7月に上映される映画ポスターご紹介!

照りつける太陽に嫌気がさしたら、映画館へ行ってちょっと休憩。日本に先行して既に公開されているハリーポッターなど話題の作品が今月も目白押し!

こんにちは、香港ナビです。連日33度以上の気温が続き、暑いという言葉をいうのもおっくうになってしまうほどのこの頃ですが、世界的な気候の変化の影響で、香港は100年後に冬がなくなるといわれています。っということは、このうだるような暑さがもっと長くなるということなのでしょうか?でも、そんな心配を吹き飛ばすような熱い映画を見て、暑気払いしましょう!!今月も期待満点&懐かしい“シリーズもの”あり、夏休みの子供向けの作品あり、盛りだくさんです。早速、ご紹介いたしましょう。

ダイ・ハード4.0

なんと第1作目から20年、前作の第3作目からも12年ぶりに制作された第4作目を迎えるこのシリーズは、凶悪なテロリストを相手に、撃たれても叩かれても死なない“不死身の男”、ご存じブルース・ウィルス扮するニューヨーク市警の警部補ジョン・マックレーンが主人公。今回は、ワシントンDCで、サイバーテロリスト組織を相手に、組織に関わりがあるハッカーの身柄確保をFBIから要請されたのをきっかけに、事件解決への“不死身”の戦いが始まることになる・・・。50歳を超えてなお、体を張ったブルース・ウィルスのアクションヒーローぶりは、今となってはアナログタイプですが、21世紀の最新デジタル・テクノロジーを駆使したテロリストを相手に、その胸のすく痛快さが、夏の暑さもふっ飛ばします!!

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

世界中で超人気のこのシリーズ作品も、いよいよ5作目。ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー・ポッターとその仲間たちが、再び闇の帝王ヴォルデモート卿を相手に戦う姿を描いています。今回は、魔法省の介入や“不死鳥の騎士団”の存在など今までの学園ドラマムードから少し離れた現実感が加わって、すっかり大人に成長したハリーの姿も見どころの一つ。主役のダニエル・ラドクリノを始め、主要キャストはそのままなので、彼らの成長ぶりにも目を見張ります。またハリーのファーストキスシーンもあり、ファンには見逃せない作品です。

PLANET TERROR

“シン・シティ”のロード・ロドリゲス監督によるこの作品は、クエンティン・タランティーノ監督の“玩命、飛車、殺人狂(DEATH PROOF)”との2部構成による共同企画作品“GRIND HOUSE”でもあり、待ちかねていた熱狂的なファンの方も多いはず。片足がマシンガンのヒロインが、ゾンビ軍団と戦うという80年代のB級カルト系の雰囲気がかえって新鮮で、笑えるシーンも多いのですが、香港ではスリラーアクションのIII指定(18歳未満は見られません)となっています。

ネクスト

“マイノリティー・リポート”“トータル・リコール”等の話題映画の原作で知られる人気SF作家フィリップ・トーディックの作品“ゴールデンマン”の映画化。テロリストの陰謀によって核爆弾で狙われたロサンゼルスを救うべく、FBIに協力してその能力を事件解決に発揮する、予知能力を持ったラスベガスのマジシャンの活躍を描きます。主人公には、肉体派から演技派まで幅広い演技で活躍するニコラス・ケイジが扮し、今回は製作にも加わっています。監督は“007ダイ・アナザーデイ”のリー・タマホリ。

超ケロロ軍曹 深海のプリンセスであります

ドラえもん、ピカチューに続く、香港で今最も人気の日本のアニメの主人公と言えばこの“ケロロ”をおいてほかにありません。夏休みの始まった子供たちのお待ちかねの作品です。劇場用として第2弾になるこの作品では、南の島を舞台に地球を水の惑星にしようと企むマロン星のメール王子とマールによって、深海にさらわれた夏美を救出すべく、ケロロたちがバトルを繰り広げます。またしても、暑い香港でケロロ旋風が吹き荒れそうです。

INVISIBLE TARGET

地元香港製作映画を広東語で、“港産片(ゴンチャンピン)”と言います。今月の目玉港産片は、最近パパになったことが話題の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、映画の出演を重ねるごとに着実に力をつけてきた余文樂(ショーン・ユー)、親の七光り返上に健闘中の房祖名(ジェイシー・チャン)の若手3人が主人公のアクション映画です。スタントを使わず、文字通り“命がけ”の戦いを繰り広げる若手を叱咤して撮影に臨んだ、監督の陳木勝(ベニー・チャン)は、香港アクション映画では有名な存在。期待を裏切らない完成度が評判になっています。

WONDER WOMEN

こちらの港産片は、男ばかりが主人公じゃないというわけで、アイドルから大人の歌手へと転身を図る梁詠?(ジジ・リョン)と最近人気上昇中のアイドル薜凱?(フィオナ・シッ)が、キャリアウーマンとそのアシスタントに扮し、オフィスを舞台に繰り広げるドラマ。今年は中国返還10周年を記念する年ということもあり、時代背景は返還後間もない97年から現在で、主人公たちの10年を通して、香港のサラリーマンやOLが実際に過ごしてきた等身大の香港を実感できる作品となっています。今までになく、アイドルから一歩抜け出た梁詠?の大人の演技が好評です。

暑い週末を涼しい映画館で過ごそうという人が増えて、チケットを求める人の列もよく見かけます。香港では、電話やオンラインでの予約も可能ですし、先行でチケットが購入できますので、映画鑑賞も便利です。また、館内がとても冷えますので、上着は必需品です。香港で映画鑑賞の際には、どうぞお忘れなく!!以上、香港ナビがお伝えいたしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-07-19

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