90年におよぶ広東陶磁器の歴史を展示@タイムズスクエア

1928年創業、香港に唯一残る広東磁器の製造工房『粤東磁廠』。タイムズスクエアで記念展が開かれています。色彩豊かな陶磁器を見てきました!

展示があるのは、銅鑼湾(コーズウェイベイ)のタイムズスクエア前。地上の広場に大きな展示場が設置されています。この中で香港で90年の歴史を誇る手書きの陶磁器工房 『粤東磁廠』 の素晴らしい歴史が展示されています。

期間は1月21日まで・開館時間は 10:00-22:00。誰でも自由に無料で出入りができます。
『粤東磁廠』の工房まで行ってみたいという方は、まずはこのタイムズスクエアの展示を見てくださいね!


展示場の外観は淡いグリーンに陶磁器がプリントされています。陶磁器に興味がない人も、この美しさに魅了されて足を止めて写真を撮っていました。 展示場の外観は淡いグリーンに陶磁器がプリントされています。陶磁器に興味がない人も、この美しさに魅了されて足を止めて写真を撮っていました。

展示場の外観は淡いグリーンに陶磁器がプリントされています。陶磁器に興味がない人も、この美しさに魅了されて足を止めて写真を撮っていました。


館内には無料で出入りができます。展示スペース、工房での絵付けの様子などを見ることが出来るビデオスペースに分かれています。ぜひ、時間をとってじっくりみてください。 館内には無料で出入りができます。展示スペース、工房での絵付けの様子などを見ることが出来るビデオスペースに分かれています。ぜひ、時間をとってじっくりみてください。

館内には無料で出入りができます。展示スペース、工房での絵付けの様子などを見ることが出来るビデオスペースに分かれています。ぜひ、時間をとってじっくりみてください。


館内では代表される作品が年代や説明と共に展示されています。
九龍湾の工房でもこれらの作品に触れることはできますが、余りの量の多さと陳列に、ゆっくり眺めるのは至難の業のはず。ですから、この機会を見逃さないでくださいね!

それでは展示されている作品の一部をご覧ください。
現在では70歳をゆうに超える熟練した絵付師たちが作り上げてきた手書きの陶磁器です。イギリス統治時代の王室関係のものなど、陶磁器を通して多くの歴史や文化の移り代わりに触れることができます。

館内には説明パネルの展示もあります。

館内には説明パネルの展示もあります。

1980年の作品。美しい蓮の形の器に、数多くの花が描かれています。

1980年の作品。美しい蓮の形の器に、数多くの花が描かれています。

1960-80年代の作品。鶏の柄はいつの時代でも人気ですね。

1960-80年代の作品。鶏の柄はいつの時代でも人気ですね。

お皿の淵に、通貨が描かれています。

お皿の淵に、通貨が描かれています。

昔の暮らしを描いたものでしょうか。多数の色が美しいですね。

昔の暮らしを描いたものでしょうか。多数の色が美しいですね。

こちらも1960-80年代のもの。

こちらも1960-80年代のもの。

清朝時代を描いた柄。

清朝時代を描いた柄。

福がやってくるに違いないと思えます。

福がやってくるに違いないと思えます。

素晴らしいレンゲの数々。

素晴らしいレンゲの数々。

歴史が好きな方も楽しめるのではないでしょうか。

歴史が好きな方も楽しめるのではないでしょうか。

この辺りはただ、ただ、見惚れてしまうばかり。

この辺りはただ、ただ、見惚れてしまうばかり。

これらを作り出す熟練絵付師の作業の様子を、館内のビデオでご覧ください!

これらを作り出す熟練絵付師の作業の様子を、館内のビデオでご覧ください!


 数少なくなってきた香港製造の色彩豊かな陶磁器を守り抜く 『粤東磁廠』 。ぜひ、応援したいですね。
工房については以前にナビでも特集しています。特集記事は下のリンクからご覧ください。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-01-17

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