まったくの香港初心者のころ、訪港2日目を「マカオ」での調べ物
に費やし、3日目の夜にこのツアーに参加しました。確か、香港国際
空港の「入国審査場」の手前にあった「パンフレット」でこの企画
を知り申し込んだと記憶しております。
当時の「スケジュール」は現在の「旅程」と異なり、「乗船、ビ
ュッフェの夕食」が先で、「女人街散策」が後、「シンフォニー
オブ ライツ」などもありませんでしたが、この際「船上でのフィ
リピンバンド」の懸命な演奏で、僕は香港に魅せられました。
チップ体験もほとんどなかった僕が、「感謝」の気持ちをこめて
大枚のチップを弾んだ記憶で、当日の興奮が蘇ってきます。
留学経験のある、同行の学生によれば「ありきたりの演奏」だと
つれない感想でしたが、初見の「南国の果物」、「ビクトリアハー
バー」の輝き、サンザメク船内、「オープントップバス」からの景
観、同席した極めて愉快な中年のカップルとの「女人街散策」、同
じ月にもう一回「訪港」したほど、香港に引き込まれていきまし
た。
それ以降、多忙な2月を除いて、各月「複数回」以上「訪港」し、
そうこうする内に皆さん同様香港マニアの列に連なってきました。
このツアーが4時間なのは、「物足りなさ」がリピーターを作る、
ということなのでしょう。後に知ったのですが、こういった「ツア
ー」は4時間を目途に企画しているとのことでした。
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