「香港ナビ」さんの「女人街」記事に目を通していて、最初の2枚
の写真におもわず引き込まれてしまいました。
というのも、たいていの雑誌やガイドブックの「女人街」の紹介
記事の写真は膨大な[珍奇な商品」(?)の陳列に焦点を当てていま
すが、この2葉の写真は薄暮の「通菜街」の様子が背景にみてと
れ、なぜか胸に迫る写真でした。
すでに一部屋には灯りが点っていて、取り込まれていない洗濯物
が・・・香港では良く見かける後景ですが。この写真が何ゆえ胸に
迫るのか、文字に現すことできなくもどかしいのですが・・・・。
香港滞在中、興奮のあまり僕の焦点は「絞り」っぱなしで、帰国
後「さてその周辺は」と記憶の隅を自らに問いかけても、まったく
といっていいほど蘇ってこないのです。
僕のような初学者は、対象に関心を持つと、おもわず近づきすぎ
る傾向があるようです。引いて、広角で撮ってみるといいのです
ね。
その視点は撮影に限ったものではなく、物事の本質を見極める際
にも応用できそうです。
|