極上の組合せ!オープントップバス+ディナークルーズ+スターフェリー体験乗船付き♪

Open Top Bus + Dinner Cruise + Star Ferry

閉店・移転、情報の修正などの報告

小桃のオープントップバスとディナークルーズ体験レポート

子供連れ旅の夜遊びに! 迫り来る大看板と船からの夜景とディナー。盛りだくさんの内容に歓声が上がりっぱなしの3時間半

こんにちは! 香港ナビの小桃です。頭の上すれすれに大きな看板が通過するオープントップバスの迫力と、ビクトリア湾からの美しい夜景を楽しめるディナークルーズの、一度のツアーで二度おいしい「これぞ香港!」の2本立てを体験してきました。子連れ旅だから夜遊びは無理なんてあきらめないでください。ツアーだから移動もらくらく、日本語ガイドがついてさらに安心。かしこまった席はまだ無理な年齢の子供たちでも、こんな楽しい雰囲気なら大喜びです。

あこがれの"屋根なしバス"!

チムサーチョイのカオルーンホテル(九龍酒店)のロビーに集合。到着してほどなく、外にツアー専用のオープントップバスが到着しました。「あー! 本当に屋根がない!」と、遠めに走るバスを見るだけで実際には乗ったことのない子供たちは早くも興奮気味です。日本語のガイドさんの確認を終えたら、バスに乗り込みます。
席に座ってさぁ出発! 夏の午後6時半はまだ明るいですが、まもなく急速に暗くなって、ネオンもいい感じに輝いてきます。
チムサーチョイのスターフェリー乗り場近くの香港カルチャーセンター(香港文化中心)、ペニンシュラホテルもバスの2階の高さからだと、いつもと違った表情に見えます。
道にせり出す看板が有名なネイザンロード(彌敦道)へと曲がります。まだまだ序盤ですが、みなさん迫り来る大看板に歓声をあげています。
ぶつかりそうでギリギリぶつからない、うまく計算された高さに設置されているんですね。
約15分のドライブを終えたらバスを降りて、徒歩でモンコック(旺角)の女人街へと向かいます。ここでは30分ほどの自由行動です。
子供たちは屋台形式の店に並んだ、チープで楽しい商品のひとつひとつが気になって、なかなか先へ進めません~。
あれも気になるこれも気になる。親たちの意向は完全無視でおもちゃに夢中です。
悩んだ末、HK$20のゲームカードを購入。

悩んだ末、HK$20のゲームカードを購入。

小食と呼ばれる揚げ物や魚のすり身団子などを売る店もにぎわっています。でも、これからディナーを控えているのでガマンガマン。

小食と呼ばれる揚げ物や魚のすり身団子などを売る店もにぎわっています。でも、これからディナーを控えているのでガマンガマン。

雑多で楽しい女人街散策を終えるころには、空もダークブルーになってきました。次はお待ちかねディナークルーズです!

雑多で楽しい女人街散策を終えるころには、空もダークブルーになってきました。次はお待ちかねディナークルーズです!

女人街からは普通のバスに乗ってチムサーチョイイーストにあるフェリーピアへ向かいます。

いよいよディナークルーズ船へ!

ディナークルーズで使用するのはハーバークルーズ・バウヒニア号。香港政府の旗にもデザインされている花と同じ名前をもつこの船は、全長約57メートル、1982年に造船されました。
船に乗り込むと、そこには広々としたホールが広がります。結婚披露宴会場を思わせるテーブル席は全360席。本日は満席だそうです。もちろん、実際に結婚披露宴を行うことも可能です。

※ ノースポイント(北角)からの乗船は19:30、チムサアチョイイースト(尖沙咀東部)からの乗船は20:00となり、チムサアチョイイーストから乗船された場合、すでに船内にはノースポイント乗船のお客様がいらっしゃいます。

待ってました!のディナータイム

席について飲み物をオーダーしたら、さあディナースタートです! ※飲み物は別料金になります。
ホール後方に設置されたビュッフェカウンターには、サラダ、すし、シーフードから始まって和・洋・中の各種料理が満載!
このバウヒニア号の料理は外からのケータリングではなく、すべて1層にあるコンパクトながら本格的な厨房で調理されているのですよ! 鮮度のよさは満足度に直結しますよね! 
"好きなものを選んで自分でお皿にのせる"、それだけで子供にとっては特別なエンターテイメント。真剣だったり笑顔だったり色々な表情で料理を選んで、いただきますー!
こちらはローストビーフ。鮮やかにスライスしてくれます。

こちらはローストビーフ。鮮やかにスライスしてくれます。

好きな具を選んでのせる香港スタイルの麺。香港らしさが垣間見えていいですね!

