香港ナビ版突撃!隣の晩ご飯 第6回

香港人って、家でいったいどんなものを食べているの?今日は九龍の住宅街、美孚にお住まい仲良し家族のおうちにお邪魔しました!

こんにちは、香港ナビです。「隣の晩ご飯」を今か今かとお楽しみにしてくださる方、お待たせしました!第6回目の今日は美孚にお住まいの伍太(55歳)のお宅にお邪魔しました。優しい旦那さまと可愛い娘さんに囲まれ、絵に描いたような幸せなご家庭を築かれている伍太。お会いしてびっくり~!食べることが大好きと言う伍太ですが、とてもスリムな体型。聞けば、ダンスが好きで、ダンスのおかげでこの体型をキープできているのだとか。メイクやおしゃれにも興味があるという、素敵な奥様でした。
とっても仲良しのご家族です!奥様が料理をすると、旦那さまが後片づけをしてくれるそう。旦那さまもお料理が好きでよく作るそうです。

では、まず街市でお買い物! 

“今日作る3品はとても家庭的な料理で、家族からのリクエストが多いものを紹介するわね”

“今日作る3品はとても家庭的な料理で、家族からのリクエストが多いものを紹介するわね”

するどい主婦の目が光っています。

するどい主婦の目が光っています。

香港・新界産の新鮮で安心なお野菜ばかりの八百屋さんです。 香港・新界産の新鮮で安心なお野菜ばかりの八百屋さんです。

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“選び方のコツがあるのよ。新鮮かどうかちゃんと見極めなきゃ” “選び方のコツがあるのよ。新鮮かどうかちゃんと見極めなきゃ”

“選び方のコツがあるのよ。新鮮かどうかちゃんと見極めなきゃ”

本日のメニュー

1 菠蘿生炒骨 (パイナップル入り骨つき酢豚)
2 粟米魚塊 (フライドフィッシュのコーンクリームソース)
3 勝瓜草?肉片湯 (とかどへちまとふくろだけの豚肉スープ)

菠蘿生炒骨(パイナップル入り骨つき酢豚)
作り方
1. 骨つき豚肉は水洗いした後、ざるにあけて水を切り、さらにタオルで水分をぬぐう。 1. 骨つき豚肉は水洗いした後、ざるにあけて水を切り、さらにタオルで水分をぬぐう。

1. 骨つき豚肉は水洗いした後、ざるにあけて水を切り、さらにタオルで水分をぬぐう。

2. ボールに入れ、下味調味料を加えて30分ほど漬けておく。 

2. ボールに入れ、下味調味料を加えて30分ほど漬けておく。

2. ボールに入れ、下味調味料を加えて30分ほど漬けておく。

3. 赤・青パプリカは乱切りにする。 3. 赤・青パプリカは乱切りにする。

3. 赤・青パプリカは乱切りにする。

4. 30分漬けた豚肉に片栗粉をまぶす。 4. 30分漬けた豚肉に片栗粉をまぶす。

4. 30分漬けた豚肉に片栗粉をまぶす。

5. 時間を置かずにすぐ油で揚げる(2度揚げする)カリっときつね色になればOK! 
5. 時間を置かずにすぐ油で揚げる(2度揚げする)カリっときつね色になればOK!
5. 時間を置かずにすぐ油で揚げる(2度揚げする)カリっときつね色になればOK! 
5. 時間を置かずにすぐ油で揚げる(2度揚げする)カリっときつね色になればOK!

5. 時間を置かずにすぐ油で揚げる(2度揚げする)カリっときつね色になればOK!

6. 中華なべに油を熱し、赤・青パプリカを炒め、合わせておいた酢豚あんを加えて混ぜる。 6. 中華なべに油を熱し、赤・青パプリカを炒め、合わせておいた酢豚あんを加えて混ぜる。 6. 中華なべに油を熱し、赤・青パプリカを炒め、合わせておいた酢豚あんを加えて混ぜる。

6. 中華なべに油を熱し、赤・青パプリカを炒め、合わせておいた酢豚あんを加えて混ぜる。

7. パイナップル、揚げた豚肉を加え、手早く全体をからめる。 7. パイナップル、揚げた豚肉を加え、手早く全体をからめる。

7. パイナップル、揚げた豚肉を加え、手早く全体をからめる。

8. 出来上がり~!
感想 : ご家族みんなが大好きだという伍太の18番メニュー。文句なしに美味しい1品です。日本でもおなじみの酢豚は香港の家庭でも人気のメニューです。ただ、香港の酢豚は日本のものとはちょっと違いますので、是非このレシピを参考に作ってみてくださいね。香港にはこの酢豚系メニューがいろいろあります。生炒骨は今日のように骨つきの豚肉を使っている酢豚です。[口古]嚕肉は豚のスライス肉や1口大の豚肉を使った酢豚で名前が異なります。また豚肉以外でも、この酢豚あんで海老や魚、チキンなどをフライにしたものをからめたメニューもあり、香港人にも人気です。

