深圳 女2人日帰り体験記

突撃レポーターは今度は国境を越え深圳へ!

こんにちは!突撃レポーターのじゅん2です。今回は香港ナビさんから、なんとチョッと危険が伴う深圳への突撃指令が来ました。行ってやろうじゃないか、って事で日本から来た友人と女二人の珍道中、身体を張ってレポートします!

じゅん2は香港島に住んでいるので、海底トンネルを抜けたところの紅磡(Hunh Hom)駅からKCR東鉄線に乗り込みます。
バスが海底トンネルを抜けると、最初のバス停でおります。「行人天橋」(歩道橋)をわたると向こう側に駅が見えています。
ここでチョッと裏技を使います。ホンハムから上水(羅湖の一つ手前)まで、KCRのFirst Classに乗ります。First Classは料金が倍、上水まで片道HK$17です。
これがFirst Classの車内です。椅子もソファみたいな布張りになっていて、長く座っていてもお尻が痛くなることはありません。それに静か。HK$17ですが、約25分ほど乗っているので高くないですよ。
上水でいったん下車します。勿論改札を出なければいけません。
上水は中国の1歩手前。改札を出ると、中国から運ばれた物資の引渡し場所がありました。
改札を出て数分したら次の電車が入ってきました。そこでまたオクトパスを使って改札を通り、今度は普通の車両に乗り込みます。平日の昼間なので空いていましたが、これが週末や祭日になるとすごい人なのです。大陸からの人が多いと、さすがのじゅん2も圧倒されてしまうほどです。乗車時間は約5分、HK$20です。これくらいならギュウギュウ詰めでも我慢できます。

こうすれば、羅湖までずっとファーストクラスに乗ってるよりも安く上がっちゃいます。というか普通料金で行くのと大して変わらない!ちなみにずっとファーストクラスに乗ってるとHK$66かかっちゃうんです。

中国側の終着駅、羅湖に着きました。みんなが進む方向に進んでいきましょう。
改札の近くになると、左側がビジター用です。混んでいると左側に進むのも実は大変です。改札を出てから、移民局のパスポート検査も左の方がビジター専用です。香港出国がすんだら、右の方へ進んでください。ガラス張りのスカイウォーク(そんなに良いもんじゃないですが)が見えるので、それを渡って真っ直ぐいくと、左右にはタバコなどを販売している免税店などがあります。そのまま真っ直ぐ行くと中国側の移民局が横一列にズラーっとならんでいます。外国人は左側に専用のカウンターがあります。この近くに中国の入国カードがおいてあるカウンターがあるので見つけてください。沢山の人がカウンターでカードの記入をしているので直ぐに見つかります。 入国カードに記入したらパスポートにはさんで外国人用カウンターへ。このあたりはすべて撮影禁止なので写真入で説明が出来なくてごめんなさい。
深圳での注意事項
実はチョッと危険な話もよく耳にするのです。私の友人は、首に掛けていたネックレスを引きちぎられました。人が沢山いるところで発生しました。だから深圳へ行くなら、細心の注意が必要かと思います。服装は絶対に綺麗な恰好をしない、携帯電話は首から下げない。貴金属はつけない。エレベーターに一人で絶対に乗らない。なるべくタクシーには乗らない。バスの中で日本語を使わない。などなど。軽犯罪だけでなく、強盗事件もかなり多いので本当に注意してくださいね。
入国検査が終わったら、そのまま真っ直ぐ進んでください。出口があってそこを出たらビギナー用のショッピングセンター、羅湖商場が左の方に見えてきます。
派手なビルですね。しかも巨大。ビルの地下は新しく出来た地下鉄と連絡通路が通っていて久しぶりに深圳に行ったじゅん2もビックリでした。
羅湖商場の中に入ると、真ん中のエスカレーターで5階まで上りました。今回の目的の一つ、服のオーダーメイドをしたい!じゅん2ご用達のお店が5階にあるのです。

何時もお願いしている、伍さん。すっごく狭いお店です。伍さんは私のことを「日本妹」と言ってくれます。妹とは、普通若い女の子のことなのですよ。うれすい。
超級だんどりの悪い私は、お店に行ってから作りたいデザインを選びます。今回はサマージャケットを作りたいのです。
超級なまけものの私は、布城という、生地の卸やさん(同じ5階にあります)に行くのが面倒で、生地サンプルの中から選びます。この黄色で私のママちゃんにジャケットをオーダーしてあげました。
選んだ生地の在庫があるのかどうか、直ぐに工場の方へ電話で確かめてくれます。
このお姉さん、私たちがいる間に手でビーズを一つずつ、シフォンのような生地に縫いつけていました。見ているだけで肩がこった私です。
なんと年代モノのミシンが! 現役ですよ、感心しました。
ファッション雑誌がいっぱい。この中から選べばいいのですが、はっきり言って全部古いです。自分で作りたい服の写真とかを切り抜いて持っていったほうがいいでしょう。
値段表、これはあくまでも仕立て代だけです。自分で生地を買って持ち込めば、この料金で仕立ててくれます。仕立て代には、裏生地やボタン代も含まれています。ボタンをくるみボタンとかにしたい場合は、事前にお願いしておくといいでしょう。

