≪中止≫ 【香港発着】深圳市内観光と中国民俗文化村ナイトファンタジーショー【市内ホテルお送り付き】

Shenzhen Night Fantasy≪中止≫ ML3

閉店・移転、情報の修正などの報告

久保夫妻の深圳ナイトファンタジー体験レポート

国境を越え、深圳ツアーを体験してきました!!
※2010年7月21日より、屋外ステージ改装工事につきナイトショーは、室内のステージで行なわれますので、ご了承ください。(改装工事終了日程は未定)

香港ナビを御覧いただいています、皆様こんにちは。今回は、香港のお隣、中国深圳の日帰りバスツアーに参加しました。久保夫妻の初体験レポートを紹介いたします。

香港在住の日本人の皆様も意外と長期に香港滞在しているのに身近なツアーには以外に参加してないのかも? 香港に来てから約二年が経ちますが、ツアーに参加したのは始めての体験で、そういう意味からしますと日本より香港へ旅行にきました方たちとなんらかわらないようです。(参加者の中には香港在住20年以上の人で初参加の方もいました)
さて、今回の日帰りバスツアーは、二つの旅行会社の共同ツアーで参加者の各ホテル(3~4のホテル)を周回してバスに乗車してもらい最終ホテル(今回は日航ホテル)から深センへ。

香港 カオルーンホテル前にて(出発まえ)。少し緊張しまして、出発前にお互いにトイレへ3~4回いきました。(そんなにデリケートには見えないなーあ)
今回のツアーバスです。47名乗りで、室内も広く座席シートも柔らかく乗り心地は良かった感じです。
「さーあ」出発です。
天気:くもり
気温:17~20℃
出発時間:13:25

ルート:香港→香港通関(出国)→中国通関(入国)皇崗→深?市内

帰りはこの逆周りです。
車内に乗って「びっくり」 47名乗りで参加者は12名でした。帰りにマカオから深圳のツアー客を12名乗せるそうです。参加した日は、中国は旧正月で休み期間中でした。日本も正月が過ぎて一休みの時期だったのでしょうか? この時期に香港へ来ますと、逆にゆったりと旅行が楽しめるのかもしれません。(ちょっと寂しい気もいたしましたが) そうそう、あと6名くらい参加予定でしたが、前日マカオのギャンブルで熱くなり徹夜でギャンブルしたそうで、俗に言います「ドタキャン」とのことです。
この方が今回のバスツアーのガイドさん「李(リー)」さんです。李さんよりツアーの内容説明がありました。香港→深圳入国のバスでの通関は24時間(オールナイト)とか電車は(深夜12時でスットプ)香港と深センの物価の違い(深圳が1/2~1/5安い)とか今回の博物館と民族村の概略説明です。
李さんは通関用の入出国カードや健康カードを事前に記入しておいてくれました 。これは、初めて海外を体験する方にはうれしいことです。
高速道路にて一路深圳へ。海を渡る橋よりの香港ならではの風景です。(素晴らしー)

高速道路にて一路深圳へ。海を渡る橋よりの香港ならではの風景です。(素晴らしー)

香港入国管理局(通関)へ到着。香港を出発して約30分でした。

香港入国管理局(通関)へ到着。香港を出発して約30分でした。

香港通関から中国通関へ(約5分)。この日はすいていましたが、もしバスが混むとこの間だけでも20~30分かかることも。これは中国入管の出口風景です。無事全員通関を通り深圳へ。
(左)ちょと遅くなりました、バスの運転手さんです。お名前は、えーと、えーと、聞き忘れてしまいました。

