12月の香港は、1年の最後を締めくくるにふさわしい、賑やかなイベントが盛りだくさんです!
ネイホウ!香港ナビです。
2016年も最後の月となりました。よいことも、悪いこともいろいろあった1年でしょうが、やはり締めくくりはハッピー&賑やかに過ごしたいものですよね。
12月の香港は気分を盛り上げるのにぴったりな月。何といっても、アジアでは最大級と言える(?)大規模なクリスマスイベントがてんこ盛りなんですから!高層ビルを彩るイルミネーションの数々、街のあちこちに飾られた豪華なクリスマスデコレーション、随所で開催される楽しいイベント、そしてショッピングラバーには欠かせないセールの数々…など、これでもか!というほどに楽しみが凝縮されています。
そんな最高に賑やかな12月の香港を一挙にご紹介します。
●祝祭日
12月25日(日) クリスマス
12月26日(月) ボクシングデー
12月27日(火) クリスマス振替
言わずと知れた、キリスト降誕を記念する日です。ほかの国々同様、香港でもクリスマスは賑やかにお祝いします。ショッピングモールやメインストリートなどはクリスマスのデコレーションで飾られ、またビクトリア湾に面したビルの壁一面にも電飾が施されます。この時期は湿気も少なく、空気の澄んだ日も多いので一年でもっとも過ごしやすい時期とも言えます。
●伝統行事
■冬至
期日:12月21日(水)
1年でいちばん夜の長い日です。また香港人にとっては家族と一緒に食事をする、1年の締めくくりとして大切な日でもあるため、早めに仕事が終わる会社も多いようです。そのためレストランは非常に混雑するので、お目当てのレストランがある人は早めに予約をしておくほうがいいでしょう。またこの日は、もち米で作った団子の入った甘いスープの湯圓を食べる習慣もあります。
●お天気、服装
日本では厚手のコートが手放せないこの時期ですが、香港の真冬はまだまだ先。12月でも日中は半袖で過ごせる日もあります。湿度も低めで晴れの日が比較的多いので快適そのもの。先月に引き続き街歩きや夜景鑑賞などに適した気候といえるでしょう。とはいえ、この時期は季節風の影響で風の強い日や、朝晩が急激に冷え込むこともあります。特に海沿いや山沿い、ビクトリアピークなどの高い場所などは涼しさを通り越して寒いこともあるので油断は禁物。いくら昼間は汗ばむような天気でも長袖やジャケットは手放せません。クリスマスイルミネーション見物などで夜遅くまで外出する場合は、上に羽織るものを忘れずに持って出かけてください。
もうひとつ忘れてはいけないのは、12月であっても建物や乗り物の中では冷房が効いていること。また香港のホテルの空調は基本的に暖房はないため、室内にいても寒く感じることがあります。ヒーターの貸し出しをしているホテルは限られているので、寒がりの人はあらかじめ追加の毛布をお願いするなり、厚手の部屋着を持って行くようにしてください。
■12月の月間平均気温と総雨量、平均湿度
最低 15.9°C
最高 20.2°C
雨量 26.8 mm
湿度 69%
<参考: 東京の12月の月間平均気温と総雨量、平均湿度>
最低 3.5°C
最高 11.9°C
雨量 51mm
湿度 57%
●テーマパークのクリスマス特別イベント
【ディズニー・スパークリング・クリスマス】 期間:~2017年1月2日(月) 場所:香港ディズニーランド 料金:$539 / 子供(3~11歲) $385 / シニア(65歲以上) $100 ※詳細はホームページでご確認ください
パーク中がキラキラ光る夢の世界に大変身!お馴染みのキャラクターたちがクリスマスのコスチュームに身を包み、イベントをさらに盛り上げてくれます。このほかにも巨大クリスマス・ツリー、特別メニュー、そして期間限定グッズなど、ディズニーファンでなくても思いっきり楽しめちゃうこと間違いなし!
