Misto Restaurant

ミストレストラン

閉店・移転、情報の修正などの報告

テレビや雑誌の撮影にもひっぱりだこ!うわさの西洋料理レストランは意外にも若者のカジュアルファッション街にありました。

こんにちは、香港ナビです。ファッションや話題の流行の移り変わりが激しい香港ですが、この頃は食の流行も見逃せません。目立つ通りに面したグランドフロアにある路面店は、回転寿司屋のオープンが相次いでいる中、新しいカフェやバー、レストランは、雑居ビルの1階や2階に場所を移しています。こぢんまりとした店内はそれぞれのコンセプトによってディスプレイされたファッショナブルなコンセプトで、隠れ家風に利用するのが流行りのよう。今回ご紹介する“Misto Restaurant(ミストレストラン)”も、雑居ビルの1階(日本式の2階)にありますが、その外見とはうらはらに、豪華でおしゃれな店内が開店当初から人気で、テレビや雑誌の撮影にひっぱりだこなのだとか。早速、お邪魔してきました。

ロケーションは、若者に人気のカジュアルファッションブティックが建ち並ぶ、尖沙咀の“加連威老道(Granville Rd)”にある雑居ビルの1階。入り口の看板も控えめです。ちょっとすると、見過ごしてしまいそうですよね。ほんとに、豪華でおしゃれなレストランがあるとは思えないというのが本音です。さてさて…どんなお店なのでしょう。

うわさの店内は豪華&ファッショナブル!

階段を上って行くと、不安も解消されてきました。入口にきれいなソファがあり、そして中に一歩踏み込めば、雰囲気は一新!!淡いクリーム色で統一された店内は、薄明るいライトで照らされて、昼間でも落ち着いた大人の空間といった面持ちです。
入ってすぐ奥にあるのは、プライベートで使用できる仕切りのある部屋。結婚式の2次会や、バースデーパーティーなどの予約が多いそうです。
入り口から店内が見渡せないようにと、透かし細工のおしゃれなパーテーション。気配りとセンスが行き届いています。
6人は余裕で座ることができる壁際のテーブル。贅沢な大きさですね。それに天井の照明もゴージャス!
とても広い店内。テーブルや椅子が大きめなのに窮屈な感じが一切しません。
ちょっとしたデッドスペースにも、センスの光る内装が見られます。
窓際の席。夜は照明がロマンチックに灯ります。でも、見下ろせばやっぱり雑然とした香港の街並みで、香港の真ん中にいることをおもいださせます…。

厨房にお邪魔しちゃいました!

ただいま、泰式生春巻を調理中。なんと、中身はフォアグラ&マンゴーなんです。味見したい!?
真剣なまなざしで炒めているのは、羊肉料理につける野菜。色彩豊かですね。
羊肉とは思えないほど、新鮮で大きなリブ。ジューっというおいしそうな音をお届け出来ないのが残念です。
大きなチキンを手早く揚げるマレーシア出身のチーフシェフのケンさん。このお店がマレーシア料理をメインにしているのも、実はチーフシェフが彼だからなのです。まさに、本場の料理をそのまま高級感漂うレストランでいただけるというわけです。ホテルのレストランで働いていた実績のあるケンさんの腕のよさもお店の人気の要因です。

メニューは本格マレーシア料理&西洋料理の2本立て

お料理はマレーシア料理と西洋料理がメイン。ベジタリアン向けや、ヘルシーメニューなどもあって、なんともバラエティー豊かです。今回はおすすめの前菜2品、メイン2品そしてデザート1品をご紹介します。

泰式香芒鵝肝米紙巻(Rice Paper Roll with Goose Liver and Fresh Mango)HK$128
タイ式の生春巻に、なんとフォアグラとマンゴーを入れてしまいました。
フォアグラはとっても分厚く、贅沢ですよ~。生のマンゴーの甘酸っぱさが、フォアグラ独特の口当たりにミックスされて、新鮮な味わいです!フォアグラ苦手(っていうか、肝系のぐちゃっとした口当たりが苦手)という方にもおすすめできます。

冰梅汁柚子海鮮沙律
(Pomelo & Seafood Salad with Plum Paste Sauce)HK$88
ポメロは、マレーシアやタイなど東南アジアでは欠かせない果物。香港でも“楊枝甘露”などのデザートに使われるなど、夏によく見かけますね。日本で言ったらはっさくとかぽんかんとか、大きな柑橘系果物です。ポメロはオーダーを受けてから皮をむいて実をほぐすそうで、新鮮な粒々ポメロの酸っぱさが、シーフードとよく合って、さっぱりとしたサラダになっています。

煎澳洲和羊配香草焼汁(Grilled Australia Lamb with Provencale Sauce)HK$288
オーストラリア産の羊の肉は、まるで日本の牛肉のように柔らかくおいしいので“和牛”ならぬ“和羊”と呼ばれているのだそう。本当に羊肉とは思えない、鮮度のよさを物語る柔らかさ。そしてこの分厚さにもびっくり。香港でも、ここ以外ではあまり食べられないメニューのひとつだそうです。

馬来金榜乾咖喱鶏(Malay Kampung Dry Curry Chiken)HK$108
マレーシア料理ならではの調理法で、軽くフライしたチキンをさらにドライカレーで炒めました。大きなチキンは高温で表面をカラッと揚げているため、中の肉が柔らかいままでジューシー。カレーは辛過ぎずほんのり香る程度ですが、今まで食べた事のない味で、ハマります!

杏碎心太軟伴雪糕(Warm Chocolate Pudding with Almond & Ice Cream)HK$58
ホットチョコレートプリンは、表面がとても固く焼いてあってケーキ風。バニラアイスクリームとストロベリーやチョコレートのデコレーションがかわいいですね。
なんと、プリンの中には溶けたチョコレートが!アイスクリームと一緒に口に頬張ると、ホット&アイスのダブルパンチで、不思議な感覚がおもしろいですよ。ビターチョコを使っているのでバニラと合わせても甘すぎません。クセになる味です。
ワインも添えて、豪華なディナーが揃いました。
いかがでしたか?ホテルや高級レストランが建ち並ぶ場所では、ちょっと肩がこって緊張してしまいそうですが、ここなら気軽に入れて高級感を満喫できるので、庶民派のナビにもぴったり!友達や会社の同僚との約束にも、大事な人とのディナーにも、そして特別なパーティーにも使えるレストランです。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-04-24

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-04-24

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