10月17日、警官によって強制的にバリケードが撤去されたモンコク。
一時はチラシだらけだった中央分離帯も、心なしかすっきり。
しかし撤去されたすぐ後に、再びバリケードがあちこちに築かれました。
バス停まで勝手にバリケードとして使われてしまっています。そしてその下に見えるのは…
催涙弾を防いだと言われる傘の数々。つい先日の暴動でも警察に対抗する道具として傘が使われましたが、おそらくその残骸かと思われます。このおびただしい数の壊れた傘を見るだけでも暴動のすごさがうかがえます。
これはゴミの山ではなく、立派なバリケード。あるものは何でも使っているって感じです。
先週よりも路上に張られたテントの数も増えているような…
とはいえ、一部道路は既に開通しており、交通整理されつつも、少しずつ占領されているエリアは小さくなっているようです。
この鉄柵の向こうは、かつて本部らしきテントが張られたいた場所です。そのテントはきれいに撤去されています。しかしその代わりに…
おびただしい数の警官たち。デモ隊が中に入らないように厳しく監視。
デモも3週間目に入りました。21日には改めて政府との対談の場が持たれることで、一応何かしらの進捗がみられるのでは?と思われています。
このデモは香港の経済にも強く影響しており、早急な解決が望まれています。
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記事登録日:2014-10-20