(右)深圳側のガイドさん 韓さんです。韓さんよりツアーの内容説明がありました。韓さんは中国黒龍江省の出身です。深圳にきて15年が経ちます。15年経ちますがその間一度も香港へは訪問したことがありません。理由は香港への特別通行証(パスポートのようなもの)が、期限が半年間で15,000元(円約22万)も費用がかかるからだそうです(韓さんは黒龍江省の籍)。中国の工場で働く普通の人が1ヶ月約800元(円12,000)として約18ヶ月分の給与に相当します(深圳籍の人は1万元だそうです)。まだまだお金持ちしか香港というより海外へは簡単にいけないのですねー。日本の皆様は何処にでも自由に行けて、うらやましい限りです。
香港と深圳のいわば国境にあたる深圳川です。深圳の町は約25年前は人口3~4万人の小さな農業の町でした(ライチ畑が有名)。25年を経た現在は流動人口をいれて1,200万人と推測されています。1970年代に当時の首相 ?ケ 小平さんが経済改革路線の口火として、この深圳に経済特別区を作ることが始りで、たくさんの内陸の人たちが深圳に仕事をもとめ出てきました。現在深圳の人々の平均年齢は約28才と推測されています。日本の少子高齢化傾向から見ればうらやましい限りです。男女の割合は男性1名に対して女性6名の割合だそうです。男性天国と思いきや、やはり男性は経済的にゆとりのある方でなくてはもてません。

深セン市内
?ケ 小平さんの大きな看板が飛び込んできました。さすがに、1970年代に経済改革路線で深圳地区を経済特区に指名した人だけあると感じました。

深圳は夏場40度以上に気温が上がりますと、学校・会社全てがお休みという規定があるそうですが、過去一度も39度以上の政府よりの発表はないそうです。
地王ビル(車窓より撮影)
384mの69階立てで、深圳で1番高いビル。建物の建築期間が160日で完成しこのスピードは世界一番の速さです。施工は日本の建築会社、熊谷組です。

深セン博物館

最初の見学先、深圳博物館へ到着。博物館まえにて撮影しました。
博物館の展示品をさっそく見学。写真撮影はOKでした。中国の古い歴史にかかわる展示品で、当時使用していた物です。
青銅の鍋。
<br>この鍋で牛や羊を煮て食べていたそうです。

青銅の鍋。
この鍋で牛や羊を煮て食べていたそうです。

鎧。<br>
漆で出来ているため、今でもつやと色が残っています。また、材料(木材)が割れないように、常に湿度を25%にたもっているそうです。

鎧。
漆で出来ているため、今でもつやと色が残っています。また、材料(木材)が割れないように、常に湿度を25%にたもっているそうです。

槍

剣  長さ2,8M

剣  長さ2,8M

弓

現在の深セン地区のミニ模型まえにて。博物館の人が説明してくれました。
現在のこの博物館は5月に新しいところへ移転予定です。この跡地はデパートになる予定です。
この展示品と同じものが当時日本の首相 竹下首相に贈られて日本の国会議事堂のなかに飾られています。木は水墨画ですが梅の花は全て刺繍で出来ています。遠くから見ますと絵に見えますが、近づいてみると刺繍というのがよく分かります。
博物館の中のトイレです。なかなかきれいでした。
民族村への移動途中。窓の向こうに見えるのが、新しい深圳の市庁です。なんとご立派。
日本名では「カンナ」ですが、これが深圳市の市のシンボルの花だそうです。1~2kmくらいの間「カンナ」ありました。(1年中咲いてます。)深南道路にあります。東西40kmの一直線の道路です。バイクは禁止です。(犯罪によく利用されるためと、交通安全の意味からです)

中国民俗文化村

さあー民族村につきました。
観光ガイドさん(韓さん)が事前に入場券を購入していましたのでスムーズに入場できました。
入場してすぐの風景です。
階段の下にあります。何か分かりませんが、目印にはなるようです。
これが、地図と名所が載っているガイドブックです。(無料)
歩いて全部を見ると一日では見ることが出来ない為、12人カートに乗って
見学することに(オプション・一人HK$50の費用)
さーあ 見学だー!
ここからはガイドブックと李さんの説明を聞くが、カートのスピードが速くて説明が終わらないうちに次の名所に進むので、最後は何がなんだか分からない感じです。
万里の長城 万里の長城

万里の長城

桂林かな?

