創業105年のお菓子の老舗で、名物お多福おじさんに会って来ました。
こんにちは、香港ナビです。今回は上環(ションワン)にある、お菓子の老舗、王榮記をご紹介します。1901年創業という超長寿店。レトロな紙に包まれたお菓子は中国茶にぴったりの伝統的な味。
まずは商品の紹介から。
なんと言っても代表は砂糖煮ドライ・フルーツ
レモンや生姜、梅などいろいろな種類があります。この百果帰巣を一袋買うと色々な種類が楽しめます。
一種類づつ袋入りもあります。
箱入りでも売っています。
香港を代表する味として、キャセイ航空のファースト・クラスのギブ・アウェイにも採用されいています。
王榮記で売っているドライ・フルーツは体に良い健康食品。質問すると効能を説明してもらえます。
そのまま食べても美味しいですが、お菓子を使ったお料理のレシピもあります。
名刺大のカードにプリントされたレシピは自由にお持ち帰りできます。
ちなみに裏側には地図が載っているので、もらって帰るとお友だちに紹介するのにも便利。
レトロな包み紙は年代物
飛行演習のロゴは1924年に商標登録されました。
金貨のロゴは1952年に商標登録されました。
その他のアイテム
焼き菓子(たまご煎餅と香港式おこし)。
豆類。
長州島で豆から醸造しています。
その実力は世界的に認められています。
2000年スペイン・マドリッドにて新世紀奨の最良商品金賞受賞。
日本の雑誌やミニコミ誌にも紹介されています。
日本からのお客さまの書き込みもたくさんありました。
では、歴代オーナーの紹介
いよいよ、現在の4代目オーナーをご紹介しましょう。
ジャーン!王榮記の名物お多福おじさん(と、ナビが命名)レスリー・ウオン博士です。
親切にひとつひとつ説明してくださいました。
歴史を感じさせる写真の数々
老人福祉への貢献を讃えられ、チャールズ皇太子から勲章を受け取るレスリーさん
「これが、僕だよ。」レスリーさんは御曹司なのです。
レスリーさんに一目会うためだけにでも行きたくなる王榮記
また来たらパワーポイントを使ってもっと詳しく説明してあげるよと言ってくださいました。
「ほーら、これも食べてごらん。」と、次から次へと試食攻めにあってしまったナビ。
気前のいいレスリーさんにお土産を袋いっぱいいただいて大喜びで帰ってきました。
いかがでしたか?移り変わりの激しい香港では珍しい老舗の王榮記。創業300年ぐらいまでまだまだずっとがんばって欲しいと思うナビがお送りいたしました。