さてー!服のオーダーも終わったし、引き取りの1週間後を楽しみにしてお店を後にしました。で、今度は買い物です。伍さんのお店の斜め前のカバンやさん、実はチョッと気を引くものがありました。早速お店に入って品物を手にとってみます。刺繍がよろしい、で、買い。HK$280って言われましたが、値切ってHK$100でゲット。でも皆さん、ファスナーとかがちゃんとしているかどうか必ずキッチリ確認してくださいね。

さてー、お次はマニキュアです!
足と手の爪のお手入れ、もちろん甘皮も取ってくれます。両方でHK$30、マニキュアは好きな色を選べます。
私たちはオプションで、ネイルポリッシュを追加。手と足でHK$80、どうですか、この輝き! ピッカピカでしょ。

私たちはオプションで、ネイルポリッシュを追加。手と足でHK$80、どうですか、この輝き! ピッカピカでしょ。

お店からもらったキャンディ、超まずい。でもこの名前、中国ならではですよね。

お店からもらったキャンディ、超まずい。でもこの名前、中国ならではですよね。

なんと、魚の目きりの専門家もいた!一つHK$150で魚の目を切り取ってくれるらしい。この黒いスーツのおっちゃんがこのお店のオーナー兼、魚の目取りの達人らしい。
魚の目の達人は、中腰になりながら専用のメスで手術開始。 魚の目の達人は、中腰になりながら専用のメスで手術開始。

魚の目の達人は、中腰になりながら専用のメスで手術開始。

穴を開けた魚の目から、目をピンセットで引き抜く魚の目達人。

穴を開けた魚の目から、目をピンセットで引き抜く魚の目達人。

なんだか分からないけど、オレンジ色の薬を、切り抜いた穴に詰めていく。それがビックリするほどの量が入っていくから不思議だった。

なんだか分からないけど、オレンジ色の薬を、切り抜いた穴に詰めていく。それがビックリするほどの量が入っていくから不思議だった。

なんと私の足にも魚の目が!痛くもかゆくも無いので気づかなかったけれど、突撃レポーターとしては経験するしかない!達人に撤去をお願いすることになりました。
消毒液をもういいって言うくらいかけまくり、イザ手術開始。こわいよぉ! 消毒液をもういいって言うくらいかけまくり、イザ手術開始。こわいよぉ!

消毒液をもういいって言うくらいかけまくり、イザ手術開始。こわいよぉ!

お次は、エステ。 お顔の産毛を木綿糸で綺麗に抜き去ります。まずはベビーパウダーを顔全体につけ、木綿糸で器用に産毛を絡ませ、抜いていきます。これが口元とかが痛いのよ、、、眉毛の形も整えてくれます。実際終わった後は、本当にお肌がすべすべツルツル良い感じでした。HK$50でした。
実はこのお店、とっても汚い。この床を見てください。爪やら綿やら足の皮やら、、、まぁ、安いから仕方ないのだと納得する私たち。ちなみに私の隣では、ジェルネイルの補修をしていました。 それを研磨機で削るから空気中に白い粉が、、、きっとタバコを吸うよりも肺に悪いと思う私たち二人。次回はマスクを持参することにしました。

時計を見ると午後5時になっていた。なんだか疲れたねぇって飲茶をしようって事になりました。ここは何時も香港人で混みあっているレストラン、この時間なら大丈夫だろうって事でイザ入店。
ところが結構席が埋まっているのです。
お肌ぷるぷるを目指して注文したのは、コラーゲンたっぷりの豚足です。やわらかくって一種独特の食感です。
のどが渇いた私はビールを注文しました。すごーくぬるいビールが出てきてチョッと切れかける私。こんなぬるいビールは飲めないのよって文句を言うと、出てきたのがアイスペール。これで冷やして飲めってことです。
具沢山のスープ。スープから具を取り出して、具にはお醤油をつけていただきます。このスープは2人前ですが、大き目のお茶碗に2杯分ずつありました。
これは豚マンです。実は小龍包も注文しましたが、写真を撮るのを忘れて食べてしまった。良くあることです。
杏仁のスープが入ったパパイヤのデザート。パパイヤの果肉をスプーンですくって、杏仁スープと一緒にいただきます。もう、最高でした。でも大きいので1つ注文して二人で分けるのがいいかも。また注文してから25分ほどまたされます。

