1928年創業の世界が認める超一流ホテルをザ・ペニンシュラ香港で、香港サイドを望みながらの超一流のエステシャンによるスパタイム。
こんにちは、香港ナビです。香港に数あるホテルのなかでも指折り。いえいえ、世界の中でも群を抜いて歴史と品格のあるホテルといれば、誰もがご存知だと思います。そうです、ザ・ペニンシュラ香港です。香港への旅行者は、必ずといっていいほど宿泊してみたい、アフタヌーンティーを楽しみたいと口をそろえていいます。もちろん香港在住者の日本人にも、現地の香港人にも憧れの高貴なホテルなのです。今日ご紹介するのは、そんな格式があり、敷居の高いと思われているザ・ペニンシュラ香港のスパのご紹介です。心も体も開放されて、うっとりするリラックスタイムを体感できる素敵な内容。香港旅行のリピート理由がこれでまた1つ増える事でしょう。
地下鉄から直結といえる便利な立地!
ザ・ペニンシュラ香港のある尖沙咀(チムサーチョイ)は、地下鉄の駅の出口が香港中で一番複雑ではありますが、出口さえ間違えまければ地下鉄直結といっていい、好立地条件にホテルは、あります。ここにご紹介しているのは、地下鉄駅F出口をでるスタンダードな方法です。F出口の主要建物の中には必ずザ・ペニンシュラ香港が入っていますので、出口のアルファベットではなく、ホテル名を探せば問題ありません。九龍半島の先端に位置する立地、方向感覚のいい人ならビクトリアハーバーを望める場所まで出れば、ホテルはドスンと構えています。九龍半島は、ザ・ペニンシュラ香港なくしては語れないのです。
1日ペニンシュラを満喫してみては?
世界のペニンシュラです。宿泊してみたいと思っても、やはりそれなりの値段がします。宿泊者以外でも食事や買い物は自由。スパの前後に楽しんでみることをお勧めします。有名なのがロビーにあるアフタヌーンティーです。いつ行っても行列ができていて着席するまでにも時間がかかりますが、お勧め時間は、午後4時半以降に並び始めること。6時まではアフタヌーンティーメニューですので、様子を見ながらスタッフに確認すれば、親切に後何分くらいで戻ってきたらいいよう、と提案してくれます。6時前に滑り込めば、このアフタヌーンティーかなりのボリュームのため、夕食になっちゃいます。もちろんティーに加えてアルコールなどを注文すれば、しっかりおしゃれなディナーです。ただしスパ予約時間には遅れないように。
最高の時間のための予約について!
アフタヌーンティーに行列ができるのですから、こちらのスパもやはり予約が必要です。日本からいらっしゃる方なら、香港行きの航空券と、ホテルの予約(ザ・ペニンシュラ香港でなくてもいい)が完了した時点で、すぐにされることをお勧めします。スパは、完全個室で全14室(うち2室はお二人一緒にリラックスできるタイプの広いお部屋を含む)。スタンダードの個室予約は、12室のみ。ネットからの日本語予約が便利です。電話・ファックス・Eメールも可能。日本語でのお手伝いが必要であれば、そこはペニンシュラです。ホテルスタッフがお手伝いしてくれます。日程が決まったら、ネットでメニューをチェックして予約をしてみましょう。
7階のスパ・レセプションにて。
予約が完了している状態で、先ほどご説明したらG/F(日本式1階)のフロントデスク奥のエレベーターで7階へ。エレベーターを降りて左手へ、前方に落ち着いた空間のレセプションがあります。まずそこで名前と、予約時間を伝えます。予約を確認できたら、丁寧に待合室の席に案内されます。初めての場合は、連絡先などの顧客情報の記入を進めます。それにあわせて、その日の健康状態や、アレルギーなどの問題がないかの記入も勿論ありますし、伝えておいた方がいいと思われる自分の体の事は、心地よい時間を提供していただくために、しっかり記入しましょう。
待合室で顧客カード記入。
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待合室にいる間に、 冷たく冷されたラベンダーの香りがほのかにするお絞りと、 ジンジャーハニーティーをいただきます。 隅々まで行き渡った心使いがうれしい。 もう心がリラックス!
