Let's クッキング! 自宅で香港の家庭料理を再現してみよう!

香港式・蒸しハンバーグ『梅菜蒸肉餅』。人気の香港の味を自宅で再現。
おうち時間が少しでも楽しくなりますように・・・。

手前のご飯の上に乗っているのが、梅菜蒸肉餅。

手前のご飯の上に乗っているのが、梅菜蒸肉餅。


こんにちは、香港ナビです!外出自粛が続くなか、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

日本にいる香港好きの皆さんは香港が恋しくてたまらなくなり、香港にいる日本人は行動制限でストレスが溜まっている事と思います。

そんな方のために!自宅で再現できそうな ”簡単な" 香港家庭料理を習ってきましたので、皆様に伝授をしたいと思います。香港に来ることができない日本人の皆さんは、あるものを代用しながら作ってみてくださいね。また香港在住の日本人の皆さんは、この機会に香港料理を習得してレパートリーの幅を増やしちゃいましょう♪

因みに、ナビは普段外食ばかり。料理は食べる専門で、台所には殆ど立ちません(笑)。
今日ご紹介するのは、料理好きとはいえないナビでも作れた家庭料理なのでご安心ください。ただ教えてくれた香港の友人は、分量は全て「目安」とか「お好きなだけ」、という大雑把な人です。きっちり料理をしたい方には情報不足かもしれませんが、あらかじめご了承ください。

それでは、今日のお題は「梅菜蒸肉餅」。いわゆる香港式の蒸しハンバーグです。
レッツ・クッキング!

梅菜を準備しよう!


香港料理でよく目にしたり耳にする梅菜(ムイチョイ)。この梅菜使われている料理で日本人にも名が知れているのは梅干扣肉だと思います。梅干扣肉はいわゆる香港版の豚の角煮。日本人の口に合う、ご飯が進む一品です。

これらの料理に使われる梅菜(ムイチョイ)とは、芥子菜を乾燥させ塩で揉んだあとに発酵させたもの、だそう。街市の漬物コーナーへ行けば、高いものから安いものまで、写真のように山積みになって売られています。味は甘のものと 塩がきついものに分かれており、自分の好みやだいたいの値段を言えばお店の人が選んでくれます。お店の人との会話が難しいと思う場合は、パックになったものも売られていますからそれを買うとよいでしょう。

日本だと梅菜は中華食材店で手に入ると思いますが、見つからない場合は高菜漬けや野沢菜漬けなどでも代用できそうですね。蒸しハンバーグ自体は梅菜がなくても作れますが、あったほうが歯ごたえや味のアクセントとなり、より香港で食べる味に近くなると思います。

それではレッツ・クッキング!


料理の手順を写真でご紹介していきましょう。本当に・・・簡単です。そして分量なども適当です。すみません。でもそれが香港家庭風なのよ、家庭によって違うのよ、と友達は言っておりました。(笑)

①梅菜の下準備をしましょう
ナビ的にはこの作業にいちばん時間を取りました。何が・・・って、梅菜を切るのが面倒くさい! 
切り難いうえ、細かく切るのがこれまた面倒で、時間がかかります。しかしここで細かく切っておこないと、蒸しあがったハンバーグが梅菜ばかりがゴロゴロと主張するものになってしまいますので、細かく刻むことが大切なのだそう。
まず梅菜を洗います。水が濁らなくなるまで、しっかり洗いましょう。洗った後は10分ほど水に浸け、塩分を抜きます。(ナビは塩分控えめにしたいので、甘めの梅菜を買い、10分ほど水に浸けました。買ってきた梅菜の塩分によって、浸ける時間を調整してください) まず梅菜を洗います。水が濁らなくなるまで、しっかり洗いましょう。洗った後は10分ほど水に浸け、塩分を抜きます。(ナビは塩分控えめにしたいので、甘めの梅菜を買い、10分ほど水に浸けました。買ってきた梅菜の塩分によって、浸ける時間を調整してください) まず梅菜を洗います。水が濁らなくなるまで、しっかり洗いましょう。洗った後は10分ほど水に浸け、塩分を抜きます。(ナビは塩分控えめにしたいので、甘めの梅菜を買い、10分ほど水に浸けました。買ってきた梅菜の塩分によって、浸ける時間を調整してください)

まず梅菜を洗います。水が濁らなくなるまで、しっかり洗いましょう。洗った後は10分ほど水に浸け、塩分を抜きます。(ナビは塩分控えめにしたいので、甘めの梅菜を買い、10分ほど水に浸けました。買ってきた梅菜の塩分によって、浸ける時間を調整してください)

お水から梅菜をあげた後、少し口に入れて塩分チェックをしてみましょう。塩気が多すぎる場合は、もう少し水に浸けて塩分を抜きます。 お水から梅菜をあげた後、少し口に入れて塩分チェックをしてみましょう。塩気が多すぎる場合は、もう少し水に浸けて塩分を抜きます。