さて腹ごしらえも住んだので、次はこのビルを出て、隣のシャングリラホテルの裏側にある、お茶の卸やサンへ。
お姉さんにお茶を入れてもらっています。試したいお茶があると、すべて試飲をさせてくれます。この問屋さんビルには何十件とお茶屋さんばかりです。

今日ゲットした物をお披露目します。
お茶の問屋街で見つけた磁器。このミドリに惚れてしまいました。1個HK$20
とっても薄い磁器に手書きの繊細な絵柄が気に入りました。1個HK$15 とっても薄い磁器に手書きの繊細な絵柄が気に入りました。1個HK$15

とっても薄い磁器に手書きの繊細な絵柄が気に入りました。1個HK$15

これは現実的に使いやすいのでゲット。セットでHK$30
手書きっぽい藍色の柄が良い。茶漉しもついています。 これは現実的に使いやすいのでゲット。セットでHK$30
手書きっぽい藍色の柄が良い。茶漉しもついています。

これは現実的に使いやすいのでゲット。セットでHK$30 手書きっぽい藍色の柄が良い。茶漉しもついています。

フレアースカート、これはとっても不思議なのですが、柄の部分の生地には継ぎ目とかがないのです。そう、円形の生地なのです。HK$80
約600gでHK$40,バラの花のお茶です。

約600gでHK$40,バラの花のお茶です。

これがとっても苦いお茶、利尿作用があります。約600gでHK$40

これがとっても苦いお茶、利尿作用があります。約600gでHK$40

手編みの網のようなバック、中の生地がゴールドで素敵です。HK$250

手編みの網のようなバック、中の生地がゴールドで素敵です。HK$250

しっかりしたジュート生地のバック。白いベルトは馬の毛で作られています。HK$200

しっかりしたジュート生地のバック。白いベルトは馬の毛で作られています。HK$200

コバルトブルーがひときわ綺麗なバッグ。HK$90

コバルトブルーがひときわ綺麗なバッグ。HK$90

手刺繍のバック、結構丈夫に作られています。HK$100

手刺繍のバック、結構丈夫に作られています。HK$100

1泊旅行などに使える大き目のバック、ポケットがいっぱいで可愛い。HK$200

1泊旅行などに使える大き目のバック、ポケットがいっぱいで可愛い。HK$200

じゃらじゃらといっぱい飾りのついたバック、これからの季節に良いかも。HK$190

じゃらじゃらといっぱい飾りのついたバック、これからの季節に良いかも。HK$190

このペンダント、某日系百貨店で1つHK$150、1個HK$25でゲット。

このペンダント、某日系百貨店で1つHK$150、1個HK$25でゲット。

さて、持ち金全部使い果たし、返るしかないと思いきや、なんとシャングリラの横にHSBCがあり人民元を入手することが出来るそうな。嬉しいやら、困るやら。誰か私たちを止めて!ってな訳で、午後12時過ぎに到着後、服のオーダーメイドからマニキュア、ペディキュア、産毛取りやら魚の目取り、しっかり中華料理もいただいて香港島にある家に着いたのは午後10時過ぎでした。しっかり遊んだし、買い物も中国としては高いけれど、長く使えそうな良い物を沢山ゲットできました。以下に私たちが行ったお店の番号をお知らせして、じゅん2たちの突撃レポートを終わります!

服のオーダー
5階、店舗番号5039、深圳龍発服装設計制作中心、Mrs. 伍 
出来上がり間で約1週間、日本への郵送もやってくれます。

美容関係

4階、店舗番号4297
マニキュアとペディキュアでHK$30、木綿糸のお姉さんはHK$50

カバン
4階、店舗番号4388のB28號
ご主人は香港人男性、商品には珍しく値札がついています。そこから頑張れば15%引き。デザインが素敵でした。

その他情報
レポーター: じゅん2  年齢: ひみつ 出身地: 大阪 滞在歴: 20年くらい 趣味: 食べること、寝ること、飲むこと コメント: 帰るに帰れないので、誰か日本に連れて帰ってください。 シリーズ名: ナビ饅頭の母、となってしまいました。  現在: ナビ饅頭の母でございます、なんちって

その他情報

レポーター: じゅん2  年齢: ひみつ 出身地: 大阪 滞在歴: 20年くらい 趣味: 食べること、寝ること、飲むこと コメント: 帰るに帰れないので、誰か日本に連れて帰ってください。 シリーズ名: ナビ饅頭の母、となってしまいました。  現在: ナビ饅頭の母でございます、なんちって

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-04-27

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