レパルスベイへ行こう

白い砂浜と美しい海、ヨーロッパの香り漂う、香港で一番人気のビーチ。ショッピングやアフタヌーンティを楽しみながら、リッチなリゾート気分を味わおう!

こんにちは、香港ナビです。今回は、香港で最も美しいビーチといわれる、淺水灣(レパルスベイ)を紹介したいと思います。香港島の南に位置するレパルスベイは、11月頃まで海水浴を楽しむことができ、多くの人で賑わうビーチです。ここは、ハリウッドの名作映画『慕情』(1955年 ジェニファー・ジョーンズ、ウイリアム・ホールデン)の舞台としても大変有名です。白い砂浜と美しい海は、まるでヨーロッパのリゾート地に来たよう。香港の喧騒から少し離れて、澄んだ空気の美しいビーチで、リッチなリゾート気分を味わってみませんか。では、この「レパルスベイ」、さっそくご紹介しま~す!

レパルスベイビーチ

白い砂浜のレパルスベイの海岸は、上から見ると三日月型をしています。この白い砂は、ヨーロッパから輸入されたものということですから、まさにヨーロピアンリゾートって感じですよね。ここには、海に面して高級マンションが多数立ち並び、多くの欧米人が住んでいます。

ザ・レパルスベイ(The Repulse Bay)

そんななかで最も目立つ建物に、レパルスベイのシンボルともいわれる「ザ・レパルスベイ」があります。その建物の真ん中にはなんと大きな穴があいています。そう、これは、風水によって建てられたという香港でも有名な建物なのです。背後の山からの気(風)を海へ通すために、大きな風穴が開けられたということです。この建物、かつては「レパルスベイ・ホテル」として、1920年から1982年まで建てられていて、当時の皇族やセレブたちがこのホテルを隠れ家として使っていたそうです。その面影を残したコロニアル様式というスタイルで改装されたのが、「ザ・レパルスベイ」。このなかには、レストランからショップ、カフェ、スパなどどれもとってもオシャレなお店ばかりが並んでいます。では、中をのぞいてみましょう。

■ ザ・ベランダ・レストラン(The Verandah Restaurant)
旧レパルスベイ・ホテルのメインダイニングを改修したコンチネンタル料理レストラン。15時からは人気の伝統的なイングリッシュ・アフタヌーンティを楽しむことができます。心地よい風に揺られて、海を眺めながらのんびりとゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
住所 香港浅水湾道109号
109 Repulse Bay Road, Hong Kong
電話 2292-2822 (予約電話番号)
営業時間 ランチ 12:00~14:30
アフタヌーンティ 15:00~17:30 (日・祝日:15:30~17:30)
ディナー 19:30~22:30
サンデーブランチ 11:00~14:30
休業日  月曜日、火曜日(祝日を除く)
日本語通用度 不可
日本語メニュー なし
クレジットカード 可

■ スパイセズ
タイやインド、ベトナムといったアジア各国の料理を楽しめるオシャレなレストラン。落ち着いた雰囲気のインテリアに囲まれて食事を楽しむことができます。スパイシーなものが好きな方にはぜひおすすめです。また、テラスに出て食事をすることもできます。タイ風サラダやヌードルは絶品。各国のアジア料理を食べ比べてみるのも楽しいですね。
住所 香港浅水湾道109号
109 Repulse Bay Road, Hong Kong
電話 2292-2821 (予約電話番号)
営業時間 12:00~14:30、18:30~22:30(月~金)
11:30~22:30(土日祝) 
休業日  年中無休
日本語通用度 不可
日本語メニュー なし
クレジットカード 可

 【閉店】■ アジアン・アートワークス・ギャラリー(Asian Artworks Gallery)
おもに、インドネシアから仕入れた雑貨、バック、食器類などが所狭しと並んでいます。オーナーが旅をしながら選んだ数々の小物からは洗練されたセンスの良さを感じます。ほかにはタイ、ベトナム、ラオスといった東南アジア各国からも輸入され、アジアならではのお土産を見つけることができます。籐で編んだコースターや小物入れなどカラーも豊富にそろっています。
住所 香港浅水湾道109号
109 Repulse Bay Road, Hong Kong
電話 2606-7093
営業時間 9:00~18:00
休業日  年中無休
日本語通用度 不可
クレジットカード 可 (セントラルのギャラリア2階にもショップがあります)

■ インディゴ(indigo)
ヨーロッパの家具、雑貨、食器等がきれいに並んでいます。美しいキャンドルやカードなど、思わず欲しくなってしまうものばかり。のぞいてみるだけでもインテリアの参考になりそうです。
住所 香港浅水湾道109号
G111-112, 109 Repulse Bay Road, Hong Kong
電話 2592-8721
営業時間 10:00~19:00
休業日  年中無休
日本語通用度 不可
クレジットカード 可