お水から梅菜をあげた後、少し口に入れて塩分チェックをしてみましょう。塩気が多すぎる場合は、もう少し水に浸けて塩分を抜きます。

水から揚げたあとは梅菜を刻んでゆきます。葉に近い部分は大きめでも構いませんが、茎や根に近い部分は小さめに丁寧に刻みましょう。写真の大きさを参考にしてくださいね。 水から揚げたあとは梅菜を刻んでゆきます。葉に近い部分は大きめでも構いませんが、茎や根に近い部分は小さめに丁寧に刻みましょう。写真の大きさを参考にしてくださいね。

水から揚げたあとは梅菜を刻んでゆきます。葉に近い部分は大きめでも構いませんが、茎や根に近い部分は小さめに丁寧に刻みましょう。写真の大きさを参考にしてくださいね。



さあ、刻み終わりました。結構な量になりました。刻むだけで15分くらいかかってしまいました。
きり終わったものをもう一度見て、大きめのものがあれば小さく刻みなおして全体を整えましょう。

②蒸す前の形作りをします
ひき肉と梅菜を混ぜ合わせていきます。友人曰く、椎茸があればここで足せば美味しいものが出来上がるとのこと(ナビたちは椎茸抜きでやっています)。

ここで混ぜ合わせるものを変えていくことで、香港のローカル食堂・茶餐廳のような種類豊富なメニューが出来上がりそうだと気づきました。夢が広がりますね・・・。

※準備した調味料: コーンスターチ、胡椒、みりん、醤油、お酒
左の写真はナビが買ったひき肉。梅菜とあわせて、ひたすら練ります。うまく混ざりあうまで、こねていきましょう。ちなみにこの時に入れた調味料は、コーンスターチ3スプーンほど、胡椒、みりんボウルに1回しほど、醤油ボウルに2回しほど、お酒少々。ねっとりした感じの仕上がりが嫌いであれば、水を足してください。 左の写真はナビが買ったひき肉。梅菜とあわせて、ひたすら練ります。うまく混ざりあうまで、こねていきましょう。ちなみにこの時に入れた調味料は、コーンスターチ3スプーンほど、胡椒、みりんボウルに1回しほど、醤油ボウルに2回しほど、お酒少々。ねっとりした感じの仕上がりが嫌いであれば、水を足してください。 左の写真はナビが買ったひき肉。梅菜とあわせて、ひたすら練ります。うまく混ざりあうまで、こねていきましょう。ちなみにこの時に入れた調味料は、コーンスターチ3スプーンほど、胡椒、みりんボウルに1回しほど、醤油ボウルに2回しほど、お酒少々。ねっとりした感じの仕上がりが嫌いであれば、水を足してください。

左の写真はナビが買ったひき肉。梅菜とあわせて、ひたすら練ります。うまく混ざりあうまで、こねていきましょう。ちなみにこの時に入れた調味料は、コーンスターチ3スプーンほど、胡椒、みりんボウルに1回しほど、醤油ボウルに2回しほど、お酒少々。ねっとりした感じの仕上がりが嫌いであれば、水を足してください。


③最後の仕上げです!
蒸している間に美味しい肉汁が出てくるはずです。肉汁が溢れ出てしまわないように、汁を溜める溝を作っておくのがポイントです。
練りあがったものを蒸し皿に入れて形を作っていきます。

練りあがったものを蒸し皿に入れて形を作っていきます。

お皿と肉の境目に溝をつくっておきましょう。こうしておくと、肉汁がこぼれません。因みに上に載せているは鹹蛋と言われる塩漬け卵。ナビの大好物なので友達が載せてくれました。

お皿と肉の境目に溝をつくっておきましょう。こうしておくと、肉汁がこぼれません。因みに上に載せているは鹹蛋と言われる塩漬け卵。ナビの大好物なので友達が載せてくれました。

これで蒸せば、お料理のできあがりです。

これで蒸せば、お料理のできあがりです。


蒸し時間はだいたい30分ほど。盛り付けた肉の厚みや大きさ・火力で必要な時間は変わりますので、中の様子をみながら調整してくださいね。蒸しあがったら10分ほど、蓋をしたまま蒸らしてください。
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30分程度蒸してください。いい香りが漂ってくるはずです。蓋を開けるときはワクワクしますね!

30分程度蒸してください。いい香りが漂ってくるはずです。蓋を開けるときはワクワクしますね!



さあ、出来上がりましたよ!お皿の内側に溢れ出ている肉汁、見えますか?
梅菜の塩味が利いているこの料理はご飯にとっても合うので、アツアツのご飯を用意して、ご飯に載せて食べてくださいね。茶餐廳で食べても美味しいけれど、自分で作るものはもっと美味しいはずです。

もし塩気が足りないと思う場合、次回の梅菜は塩味が多いものに変えたり、水に浸ける時間で調整をしてみたり、醤油などの調味料を増やしてみてください。色々試しながら、おうち時間を自分なりの香港スタイルに変えて楽しんでくださいね!

以前ご紹介した超簡単・家庭料理(野菜炒め・スープ)はコチラです

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-04-15

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