好評の櫻井先生香港レシピシリーズ第2弾です。
こんにちは!第1回目の香港ミルクティーはいかがでしたか?もう早速作っておうちで香港しちゃったという方もおられるのでは?さて、第2回の今日はきっと日本人の方でもファンが多いであろう香港式のフレンチトーストの作り方です。前回のミルクティに合わせてさらにおうちで香港度をあげましょう!
本場フランスのフレンチトーストとは似て非なるものがこの香港式フレンチトースト。香港式のフレンチトーストの特徴はたくさんの油の中で揚げ、たべる時にさらにコンデンスミルクとバター、シロップをかけて食べます。このようなことからアメリカのTimesから"もっとも不健康な食べ物No.1"(香港十大最受歓迎不良食品)とまで言われてしまいました。でも、油たっぷりで不健康な食べ物ほど、おいしいのですよね~(でもみなさん、やはり健康のため、1ヶ月に1回くらいにしてくださいね。)
この香港式フレンチトースト、香港では50年の歴史があると言われています。フレンチトーストといえば、もともとはフライパンでバターで焼く方法ですが、香港では商売となると早さが求められることから、手っ取り早く油で揚げるという方法に変わっていったようです。中華の国ですから、油で揚げるということにはおそらく抵抗がなかったのでしょうね。
香港式フレンチトーストは店によってそれぞれ少しづつ異なるようですが、大きく分けて2種類。トーストを厚切りしたもの、または薄く切って2枚重ねたものの中にピーナッツバターやカヤジャムをはさんで揚げる、つまり餡なしか餡ありかです。これはお好みで作られてくださいね。
では、まず前回同様使う食材の説明をいたします!
(香港度を高めるため香港の食材をご紹介しますが、 入手出来るもので作られてくださいね)
食パン/方包
普通の薄切りの食パン
*-* 香港でおすすめのパン屋さん*-*
日東麺飽"は香港では珍しい無添加でしかも天然酵母で作っているというパン屋さん。
日東麺飽 住所:北角英皇道395-421號 僑冠大厦地下23-27舗
電話:2561-6438
**もちろんどこの食パンでも問題ありません。
カヤジャム
カヤジャムはシンガポールやマレーシアなどで有名でココナツとたまごから出来たジャムです。軽くパンに塗ってトースターで焼くとおいしいです。もちろん、好みでこれをピーナッツバターに変えても大丈夫! これはシンガポールの亞坤のカヤジャムです。
香港では有星味 住所:尖沙咀山林道29-31號 廣利樓地下4A地舗
電話:2375-9229
で有星味自家製のカヤジャムが売られています。
シロップ
パンケーキなどにかけるメープルシロップのようなパンケーキシロップです。もちろんメープルシロップでもOK。またお好みでコンデンスミルクでもどうぞ。
植物油
普通の植物油がいい。ピーナッツオイルは独特の香りが強いので適さない。健康のことを考えたらエコナが個人的にはおすすめ。
材料:2人分
食パン 4片
たまご 2個
カヤジャム または
ピーナッツバター 大さじ4
シロップ または
コンデンスミルク 適量(お好み)
バター 適量(お好み)
わかりますか~?このふわふわカリカリ感!おいしそう~でしょう?
|
|
できあがり~!!
|
カヤジャムを使っている港式法蘭西多士はこんなところで食べることが出来ます!
●大排(木へんに當)
DAI PAI DONG
SHOP NO. 4, STANLEY PLAZA SHOPPING CENTRE 23 CARMEL ROAD, STANLEY, HONG KONG
赤柱佳美道23號 赤柱廣場購物中心SHOP 4
●維記??粉?Wai Kee Noodle Cafe
住所 深水(土へんに歩)福榮街62號及66號地下及北河街165-167號地下D號
電話 2387-6515
●合興小廚 Hop Hing Restaurant
住所 尖沙咀海防道臨時熟食(木へんに當)
電話 2376-0060
そのうち、香港港式法蘭西多士食べ比べをして香港ナビでご紹介してもらいましょうねー 西多士のはしご?ああ、太りそう~(恐)
関連タグ:
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2006-04-24