香港のB級グルメの第一歩、茶餐廳で自由自在に注文してみよう。香港ビギナーでも食べたいものが食べれちゃう広東語講座第二弾です。
こんにちは、香港ナビです。香港グルメといえば、奶茶(ミルクティー)に菠蘿包(パイナップパン)というディープでチープなB級がお好きな方には、茶餐廳での食事は欠かせませんね。たいていの場所で英語が通じる香港とはいえ、茶餐廳で働いているおにーさん、おねーさん(おじさん、おばさんか?)たちはほとんど英語がわかりません。B級グルメを究めるには、まずは広東語から!というわけで、今回は、ローカル色が濃いディープな香港を味わうための広東語、茶餐廳のメニューとすぐ使える基本会話をご紹介いたします。香港旅行の前にこれを暗記すれば、大手を振って茶餐廳のはしごができますよ!
[茶餐廳編]
パン・トースト・サンドイッチ系
飲み物
茶餐廳で食べられるセットメニュー
セットの具
出前一丁について
卵のいろいろ
ご飯もの
炒麺類
基本会話
パン・トースト・サンドイッチ系
朝食を外で食べる習慣が多い香港では、パンの種類も豊富です。午後のティータイムや小腹がすいた時に一人でも気軽に食べられるメニューです。
飲み物
日本では飲めない、いろいろな種類があります。ほとんどの飲み物は、ホットとアイスの両方揃っています。
◆凍(ドン)―アイス。飲み物の名前の前につけます(例えば、凍檸茶、アイス・レモンティー)。セットメニューなどの飲み物でアイスを注文する場合は、2ドルほど料金が追加されることが多いです。
◆熱(イッ)―ホット。飲み物の名前の前につけます(例えば、熱檸茶、ホット・レモンティー)。
◆少甜(シウティム)―冷たい飲み物はすでにシロップが入っているので、甘さ控えめにしてください、という意味です。(例えば、凍檸茶少甜、アイス・レモンティー、甘さ控えめ)。
◆走糖(ジャウトン)―砂糖を入れないでその変わりに練乳を入れてほしいという意味です。これはかなりローカルな広東語の言い方で、香港人でも知らない若者もいます。
茶餐廳で食べられるセットメニュー
セットメニューの主食は麺類で、飲み物がついています。そこにトーストや卵などサイドディッシュがついていることもあります。
出前一丁について
日本人には懐かしい感じもするインスタントラーメンの出前一丁ですが、香港ではインスタントラーメンの中でも高級品??普通のインスタントラーメンよりHK$2ほど高く、メニューでもちゃんと区別されています。また、出前一丁を使った焼きそばや「撈麺(ロウミン)=スープのない、混ぜて食べる麺」もあります。中の具もいろいろ選択できますが、ポークステーキ、チキンステーキ、五香肉丁などという肉類と合わせるのが人気のようです。
卵のいろいろ
香港では卵の焼き方は主に以下の5つの種類があります。
炒蛋(チャウダン) スクランブルエッグ
煎蛋(ジンダン) 卵をこんがり焼くこと。半月卵のこと
太陽蛋(タイヨンダン)
西洋風の卵の焼き方。片面だけ焼いた丸い目玉焼
荷包蛋(ホーバウダン)
両面を焼いた丸い目玉焼き
奄列(アムリッ)
オムレツ
オーダー時に何も言わないと普通は荷包蛋か奄列がついてくるのが一般的。ほかの焼き方に変えたい場合は、「我想轉(ンゴォソンジュン)〇〇」と言ってください。
ご飯もの
ランチやディナーメニューにあるご飯ものは日替わりや季節で少し内容が変わったりします。ローカルに人気のメニューをピックアップして、具を簡単に説明してみました。
炒麺類
炒めものの麺類の代表的なものを紹介します。
基本会話
メニューがわかったところで、早速広東語でオーダーに挑戦してみましょう。もちろん、お勘定も忘れずに。
お・ま・け
メニューには必ずあるけど、香港人でも注文している人を見たことがない幻のメニュー?をご紹介します。
いかがでしたか?茶餐廳は、もうただのローカルレストランも域を超えて、飲茶と並ぶ香港を代表する食文化の一つとも言えます。皆さんもぜひ香港に来たら、気軽に茶餐廳へ入ってみてください。もちろん広東語で注文することをお忘れなく!以上、香港ナビがお伝えいたしました。
関連タグ:
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-10-28