香港の滞在には欠かせない電子マネーのオクトパスですが、さらにアップグレードされた第二代のオクトパスが登場。ただし以前のオクトパスも引き続き使用できます。
新しいカードへの切り替えは希望者のみで、基本的に専用機での交換になります。料金は無料。
第2代オクトパスと初代オクトパスの違いはNFCに対応していること。これによりスマートフォンのアプリで使用履歴の確認、ネット決済などが可能になります。それ以外についてはほとんど従来のカードと変わりはなく、また初代オクトパスは引き続き使用できるので、特に新機能が必要な人以外は交換する必要はありません。
初代オクトパスはロゴ部分に赤とオレンジのマークがデザインされており、また刻印されているシリアル番号は数字8ケタ。新しいオクトパスは末尾にカッコ付きの数字がついています。
なお交換は無料ですが、基本的に専用機による操作が必要です。現在、この専用機が設置されているのは炮台山、奥運、太子、将軍澳、柯士甸、深水埗など10駅のみですが、年末までには28駅に設置される予定です。
ただし、、すべてのサービスが移行されるにはまだ時間がかかるようで、マンションのゲート進入データなどは問題ありませんが、一部の会員情報やバスの「全日票」などは現在のところ対応できていないため、交換を希望する人は事前にホームページなどで確認してください。
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記事登録日:2015-08-13