も販売中!
韓国の伝統的な手作りお菓子も販売されています。お餅と豆をかさねてあり、日本のおはぎのような食感ですが、甘みが少なくて食べやすいです。白い豆のほうは間にかぼちゃのぺーストが挟まっていました。(手作りお菓子の販売は日により変わります)

★漫画や新聞まで
「日本」の漫画の「韓国」版が「香港」で売られています! アジア3カ国を叉にかける漫画文化はすばらしいー!新聞も販売しています。

ショップスタッフのキムさん
ショップスタッフのジェームス・キムさん。「名前を教えて」といったら「携帯の番号も教えてあげるよ!」と笑っていたユニークな青年です。そんな彼、実は次期社長とのうわさありの有望株なんですよ。英語が堪能なので、質問はお気軽にどうぞ。

キムチってこんなに種類があるんですね!

では、おとなりのキムチ店へ移動しましょう!こちらは新鮮な食材で毎日9人のオモニたちが手作りしているキムチの専門店です。シンプルな店内に置かれた冷蔵ショーケース内で販売されているキムチは常時60種類以上。通年販売しているものから、旬の食材を生かしたシーズンものまで多種多彩です。キムチは、大中小のカップによる量り売り。野菜のキムチはHK$30から、魚介類はHK$50からです。

★野菜のキムチ
きゅうり、大根、しそなど、それぞれが辛さも味付けも違うスタイルのキムチに変身しています。ステッィク状のキムチは甘酸っぱくてピクルスのよう。いくらでも食べられそうです。にんにくもまるごとキムチになっています。すごくスタミナがつきそうですね
こちらは、唐辛子のキムチ。辛いものをさらに辛くしたらどういうことになるのっ! と思いましたが、青いものは意外にもマイルドで食べやすかったです。

★魚介類のキムチ
野菜だけではありません。海産物だってキムチになるのです!
沢ガニのキムチ。殻まで柔らかくてパリパリッとスナック感覚でいただけます。

沢ガニのキムチ。殻まで柔らかくてパリパリッとスナック感覚でいただけます。

干したイカのキムチ。細切りと極細切りで微妙な食感の違いが生まれています。

干したイカのキムチ。細切りと極細切りで微妙な食感の違いが生まれています。

明太子、生イカのキムチ。辛さが強くて、ビールによく合いそうです。

明太子、生イカのキムチ。辛さが強くて、ビールによく合いそうです。


日本でも人気のある俳優のチョウ・ユンファ(周潤發)、映画プロデューサーで美食家のチャイ・ラン(蔡瀾)なども来店して、キムチを購入して行ったそうです。
この、黒い山は…?
韓国風のりまき、キンパッです。野菜や卵が彩りよく巻き込まれて食べ応えがあります。午後12時をすぎると近くのオフィスからOLが詰め掛けて、ランチ用に買い求めるそうです。1本HK$20で、一口サイズに切ったあとホイルで巻いて販売してくれます。

大根のキムチ作りを見学しました!

1. まず、韓国のり(塩味なし)を細かくもみほぐします。これをていねいにしないと大根と合わせたときにうまく絡み合わないそうです。
2. 大きな赤唐辛子を刻みます。辛味は強くないそうです。細めの短冊切りにした大根に下味をつけ、ほぐしたのりをあわせて調味します。でも、味付けはオモニだけの秘密だそうです。
3. 揉んで揉んでひたすら揉んで…。キムチ作りってかなり体力を使うんだなぁと驚きました。
4. いい感じに大根がしんなりしたら味を調えてできあがり。辛みはなく、とってもやさしい「母の味」でした。

キムチを作ったり接客をしたりと大忙しのオモニ、リーさんとアップルさん。在香港の日本人も多く訪れるので、時折「おいしいよ!」「辛くないよ!」なんて日本語も飛び出します。試食もOKなので、気になるキムチがあったら声をかけてくださいね。

ホテルで過ごす夜のお供に、ヘルシーなキムチなんて魅力的ですよね。チムサーチョイのホテルエリアから徒歩圏内なので、昼間ちょっと買いに行って冷蔵庫に入れておけば、ほら、夜食の楽しみもできちゃいます! ショッピングの合間に、韓国食材の宝庫をぜひのぞいてみてくださいね。ひとつひとつていねいに食材を説明してくださった新世界マートのみなさん、カムサハムニダ! エンターテイメントの韓流には思い切り乗り遅れたけれど、食の韓流にはしっかりついて行きたい!と意気込む、香港ナビがお伝えしました。

記事更新日:2008-01-23

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-07-27

スポット更新日:2008-01-23

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供