■ インサイド(Inside)
イギリス人オーナーの経営するこのショップは、クッションやタオル、ベッドカバーなどのファブリックから、ベビー用品、食器類がやさしいカラーでまとまっています。 毎日の生活を快適に過ごすために、こんなかわいいものに囲まれていたいものです。
住所 香港浅水湾道109号
G104, 109 Repulse Bay Road, Hong Kong
電話 2812-6685
営業時間 9:30(日・祝日:10:00)~18:00
休業日  年中無休
日本語通用度 不可
クレジットカード 可

【閉店】■  ビクトリアシティシーフードレストラン(Victoria City Seafood Restaurant)
滝の音が心地良い裏手の階段を上っていくと、右手には、中華レストランがあります。高級海鮮料理の有名な広東料理店です。
住所 香港浅水湾道109号
109 Repulse Bay Road, Hong Kong
電話 2803-1882
営業時間  休業日  
日本語通用度 不可
日本語メニュー 
クレジットカード 可

◇ ここのザ・レパルスベイはマンションになっているので、地元スーパーマーケットのウエルカムや幼稚園も入っています。中央はテラスになっているので、ちょっと一休みってときにコーヒーでも飲みたいですね。

天后廟(ティンハウミュウ) (浅水湾海灘 レパルスベイビーチから徒歩約10分)

ビーチに沿って、シービュープロムナードという遊歩道を歩いていくとなんだかカラフルで中国らしい像がたくさん見えてきます。
本堂に向かって右手には、海と漁師の守り神である、天后を祀っている像や、なでると金運がつくとか子宝に恵まれるといった像、また渡ると寿命が3日延びるといった橋もあります。橋には、「EACH TIME YOU CROSS THIS BRIGDE,YOR LIFE WILL BE PROLONGED 3DAYS -LAU-HOW-WAH-」という文字が刻まれています。橋の左から右へ渡ると寿命が延びるということを後で聞いたのですが、欲張って1往復したナビの寿命って・・・?!
他にも、「比傲(この字のにんべんを取り、下に魚)魚」といった魚の形をした像や「月老」というおじいさんの像があります。「THE OLD MAN GOD FROM THE MOON IS A HAPPY GOD IN CHARGE OF LOVE AND MATORIMONY」 月から来た老人の神は、愛と結婚を預かっている幸せな神である、という意味でしょうか。ぜひご利益をいただきたいものですね。このようにそれぞれにありがたい意味のある神様がたくさん祀られています。天后廟は香港のあちこちで見ることができますが、スケールの大きさはこちらが一番です。こんなにたくさんの神様に一度に出会える機会なんてなかなかないですよね。まずは何をかなえてもらおうかなあ。

ということで、今回は、香港屈指のビーチリゾート、レパルスベイを歩いてみました。ヨーロッパ的な雰囲気のレストランやショップから、思いっきり中国を感じさせる天后廟の様々な像、西洋とアジアが同居しているような、まさに香港の文化を思わせるところでした。少し足を伸ばしただけで、こんなリゾートに出会えるなんて、香港って魅力的ですよね。次回はぜひ、レパルスベイに沈む夕日を見ながら、アフタヌーンティでもしてみたいと思う香港ナビでした。

レパルスベイへの行き方
MTR中環(セントラル)駅(出口A)から交易廣場(バスターミナル)へ向かって徒歩2分。駅を出てすぐ目の前のエスカレーターを上り、そのまま左へ。道なりに左へ曲がり、「中環巴士總站(バスターミナル)」の案内に沿って、右側の階段を下りていきます。
バスターミナルから、
赤柱(スタンレー)行き6X(アバディーントンネルを通ります)所要時間25分
赤柱(スタンレー)行き6、6A、66, 所要時間30分
赤柱(スタンレー)快速260 所要時間15分
料金は、$8.4 オクトパス利用の場合、降りる際に再度提示すれば、レパルスベイまでの分の料金$4.6に戻してくれます。
または、MTR金鐘(出口C1)駅目の前のバス停(金鐘花園Admiralty Garden)でも可。
ぜひ、二階席の一番前をゲットしよう。だんだんと外の景色が変わってくるのがよくわかります。

ぜひ、二階席の一番前をゲットしよう。だんだんと外の景色が変わってくるのがよくわかります。

風水の建物が見えてきたら降りる準備をしてください。

風水の建物が見えてきたら降りる準備をしてください。

バス停 浅水湾海灘(Repulse Bay Beach)で下車。

バス停 浅水湾海灘(Repulse Bay Beach)で下車。

その他情報

■2015年6月26日 掲載店舗情報更新

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-01-04

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