暑いからってクーラーの効いた室内に閉じこもっていたらもったいない!レッツ・エンジョイ・サマ~!
ネイホウ!香港ナビです。
1日の返還記念日から始まる7月の香港は夏真っ盛り!連日うだるような暑さでついつい外に出るのも億劫になりがちですが、そんなもったいないことは言っていられません。なぜかって?それは、夏ならではの楽しく、そして盛り上がるイベントがたくさん待っているからです。おまけに7月は香港を上げての大セールの真っ最中。憧れの高級ブランド、気になるあのショップ、どこもかしこも信じられないような値段で買うことができる絶好のチャンスでもあります!
8月に夏休みを取る人も多いと思いますが、ここは少し予定を切り上げて7月の香港に遊びに来てみませんか?いつも以上に香港を満喫できることと思います。
それでは早速、7月の香港をご紹介することにしましょう。
●祝祭日
7月1日(金) 香港特別行政区成立記念日香港がイギリスから中国に返還された日です。朝には湾仔にある香港コンベンション&エキシビジョンセンター前の返還記念碑において区旗掲揚の儀式が行なわれます。また中国中央政府の香港に対する統治政策に反発する香港人による抗議活動が行なわれることがあるので、それに伴う交通規制などの情報に注意してください。
●伝統行事
■関帝誕期日:7月27日(木)
場所:文武廟など関帝は、紀元前202年~220年に栄えた漢の時代の武将である関羽のことです。後に戦いの神として神聖化され、忠誠と高潔の象徴でもあります。毎年この日が近づくと、香港島の文武廟をはじめとして多くの寺院にある関帝像の前では消えることのない明かりが灯されて、関帝誕のときは、街中で華やかな儀式が行なわれます。
●お天気、服装
例年であれば、7月前半はまだ雨期の影響が残っていることが多く、天気もぐずつき気味。雨の日も多いかもしれませんが、日を追うごとに夏の天気になっていきます。また夏でもあっても朝晩は気温が低めのことが多い日本と異なり、香港は1日の気温差が小さいため、朝から30度近くになることもしばしば。外出の際は、こまめな水分補給を忘れずに。また汗を拭くタオル、日焼け止めなどもお忘れなく。
とはいえ、室内や乗り物内はクーラーがガンガンに効いていることが多いので、寒がりの人はショールや薄手のカーディガンなどを用意しておくといいでしょう。
もうひとつ忘れてはいけないのが台風と大雨です。
台風警報はT1、T3、T8など、また大雨は黄色、赤、黒で表示されます。もしT8や赤や黒の雨マークがが発令された場合は、オフィスやお店がクローズしたり、交通機関が一部ストップすることも。これらのマークが出た場合は、安全のためにも外出は控えて室内で過ごしてください。
また毎日のように雷雨があるので、傘はできるだけ持ち歩くようにし、濡れてもいい靴を用意しておくと安心です。ちなみに香港人は、天気の悪い日は最初から濡れる覚悟でサンダルを履いている人も多いですよ。
■7月の月間平均気温と平均雨量、平均湿度
最低 26.8℃
最高 31.4℃
雨量 376.5 mm
湿度 81%
■参考:東京の7月の月間平均気温と平均雨量、平均湿度
最低 24.2℃
最高 31.4℃
雨量 115.5mm
湿度 73%
●主なイベント
■ワンピース・サマーカーニバル
期日:7月8日(金)~8月7日(日)
時間:14:00(土日11:00)~22:00
場所:中環ハーバーフロントイベントスペース
料金:入場料$50(12歳以下は無料) ※アトラクションは別料金。アトラクションがセットになったお得なチケットもあり。
香港でも大人気の「ワンピース」。そのワンピースをテーマにした遊園地がセントラルのハーバーフロントに登場します。会場には約20のワクワクするようなアトラクションに加え、飲食スペース、そしてここでしか買えない限定グッズを含めたキャラクターショップなどが勢揃い。子供から大人まで楽しめるこのイベント、夏休みの思い出作りにぜひどうぞ!
■ゆずアジアツアー2016「SummerNATSUIRO」
期日:7月12日(火)
時間:19:00~
場所:九龍灣國際展貿中心 Music Zone
料金:$780 / $580 (オールスタンディング)
来年デビュー20周年を迎える人気デュオ・ゆず初のアジアツアー。7月9日のシンガポール公演を皮切りに、香港、台湾で開催、その後は大阪・Zepp Namba、東京・豊洲PITで国内ライブも行われます。ツアータイトルにもなっている“NATSUIRO=夏色”は彼らのデビュー曲であり、代表曲。今回のライブは海外のファンに向けた自己紹介のような内容になる予定です。
■茘園Super Summer2016
期日:7月15日(金)~8月7日(日)
時間:10:00(月~木11:00)~20:00
場所:アジア国際EXPO
料金:月~木$140/金~日$180(いずれもトークン10枚付)
※高齢者、時間などにより異なる。詳細はホームページをご覧ください。
1997年に惜しまれつつ閉園した、超地元密着型遊園地「茘園」。昨年の夏、期間限定で復活しましたが、好評につき場所を新たに今年も登場します。かつて併設されていた動物園の人気ものだったゾウを機械で再現した「天奴」など一部のアトラクションは前回そのままに、新しくお目見えする楽しい乗り物や遊戯施設もたくさん。特に香港発のキャラクター「フライング・ソフィー」やご存知「妖怪ウォッチ」をテーマにしたアトラクションはお見逃しなく!
■香港ブックフェア2016
期日:7月20日(水)~26日(火)
時間:10:00(26日9:00)~22:00(26日17:00)
※22~23日は23:00(1階は24:00)
場所:香港コンベンション&エキシビジョンセンター
料金:大人$25/子供$10 ※午前中入場の場合は$10。
たかがブックフェアと侮ることなかれ。毎年徹夜組、早朝組が出るほど大盛況な恒例のブックフェアです。広い会場にはさまざまなジャンル、言語の本が勢揃い、特にアニメや漫画、写真集などが人気。また近年では日本からの参加ブースもあり、日本の文化が好きな多くの香港人たちから好評を得ています。そのほか、文房具や本にまつわる雑貨・グッズのほかイベント、講演会なども開催。
■香港動漫電玩節 2016 Ani-Com & Games Hong Kong
期日:7月29日(金)~8月2日(火)
時間:10:00~21:00(8月2日~20:00)
場所:香港コンベンション&エキシビジョンセンター
料金:未定※詳細はホームページでご確認ください。
アニメのコスプレや漫画の同人誌が盛んなのは、何も日本だけではありません。香港では日本の漫画が大人気、そしてその影響を受けて、日本に負けず劣らずの大規模なコミケが開催されています。今回のこのイベントでも同人誌、ガンプラ、おもちゃ、アプリなどアニメに関係するブースがたくさん設置されるほか、自慢の衣装に身を包んだパフォーマーたちのイベントなども繰り広げられる予定です。香港のアニメファンがいかに熱狂的か、その目で確かめてみるのもおもしろいかもしれません
いかがでしたか?
暑い夏が始まる7月ですが、そんな暑さを吹き飛ばすような楽しいイベントが盛りだくさん。それでも暑いのはやっぱり苦手・・・という人は、香港の公共プールに足を運んでみてはいかがですか?旅行者でも利用できる上に料金も超お手頃、早朝から夜遅くまでオープンしているのも魅力。ただし、公共プールは完全入替制になっています。利用する際は、事前に時間を調べておいてくださいね。
以上、香港ナビがお伝えしました。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-06-23