粟米魚塊 (フライドフィッシュのコーンクリームソース)
作り方
1. 白身魚は表面の水分をよくふき取り、5-6cmほどの長さに切り、下味調味料につける。 1. 白身魚は表面の水分をよくふき取り、5-6cmほどの長さに切り、下味調味料につける。 1. 白身魚は表面の水分をよくふき取り、5-6cmほどの長さに切り、下味調味料につける。

1. 白身魚は表面の水分をよくふき取り、5-6cmほどの長さに切り、下味調味料につける。

2. 片栗粉にまぶし、時間をおかずに油で揚げる。 2. 片栗粉にまぶし、時間をおかずに油で揚げる。

2. 片栗粉にまぶし、時間をおかずに油で揚げる。

3. 表面がカリカリにきつね色になり始めたら取り出す。 3. 表面がカリカリにきつね色になり始めたら取り出す。

3. 表面がカリカリにきつね色になり始めたら取り出す。

4. フライパンに油を熱し、クリームコーンを入れ、温まったら、卵白を入れて混ぜ、魚を加えてからめて、出来上がり! 4. フライパンに油を熱し、クリームコーンを入れ、温まったら、卵白を入れて混ぜ、魚を加えてからめて、出来上がり! 4. フライパンに油を熱し、クリームコーンを入れ、温まったら、卵白を入れて混ぜ、魚を加えてからめて、出来上がり!

4. フライパンに油を熱し、クリームコーンを入れ、温まったら、卵白を入れて混ぜ、魚を加えてからめて、出来上がり!

感想 :この料理も香港人に人気の料理で、茶餐廰などでも必ずあるメニューです。子供からお年寄りまで幅広く好まれています。日本人から見ると、コーンクリームと揚げた魚の組み合わせはちょっと想像出来ないかもしれませんが、食べてみると、これがなかなかイケる組み合わせ。日本でもお子様に人気が出そうなメニューです。

勝瓜草?肉片湯  とかどへちまとふくろだけの豚肉スープ
** とかどへちまが入手出来ない場合は冬瓜を代用してください。
<br>** 生のふくろだけが入手出来ない場合は缶詰や他のきのこ類でも代用できます。

** とかどへちまが入手出来ない場合は冬瓜を代用してください。
** 生のふくろだけが入手出来ない場合は缶詰や他のきのこ類でも代用できます。

作り方
1. “ふくろだけ”は沸騰した湯で下ゆでしてザルにあげ、半分に切る。 1. “ふくろだけ”は沸騰した湯で下ゆでしてザルにあげ、半分に切る。 1. “ふくろだけ”は沸騰した湯で下ゆでしてザルにあげ、半分に切る。

1. “ふくろだけ”は沸騰した湯で下ゆでしてザルにあげ、半分に切る。

2. 豚肉はスライスにして、下味につけておく。 2. 豚肉はスライスにして、下味につけておく。 2. 豚肉はスライスにして、下味につけておく。

2. 豚肉はスライスにして、下味につけておく。

3. とかどへちまは皮を剥き、食べやすい大きさの乱切りにする。 3. とかどへちまは皮を剥き、食べやすい大きさの乱切りにする。 3. とかどへちまは皮を剥き、食べやすい大きさの乱切りにする。

3. とかどへちまは皮を剥き、食べやすい大きさの乱切りにする。

4. 鍋にチキンスープと水を沸騰させ、しょうがのスライス、豚肉を入れる。 4. 鍋にチキンスープと水を沸騰させ、しょうがのスライス、豚肉を入れる。

4. 鍋にチキンスープと水を沸騰させ、しょうがのスライス、豚肉を入れる。

5. 再び沸騰したら、とかどへちまを加える。 5. 再び沸騰したら、とかどへちまを加える。

5. 再び沸騰したら、とかどへちまを加える。

6. とかどへちまが柔らかく煮えたら、ふくろだけを加えて、ひと煮たちしたら、出来上がり! 
6. とかどへちまが柔らかく煮えたら、ふくろだけを加えて、ひと煮たちしたら、出来上がり!

6. とかどへちまが柔らかく煮えたら、ふくろだけを加えて、ひと煮たちしたら、出来上がり!

感想 : 滾湯と呼ばれる簡単に作れるスープです。スープは香港の家庭料理にとってとても大きな位置を占める大切なもの。今日も伍太は、“家族の健康のため、スープは欠かせないわ”とおっしゃっていました。豚肉の下味調味料だけでスープには味が充分つくので、仕上げに味を見て、足りないようでしたら、調整してください。素材のうまみが溶けた甘いスープにびっくり!すっきりしたスープです。

いかがでしたか?今回も香港人の誰もが大好きなメニューでしたね。日本でも買うことができる材料を使ってぜひ皆さんもおうちでトライしてみてください!それでは、また次回をお楽しみに!以上、香港ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-11-24

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