香港アート　超ビギナーガイド！

こんにちは，香港ナビです。古代は，ラスコーの壁画から人類は、絵を描いて生きてきました。芸術の存在理由を突き詰める事無く人々は，作り続けています。人間の生活に密接に関わる食に続いて、芸術＝アートも生活に欠かせないものなのです。以前の香港には、画廊と言える画廊も無く、”食の都”香港で終わってしまうかと思われましたが、２０００年以降アートマーケットが，アーティストが拡張と成長を続けています。そんなアートマーケットに一歩踏む込んでみる為に、まずは押さえておきたい香港アート・超ビギナーガイドです。

超ビギナーガイド① 藝術館・文化博物館・アートセンター

良いも悪いもやはり、藝術館へは，足を運んでおきましょう。お世辞にも展示内容も企画もい良いとは、決して言えません。しかし香港のアートレベルを見る為にも一度は、行ってみてください。それでも、敷居が高いという方は，毎週水曜日の入場料無料日を目指して行けば、損したな〜〜ッてこともないかな？しかし、しかし、香港政府も近年頑張っております。老若男女、誰でも知ってるアーティストの展覧会が企画されていますので、そんな時は、見逃さないように！


現在建設中の西九龍文化區に、M+美術館という新しい美術館が２０１７年開館予定で準備が進んでいるようです。美術館学芸員が全世界を飛び回り、現在美術品の買い付けに勤しんでいるとか。アートファンにとっては，楽しみな話題ではあります。日本人作家の作品も常設されると嬉しいですね。

文化博物館ですが、これが意外や意外、良い展覧会があったりします。常設展も香港の庶民的な文化や芸能を紹介しているのですが、なかなかの見応えです。

展示ホールは，藝術館よりも多くて常に中国水墨画など、香港ゆかりの作家の展覧会を見ることができます。日によっては，レクチャーや，古い香港映画の上映会もありますので、スケジュールを調べてから来館されてもいいですね。

以前は，ロンドンの現在アート展や，かのピカソ展も開催されました。私的には、藝術館よりも企画構成もしっかりしていて、大好きです。

お土産・ブックショップの品揃えも充実しています。香港以外のMOMAやゴッホ美術館などの美術館アイテムも取り揃えられていたりしますよ。お帰りの前に、是非立ち寄ってください。

灣仔にあるアートセンターは，小さいながら２件のギャラリースペース、劇場、映画館，ブックショップ、カフェ、アートスクールを併設しています。近年は，東京の森美術館の館長・南条史生氏による企画展が行われるなど、日本の現在アートとも密接に関わっています。若手作家の作品に興味のある方は、藝術館や文化博物館よりこちらをお薦めします。

超ビギナーガイド② ギャラリーの前に、情報をゲットしよう！

香港・マカオの６００カ所を越える文化施設などで配布されている月刊フリーアートマップです。美術館、ギャラリー、パフォーマンスプログラムまで詳しく掲載されています。ウェブサイトや連絡先も勿論ありますので、更に展覧会中のアーティストの情報を調べてからアート体験という人にも、ぴったり！

このアートマップ以外にも今は、ウェブサイトや携帯アプリで開催中の展覧会の検索が簡単！

超ビギナーガイド③　ギャラリーでの心得！

香港にあるギャラリーも、庶民的な所から超高級まで様々です。初めて訪れる人には、どちらも敷居が高いものです。どんなギャラリーでも、必ず心がけていた方が良い事があります。勿論作品を購入するつもりで行くのであれば、ギャラリースタッフと連絡を事前にアポイントがあるべきですが、ただ鑑賞を目的とする時は、次の５つのポイントを心に留めておいてください。

超ビギナーガイド！④　庶民的エリア！

ハリウッドロード

超ビギナーガイド⑤　月曜日はお休み！

香港、日本ともにギャラリーは、日・月曜日お休みが多いです。
やっぱりギャラリーの人に声をかけられたらどうしょう・・・と、まだまだ中には入りにくいという人は、このギャラリーのお休みを利用して、ショーウィンドウーの作品を思う存分、楽しんでみるのもいいですね。

この日も、月曜日でしたが、こんなにたくさんのアートを見る事が出来ました。ラッキー！