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【オーシャンパーク・聖誕全城HO HO HO】 期間:~2017年1月2日(月) 場所:オーシャンパーク 料金:$385 / 子供(3~11歲) $193 ※詳細はホームページでご確認ください。
今年の目玉は世界的著名マジシャンによるマジックショー「超時空魔幻匯演」。LEDスクリーンをバックに、びっくりするようなマジックが繰り広げられます。そのほか、サンタクロースツリーハウス、ペンギンたちと一緒になって祝うクリスマスなど、まさにオーシャンパークらしいイベントが満載です。
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●主なイベント
■香港ウインターフェスタ2016
期日:~2017年1月1日(日)
場所:セントラル・スタチュースクエア、香港文化中心前など主要な観光施設やテーマパーク、ショッピングセンターでは趣向を凝らしたデコレーションが飾られるほか、セントラルのスタチュースクエア(中環皇后像廣場)には巨大クリスマスツリーが登場します。さらに街をあげてのクリスマス・セール、レストランでの特別メニューなど、1年のうちでももっとも香港が大きな盛り上がりをみせるこのイベントは、大晦日に打ち上げられる花火と共に幕を閉じます。
なお、香港ディズニーランドやオーシャンパークのクリスマスイベント、パルス3Dライトショー、カウントダウン花火なども、このウィンターフェスタのプログラムのひとつです。
■:香港パルス3Dライトショー
期間:~12月28日(水)
時間:20:20、20:45、21:15、21:45 ※各回8分間
場所:香港文化中心
料金:無料香港政府観光局主催の各イベントに合わせて開催されるエンターテイメントショーで、今回は12月から開催される「ウィンター・フェスタ」がテーマ。香港文化中心や時計台に映し出されるプロジェクションマッピングが、魅惑的な映像と音に世界に夜に導いてくれます。期間中は1日4回上映されますが、最初の回はシンフォニー・オブ・ライツの終了直後なので、続けて鑑賞したい人は、香港文化中心の近くに場所を取っておくと便利です。ゆっくり見たい場合は、後半の回がおすすめ。
■香港バレエ団『くるみ割り人形』
期日:12月16日(金)~25日(日)
時間:19:30~(土日は14:30~もあり)
場所:香港文化中心
料金:$1,000 / $680 / $480 / $320 / $180ご存知、チャイコスフキーの3大バレエのひとつであり、クリスマス時期の定番中の定番的演目。耳になじみのある音楽とスリリングでファンタスティックな内容に加え、目を見張るような豪華な舞台装置と衣装で、子供から大人まで楽しめる作品になっています。
■グレート・ヨーロピアン・カーニバル(欧陸嘉年華)
期日:12月16日(金)~2017年2月12日(日)
場所:ニューセントラル・ハーバーフロント(中環スターフェリー埠頭近く)
時間:11:00~23:00
料金:$35 ※トークン込みのセット料金あり。
香港の新たな冬の恒例イベントとなりつつある「グレート・ヨーロピアン・カーニバル」が今年も開催されます。広い敷地内には小さい子供や家族揃って楽しめる乗り物から絶叫マシーンなどの乗り物のほか、ぬいぐるみなどがゲットできる各種ゲーム屋台、イベント、世界の味が楽しめるフードコートなどもあります。今回は特にフォトスポットにも力を入れており、海賊、野生動物、3D立体アート、ヨーロッパの風景などと一緒に写真撮影が楽しめるなど、さらにスケールアップ。観光ついでに楽しんでみてはいかがですか?
■第14回香港フードフェスティバル(香港冬日美食節 第14屆)
期間:12月24日(土)~28日(水)
時間:10:00~21:00(28日~19:00)
場所: 香港コンベンション&エキシビジョンセンター
料金:$20世界各地の味が楽しめるクリスマス恒例の食の祭典です!毎年何百、何千もの食に関する企業が一堂に会し、自慢の味を提供します。気に入ったものがあれば買うこともでき、ブースによっては試食もOK。香港にいながらにして、世界一周グルメ旅行も可能?!恒例の1ドル均一をはじめ、会場内で行なわれるさまざまなイベントも要注目。
■YOSHIKI "Classical Special with Orchestra" ワールドツアー
期間:12月29日(木)
時間:20:00~
場所:アジア・ワールドエキスポ
料金:$1280 / $880 / $5801989年にX JAPANのドラマー、ピアニストとしてデビューしたYOSHIKI。このツアーは「Forever Love」や「紅」など、X JAPANの名曲をクラシック調にアレンジしたアルバム「YOSHIKI CLASSICAL」の収録曲をベースに、47人編成のオーケストラと共に行なわれる大掛かりなコンサートです。 新曲のほかにも彼のソロプロジェクト曲、さらに加えて ベートーベン、ショパン、チャイコフスキー等のクラシックの曲も演奏されます。過去のワールドツアーでは、その国で親しまれている曲がプログラムに組み込まれていましたが、果たして香港公演ではどんな曲が演奏されるのか今から楽しみです。
■ニューイヤー・カウントダウン
期間:12月31日(土)
場所:ビクトリア湾、タイムズスクエア、ランカイフォン、大型ショッピングセンターなど
料金:無料カウントダウンのイベントは、ショッピングセンターやホテル、レストラン、バーなどさまざまな場所で開催されますが、最大の目玉は12時を迎えたのと同時に打ち上げられる盛大な打ち上げ花火!まさに新しい1年の幕開けにふさわしいイベントです。会場はビクトリア湾ですが、例年であればワンチャイのコンベンションセンターにカウントダウンが表示されるので、九龍サイドから見るのがおすすめです。なお花火の様子はテレビ(TVB)でも生中継されます。
いかがでしたか?
日本ではクリスマスが終わると、そのすぐ1週間後にはお正月がやってくるのでなんだか慌しい感じがしますよね。でも香港は旧暦で正月をお祝いするので、年が明けてしばらくの間はクリスマスのデコレーションやイルミネーションがそのまま残り、クリスマス気分を引きずることができるんです。でもその反面でかなり違和感を感じますけどねwww。そのせいかどうかはわかりませんが、近年では「メリークリスマス」の代わりに、新年でも引き続き使える「季節のご挨拶(Seasons Greeting)」という言葉を多く見かけるような気がします。ナビ的には、やっぱり「クリスマス」という文字を見るほうが気分が高まりますが…。
それでは皆さんも楽しい12月、そしてクリスマスをお過ごしください。以上、香港ナビがお伝えしました。
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記事登録日:2016-11-24