桂林かな?

長城でツーショット

長城でツーショット

ここから民族村へと移動です。
道の両サイドにいろいろな民族衣装を着た人がいて、愛想良く手を振ったり、笑顔で迎えてくれました。
これは、カメラなど無い時代に、はさみで人の姿や顔を切る絵で日本流では影絵でしょうか?
なにやら、丸い桶のような乗り物で見物している人もいました。

室内の催し物です。(私たちのツアーにはこれは含んでいませんでしたがオプションでHK$100を払い見学)。いろいろな民族やきれいな衣装を着た小姐(女性)がダンスやパフォーマンスをくりひろげて、大変楽しいです。何か日本の宝塚のような雰囲気でしょうか? とにかく、ビューティフルの一言です。
場内撮影禁止のため、最後のフィナーレに、ドサクサにまぎれて、2枚を撮影しました。踊り子さんは現在男女合わせて500人くらいでそのうち舞台に出られるのは300人くらいです。公演は365日休みがありません。
これが本当の「豪華絢爛、煌びやか」ともうしましょうか! ただただ感嘆するばかり。男性諸氏の方はこの女性たちの中で「・・・・・・・?」なんてあらぬ夢はお捨てください。ちなみに、わたくしも残念ながら捨ててきました男の一人です。
室内公演のあとのお食事風景です。おっと、こちらは地元の方々のテーブルでした。海外観光客は違う部屋でした。
お食事風景です。ちょっと寂しい感じですね。香港のお食事で満喫した人は、今一 味は期待されないほうが? 5人のツアーでしたので料理の数も少々少なめでした。
あと、ビール1本がHK$40しました。ちょっとびっくりお値段ですね。
おふたりの ちょとした「ネックレス」がなんとも自然をかもし出しています。おしゃれポイントでしょうか?
夜の公演前にちょっと散歩。ちょっとだけ「二人の世界へ」
屋外公演風景(7:30~8:30PM)。ここでも写真撮影は禁止とアナウンスや表示が出ましたが、そこはお国柄、フラッシュがバンバンと光っていましたので私も、遠慮なく撮影させてもらいました。といっても、デジカメのバッテリーが少なく表示されたのでGoodなシーンのみ撮影。
突然右から馬にのった騎士が20人ぐらい私たちの前を駆け抜けていき屋外ならではの、臨場感ある場面でした。
龍から花火がでて非常に夜の講演ならではの迫力ある演出でした。
これは、まさに「ファンタスティック!」。空中に浮かぶ女性が光のドームの中を飛んでいるシーンです。何かおとぎの国で 天使が空か舞い降りてきそうな、そんなシーンでした。「幻想的」の一言。
最後のフィナーレです。とても綺麗で、華麗で、なんともいえない素晴らしさでした。
一度は見ておいたほうがよろしいですよ。皆様!

※ 季節により講演内容も少し変るようです。

場内でのお土産品店で買い物した鐡観音と龍井茶(ロンジン茶)です。龍井茶は最初HK$180が150になり最終的に100に。鐡観音がHK$120が80になり有り金が69しかないと言ったらHK$69でOK!まさにお土産も交渉しだいでの価格と言うことになりますか!
これは博物館で買ったガラス細工の置物です。2個でHK$75。
帰ってから、良く香港の土産で見かけるガラスの下から光がでるライトでお土産のガラス細工を照らすと…
おー これは新発見  綺麗ー!
以上で、慣れないレポートを終了いたします。

最後に一句「旅の恥はかき捨て」とよく申されますが、現代人にとってはもう遠い昔のこと、今は「旅の想い出は感動の拾い物」こう思っていただいている方にはきっと良い旅が待っているのではないでしょうか?

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2006-05-24

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