あやし~い雑貨を探してみよう。(旺角篇)

あやしい街で、あやしい雑貨の数々を求めてさまよってみましょう。

こんにちは、香港ナビです。免税店巡り、きれいなホテル、高級感あふれるショッピングモールに飽きてきた方にはここ、旺角(モンコック)周辺の探索がおすすめです。ここにくれば、あやしい雑貨の数々の揃ったお店が所狭しと並んでいるので、ショッピングだけでなく、目も十分に楽しませてくれる、香港人のお気に入りのスポットです。旺角の隠れた魅力、掘り出し物をあやしいもの大好きなナビが紹介していきます
なんといっても感心させられるのは、商人の街・香港の商売上手なところ。女人街、スニーカー街、フラワーマーケットと同じようなものを売る店、露店が軒を連ねています。1店舗で商売をするよりも、10店舗20店舗と固まって商売をするほうがパワーも魅力も倍増し、圧倒されてしまいます。さて掘り出しものは見つかるでしょうか?

A. まず外せないのは、通菜街(女人街)

行き方はMTR荃灣線、「旺角」駅D3出口を出て、亜皆老街(アーガイル・ストリート)に沿って歩くと右側に見えてきます。
人ごみを恐れることなく、端から端まで通ってみましょう。できれば1回目は下調べ、2回目で購入されることをおすすめします。
今の時期は旧正月の派手な飾りを売っている店が目につきます。『福』の字が書かれているもの、金魚やコインがついたもの。ひとつひとつ見るととてもかわいいです。部屋に飾ったり、おみやげにすると喜ばれます。真っ赤で派手なものが多いので飾っておくだけでおめでたい、幸せな気分になります。またお正月といえば、お年玉!香港では利市(ライシ)または紅包(ホンバウ)といいます。たかがポチ袋と馬鹿にできません。色とりどりのもの、細やかな絵のものがたくさんあり、どれにするか迷ってしまいます。もらうと中身が多かれ少なかれ(?)楽しめることと思います。是非この機会に買いだめをして、来年の日本のお正月にお年玉を入れてあげましょう。他の人と差がついて優越感を得ることができるかもしれません。
テーブルウェアも充実しています。色とりどりのかわいい6枚入りコースター。ある露店ではHK$69といっていましたが、他の店でみるとHK$20の値札がついていました。最初はだいぶとふっかけてくるので根気強く値下げ交渉をしてみて下さい
ランチョンマット、はし、はし入れ、ナプキンのセット、テーブルランナー。これらはお得感があり、おみやげにはぴったりです
その他にもアクセサリー、壁飾り、人形などなどたくさんのものがあります。何か日本の人形も混ざっているの気がしますが・・・。売れているのでしょうか?不明です。あやしい下着もたくさんあります。笑いを取れて良いかもしれません
かばんもたくさんの品揃えです。miu miuならぬ、mio mioのかばんがありました。おしい!
女人街の店員さんは女性の方が多いのですが、その商売根性は一流セールスマン並み!「安い、安い!」、そして悩んでいると「OK?OK?」とたたみかけてくるので負けないで強気で対応して下さい。その交渉も楽しい、良い思い出になることでしょう。
おまけにこんなお店を発見しました。ケーキ、パンを売っており、その名も『伊藤家の』。よく見るとちょうちんが食事処になっています。なんでもありの香港らしいお店です。是非見つけてみて下さい

B.少し外れて、怪しいところを探索。

女人街のお隣の通り、花園街に交わる煙廠街(Yin Chong Street)があります。ここでは狭い通りに野菜、果物、乾物、お菓子などなどの露店がたくさんあります。中には見たことのない野菜や果物があり、どうやって食べるのか不思議です。是非勇気のある方は尋ねてみて下さい
この通りを抜けた右側に皇上皇酒家(King of The King Resturant)のビルがあり、その奥に進むと、ちょっと薄暗い感じのアーケード街が。看板のある潮流地域の筋に入ってみました。この辺りはガンダムや車、飛行機のプラモデル、迷彩服、モデルガン、DVDなど男の人が好みそうなお店がたくさんあります。中にはコピー商品を売っているお店もあり、夜間しか営業していないお店もあります。まさにちょっとあやしい趣味の街!子供のように目を輝かせた大人達にたくさん会えます

C.ただで水族館気分を味わえます。

通菜街(トンチョイ・ストリート)を北に歩いて行くと金魚街があります。ここは寄り道しながら通ってみて下さい。中には水族館じゃないと見ることができないような珍しい魚、熱帯魚がたくさんいて驚きます。まさにダイバー泣かせの街です。一度生きた化石と言われるオウム貝を見たときには売って良いのだろうか?とびっくりしてしまいました。色々と発見のある金魚街です

D.花と緑の森、フラワーマーケット。

金魚街を通り抜けた突き当たりにガソリンスタンドのESSOがあります。その奥の太子道西(Prince Edward Road West)周辺がもうフラワーマーケットです
旧正月用のきんかんの森に迎えられます。こちらは佛手(ファッサウ)というお金が儲かる縁起物の実です
花のほかにもたくさんのかわいい観葉植物もたくさんあります。それらが驚くほど安いので日本に持って帰れないのがとても悔しい限りです
ここではお花の変わりに小さな花瓶、鉢、置物をおみやげに買ってはいかがでしょうか?例えば写真のガラスの花瓶、すべてHK$18です。日本で買うと千円近くはするのではないでしょうか?中国風な植木鉢もたくさんあります。ガラス玉や植木を飾る小石、置物なども充実しています。七福神の置物はおしゃれですが、ちょっと持って帰るには重すぎるかもしれませんが。。。
お花、ガーデニング好きの方にはたまらない場所ではないかと思います。見ごたえ十分、心も満たされるフラワーマーケットです。
MTRで行く場合、「太子」駅(Prince Edward)B1出口より、太子道西(Prince Edward Road West)沿いに歩くと左側に見えてきます。

ローカルな賑わいに満ちた旺角周辺、いかがでしたでしょうか?これだけさまざまな特色を持ったお店が集まっている地域は他にはないでしょう。香港を身近に感じられる旺角界隈、行かない手はありません。ぜひお友達用、自分用にチープなおみやげを探しに来て下さい。もらった人が笑ってしまうような、楽しいおみやげがたくさん見つかることでしょう。以上、香港ナビがお届けしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-01-27

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