鏞記

>　このホームネームを見て久しぶりにあの映画のことを思い出しまし
>た。　素敵な映画ですよねー　まだ見ていない方はお勧めだけど、最
>近は扱っているレンタル屋も少ないようなー
>
>　

>[ 豊後人様 Wrote ]-------------------------------------
　豊後人様はじめまして。豊後人様お申し越しの「慕情」、随分前にレ
ンタルビデオからダビング（？）してあり、「香港の病］が嵩じたとき
には、かならず目を通しています。ジェニファー・ジョーンズの美貌
と、ウィリアム・ホールデンの問答無用の肢体、ある意味で洋画の
「粋」を極めている悲恋ものといっても過言ではありませんね。

　悲恋の背景をアメリカ由来の朝鮮戦争を暗示しているのも、真の製作
意図は「戦争忌避」あるいは「戦争反対」だったのでしょうか、それと
もアメリカ映画によくみられる平仄のあわなさ、だったのでしょうか。

　香港をあつかった映画では、僕は『スージー・ウォンの世界』により
惹かれます。というのも、子を失うという悲しい逸話を内包してはおり
ますが、彼らの恋が成就するからです。というのも僕自身の恋が悲恋に
終わることが多いからでもありましょうね（涙）。