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スタッフにエスコートされて、不思議な気分
すべては、私たちゲストのスピードで時間が流れていきます。ゆっくりとお茶を飲み、顧客カードを書き終わると、ふわーっとスタッフが現れて、着替えをするための別室にエスコートしてもらいます。なんとも不思議な時間の流れ。エレベーターロビーを抜けて、到着したのはスパゲスト専用のロッカールームです。ダークな木目を基調にした内装のこじんまりとした空間。スパは全14室ということもあり、ほかのゲストとすれ違うこともあまりなく、完全個室状態でこのロッカールームも利用できました。勿論、クレンジングやヘアーケアなどもきっちりこの部屋にそろっています。
フィットネスセンター施設のいろいろ
スパ専用のロッカールームには、残念ながらトイレがありません。向かい側のフィットネスセンターのトイレを利用します。それにあわせて、フィットネスセンターの施設も勿論利用できます。ジャグジーは、スパの施設内にはありませんので、こちらを利用。サウナとスチームルームは、両方の施設を利用できます。スパの後は、1時間以上シャワーを浴びずに、アロマオイルを体に染み込ませていきますので、スパ前に、これらの施設を利用しましょう。そういう意味で、予約の約1時間前には、到着し着替えやシャワーの時間ということになっています。
私は、この日12時半からの予約で11時半に到着していました。
スパ施設のいろいろ
さきほど、ご紹介したのはフィットネスセンター側の施設でした。こちらはスパ専用の施設です。2つ上の9階になります。
エレベーターを出るとそこには、水のカーテンのアジアンティーラウンジがあります。ここでお茶を楽しむ事ができます。更に奧に進み、フリードリンク、フリーフルーツ・音楽・ビクトリアハーバーを眺められるリラクゼーションルーム/サウナクリスタルスチームルーム/ライフスタイルシャワーを配したサーマルスイートがあります。
どれもこれも、体に優しくスパ本番までに体を温め、リラックスムードを高めるには、最高の施設です。
いよいよ、スパのスタートです。
スタンダード12室の個室
1時間少し、これら充実の施設を満喫したところでスパ本番です。ゲストがどこの施設にいてもスタッフが、時間になれば声をかけに来てくれますので、時間を気にせずただその空間を楽しんでいればいいのです。私もリラックスルームにいる時に、スタッフに「では、参りましょう」と言った感じで招かれました。向かった先は、完全個室のトリートメントルーム。14室すべてのトリートメントルームには、シャワーと更衣室があります。トイレが部屋内にあるのは、2室の2名用のスパスイートだけです。スパ開始の前に、お手洗いは済ませましょう。勿論スタッフもちゃんと確認してくれます。
シンプルなアメニティーのスタンダード
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12室のスタンダードルーム
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トリートメントルームでのコンサルタント
今回、私の担当をしてくれたのは、エキゾチックな香港人チェリーさん。とてもやわらかいトーンの声でコンサルタントがスタートです。今日の体調から、気をつけてほしい事など、ゲストの要望をまず聞いてくれます。勿論敏感肌のチェックも。そして、ゲストの一番の希望を確認。例えば、肩が凝っているや、足が浮腫んでいるなど、重点的にトリートメントしてもらいたい事も伝えます。コンサルタントと、ESPAの数あるフレグランスの中から、自分の好みを選んだ上で、メニューは、以下のように決まりました。
(これらすべてのコンサルタントは、英語もしくは広東語、中国語で行われます)
ESPAのアイテムの数々
2時間のペニンシュラ・セレモニーズ(HK$2,420+サービス料)
(予約時にこのコースは設定済み)
*ボディースクラブ
*6種類のオイルより好きなものを選ぶ
アロマオイルマッサージ
*アプリコットなどを含むピンクヘアスクラブ
トリートメント開始!まずボディースクラブは、