好きな具を選んでのせる香港スタイルの麺。香港らしさが垣間見えていいですね!

スイーツは次から次へ違うものが登場するので、全種制覇は無理でした~。
気持ちもおなかもいっぱいになったら、デッキに上がって夜景を楽しみましょう!

香港の夜景の美しさを実感

香港で暮らしはじめてからいつの間にか、夜景は"見えるもの"で"見に行くもの"ではなくなってしまっていました。改めて意識的に見た夜景はほんとうにきれい。光が夜の空に浮き出すようなコントラストに大感激。「100万ドルの夜景」といわれる理由がはじめてわかったような気がします。しかも海上からだと視線をさえぎるものが何もないので、贅沢にもパノラマでの夜景鑑賞ができるんです! なんて贅沢!
タイミングよく、「シンフォニー・オブ・ライツ(Symphony of Lights/幻彩詠香江)」が始まりました! 香港島サイドのオフィスビルからのサーチライトが夜空を走り抜け、ビルは華やかな電飾に彩られている様が、きれいに見えます。
船のゆれとシャッタースピードとのタイミングで、撮ろうとしてもそうは撮れない不思議な夜景写真ができあがりました。
ファミリーでカップルで、みなさんゆったりとした時間を楽しんでいます。 
ファミリーでカップルで、みなさんゆったりとした時間を楽しんでいます。 
ファミリーでカップルで、みなさんゆったりとした時間を楽しんでいます。

ファミリーでカップルで、みなさんゆったりとした時間を楽しんでいます。

フード&ビバレッジマネージャーのスタンレーさんと、ホールマネージャーのモクさん。満席の船内に目を配り、ていねいに対応してくださいます。
VIPルームもあります。12~16名程度までが入れ、天井には豪華なシャンデリアが輝き、大きなモニターには香港のみどころ案内が表示されています。こちらの部屋には専用デッキがついていて、夜景まで貸切りです!

船内のエンターテイメント
ホールでは、生バンドによる演奏も行われています。飛び入りも大歓迎!
画家の黄さんが各テーブルを周って、似顔絵をサービスしてくれます。バウヒニア号の絵葉書の裏にサラサラとペンを走らせていきます。
約5分でできあがり。だいぶ美形にしてもらっちゃいましたねぇ。
壁に飾られたバービー&ケン。ナイスなトイレ表示に思わずカメラを向けてしまいました。 壁に飾られたバービー&ケン。ナイスなトイレ表示に思わずカメラを向けてしまいました。

壁に飾られたバービー&ケン。ナイスなトイレ表示に思わずカメラを向けてしまいました。


クルーズも終盤にさしかかり…
ディナーでおなかいっぱいになり、夜景も楽しみ、満足してホールに戻るとコーヒーサービスがありました。添えられたフォーチュンクッキーを割ると「うわさを信じるとストレスになるよ」というお言葉が。自分の価値観を大切にせよ!ということでしょうか。ふむふむ。
最後にいい言葉をもらったところで、1時間半のクルーズは終了です。みなさん、満足げに船から降りてきます。フェリーピアから指定のホテルまではバスでの送迎もついていて、車窓からの街並みは余韻に浸るのにぴったり。「モデル」という仕事を忘れてすっかり楽しんでしまった3人の子供たちも、降りたばかりだというのに「次はいつ乗る?」なんてねだるほどに満喫しきっていました。

「ディナークルーズ」というと、カップル限定の甘~いひととき、という固定概念がありましたが、意外にもわいわいとカジュアルな雰囲気でした。食事、夜景、音楽、似顔絵etc. 子供でも退屈したり眠くなったりしている暇がないほど、楽しさの密度はかなり濃厚です。いつも見ている景色も、オープントップバスやクルーズ船からと視線が変わるだけでこんなに新鮮で楽しいものになるとは思ってもいませんでした。子供連れだと移動に手間取ることが多くなりますが、ツアーなら無駄がないようにすべてがコーディネートされているので、夜でも気持ちに余裕をもって楽しめますね。友人や家族が日本から遊びに来たら、ぜひともこのツアーに招待しようと思いました。以上、香港ナビの小桃が夜風に吹かれながらお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2006-07-17

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レポーター名:さん 2014-11-17