ボディースクラブなどのメニューは、下着などが汚れる恐れがありますので、用意された下着に履き替えます。着替えが終わったら2時間コースのスタートです。部屋の明るさ、温度、音楽の大きさなどトリートメト開始時に丁寧に確認をしてくれます。自分が一番落ちつける環境というのもうれしい心遣いです。全身のスクラブが開始されて早々、心地よさにため息がでました。体が疲れていることも体感。
全身をスクラブし終わると、一旦、トリートメントルーム内にあるシャワーで洗い流します。きれいに流し終えたところで、用意されたお水もいただきながら、次のコースへ。
アロマオイルマッサージとヘッド・ヘアースクラブ
肩の疲れがあったので、楽しみにしていたこのオイルマッサージ。自ら選んだアロマオイルを使っていただき、徐々に、体にオイルが染み込んでいきます。香りも部屋中に充満し、聴覚からも癒してくれます。ESPAは、大きな力でマッサージをするものではありません。体とオイルがうまく調和するようにエステシャンが疲れている部位に手をかざしてくれると言った感じです。あまりの気持ち良さに私は、熟睡してしまいました。目が覚めたとき、まだこのマッサージが続いていましたので、きっと眠ったのは10分程度?でも、3時間ほど寝てしまったのでは?と思うほ深い睡眠が得られた不思議な時間でした。
マッサージの途中、うつぶせになった顔に、マッサージで使用した香りと同じバスオイルのスチームを送り込んでくれます。大きく何度か深呼吸するように言われて、体の隅々にまで素敵な香りが行き渡る感じは、初体験でした。そして、その流れのまま、最後のヘッド・ヘアースクラブ。前頭葉と髪をやさしくマッサージしてくれます。体は、ほぐれてふにゃふにゃといった感じ。静かに2時間が過ぎ、"以上です"と静かに担当のチェリーさんは、去っていきました。白いガウンをまとって、トリートメントルームを出ると、アジアンティーラウンジに案内されお茶タイムです。
ペニンシュラブランド・オーガニックティー
静かな2時間のトリートメント終了後の茶室ティータイム。
オリジナルのペニンシュラブレンドティーが出されます。
オレンジの色の暖かい光に包まれたアジアンティーラウンジでゆっくり体に染み込んだアロマを感じながら、その余韻に浸れる演出にもなっています。こちらのティーは、ザ・ペニンシュラアーケード内のザ・ペニンシュラ ブティックでも購入が可能です。
中国茶器で頂きます
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ブティックで販売されいます 100g/HK$220
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お帰り前のレセプション
お茶タイムも終了し、そのままレセプションへ進むもよし、もうすこしリラックスルームで休憩するもよし。後は、ご自身で7階のレセプションを通過して、ロッカールームで着替えを済ませます。再度レセプションで支払い等を済ませます。その際に、今回のメニューで使用したESPA商品のカードが手渡され、次回来店の参考、今後の自分の体と商品の相性に役立ちます。私は、大変バスオイルが気に入ったので、レセプションでいろいろ商品を見せていただきました。こちらのESPAの商品、香港ではここザ・ペニンシュラ香港と、リッツカールトンでのみ購入可能です。ご自宅でのMY SPAのために。大切なお友達のお土産にも最適です。
いかがでしたか?今回ご紹介させていただいた内容は?敷居も、値段も高くて絶対手の届かないと思っていたザ・ペニンシュラ香港 スパも実は、内容と時間、施設利用などを総合するととても経済的だなということがわかりました。しかも、このリラクゼーション効果。航空券とホテルが決まれば予約を進める理由はそこにあるのかと納得。私は、すっかり虜になっています。購入したバスオイルで、今は、MY SPAしながら体の中から心地よくしていますが、これからは、ザ・ペニンシュラ香港がもっと身近な存在になれるように、自分自身の気品も高めないとという重いです。ぜひぜひあなたも、The Peninsula SPAの虜になってください。以上香港ナビがお伝えしました。