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西九龍文化地区のビクトリアハーバー沿いに「M+」がオープン!

この数年急激な変化を遂げている西九龍文化地区(West Kowloon Cultural District)。

「西九龍文化地区」という地名を聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。このエリアは尖沙咀の北側からエレメンツ近くのウォーターフロントを指しています。近年この一帯を "文化と芸術の中心地" として開発する巨大なプロジェクトが進められてきました。

現在は広東オペラを始めとする中国伝統演劇の鑑賞ができる「戯曲センター」、アジア初と言われる現代視覚文化美術館の「M+(エムプラス)」 、2022年7月に正式オープンした「香港故宮博物館」、芸術公園、人々が集まることができるハーバーサイドの遊歩道などが次々と建設されています。そう、まさにこのエリア一帯が香港の文化芸術を代表するような地区へ変貌を遂げているのです!


今日はこの「西九龍文化地区」に位置する「M+(エムプラス)」をご紹介いたします。

どうやって行くの?

 まずは「M+(エムプラス)」までの行き方をご紹介。方法はいくつかありますが、この日ナビが訪れた方法はエレメンツショッピングモールから行く方法です。ナビ的には「なるべく雨風や熱風を防げる屋根のある場所を歩きたい」と思っているので、お勧めの行き方の1つです。

因みにエレメンツショッピングモールは地下鉄「九龍駅」に直結している、ラグジュアリーブランドが集まる高級ショッピングモールですので、多くの方はご存知だと思います。そしてこのモールから程近い場所に西九龍文化地区」が位置しています。

1) エレメンツショッピングモールに入ったら頭上に掲げられている案内板を見つけましょう。

1) エレメンツショッピングモールに入ったら頭上に掲げられている案内板を見つけましょう。

2)進むべき方向は「西九文化区」です。この言葉が出てくる看板があるはずですので、探してみましょう。案内板さえ見つければその方向へ進んでいくのみです!(位置的にはSKY100に比較的近い方向ですので、どうしても位置がわからない方はまずはSKY100あたりへ行ってから該当の案内板を見つけるのも良いかもしれません)

2)進むべき方向は「西九文化区」です。この言葉が出てくる看板があるはずですので、探してみましょう。案内板さえ見つければその方向へ進んでいくのみです!(位置的にはSKY100に比較的近い方向ですので、どうしても位置がわからない方はまずはSKY100あたりへ行ってから該当の案内板を見つけるのも良いかもしれません)

3)そして「西九文化区」という案内に沿って進むと、最後はエレメンツから繋がる歩道橋に繋がる出口となります。

3)そして「西九文化区」という案内に沿って進むと、最後はエレメンツから繋がる歩道橋に繋がる出口となります。

4)エレメンツを出て歩道橋を渡ってください。するとそこはもう「西九文化区」なのです。

4)エレメンツを出て歩道橋を渡ってください。するとそこはもう「西九文化区」なのです。

5)ただ西九文化区は今まさに開発中のエリア。場合によっては視界に入るのが4)のような工事真っ盛りの景色かもしれません。でも心配しないでください。故宮やM+など、メジャーな建物へのルートは、こうして多くの場所にわかりやすく案内が設置されています。

5)ただ西九文化区は今まさに開発中のエリア。場合によっては視界に入るのが4)のような工事真っ盛りの景色かもしれません。でも心配しないでください。故宮やM+など、メジャーな建物へのルートは、こうして多くの場所にわかりやすく案内が設置されています。

6)エレメンツからM+まで、実際のところ歩道橋を渡ってからは徒歩数分で到着します。とっても簡単ですから案内を見ながら確実に進んでいきましょう!

6)エレメンツからM+まで、実際のところ歩道橋を渡ってからは徒歩数分で到着します。とっても簡単ですから案内を見ながら確実に進んでいきましょう!

M+ってどんな場所?


M+(エムプラス)はアジア初の現代視覚芸術をテーマにした美術館です。20~21世紀のビジュアルカルチャー・デザイン・建築・映像などの作品が数多く展示されています。オープンしたのは2021年11月。出来上がってまだ1年も経っていません。

そして展示スペースは合計1万70000平方メートルと言われています! 敷地には33のギャラリー・ビクトリアハーバーを見渡せる屋上庭園・映画館・ミュージアムショップ・図書室・レストラン&カフェなどの施設が併設されており、まさに丸1日過ごしても飽きることがなさそうです。

実際にホームページ上を見ていたところ「1日を過ごす提案プラン」として美術館→カフェ→ショップ→夕方は屋上庭園からの眺めを楽しむというお勧めルートが掲載されていました。

 建物の造りはとてもモダンでスタイリッシュ。スイスのスイスの著名な建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンとイギリスのTFPファレルズ、アラップが共同で設計、建築したそうです。

美術館入り口は、その美しい外観と共に記念写真を撮ろうとする人がいつも大勢並んでいます。

また香港島からM+(エムプラス)を眺めると、海側の壁一面は巨大なスクリーンになっているのがわかります。そのスクリーンには様々な文字やデザインが浮かび上がっては形を変えていく様が映し出されており、今や香港を代表するランドマークの1つとしてその外観も夜景やランドスケープに溶け込んでいます。


 館内の巨大な展示スペースには様々なビジュアルアート・オブジェ・建築関連の模型や資料・映像などが数多く展示されています。

何のプランもなく端からじっくり見ていると、時間が足りなくなったり見たいものへ辿りつく前に疲れてしまう、なんて可能性もありそうです。目的が見たいものを見逃さないように順序だてたプランを立ててから訪問するのが良いかもしれませんね。


それではここで、ナビが訪れた日に展示されていたものを少しだけご紹介したいと思います。

この辺りはグランドフロアで行われていた「Hong Kong: Here and Beyond」で撮影をしたもの。香港独自の文化の紹介等の展示されていました。 この辺りはグランドフロアで行われていた「Hong Kong: Here and Beyond」で撮影をしたもの。香港独自の文化の紹介等の展示されていました。 この辺りはグランドフロアで行われていた「Hong Kong: Here and Beyond」で撮影をしたもの。香港独自の文化の紹介等の展示されていました。

この辺りはグランドフロアで行われていた「Hong Kong: Here and Beyond」で撮影をしたもの。香港独自の文化の紹介等の展示されていました。

展示物以外の館内エリア

 こちらは施設内にあった映画館。普通の映画館とは違い、こちらで厳選された映画やドキュメンタリーのプログラムが組まれています。

どのプログラムもとても人気のようですが、上映期間が比較的短いタームで替わっていき、そして常に混雑してるようです。暫くの間はウォークインで訪れるのは難しいかもしれませんね。ホームページで上映プログラムをチェックし、席を事前予約してから訪れましょう。

 そしてグランドフロアには大きなミュージーアムショップもありました!

展示関連の書物やグッズだけではなく、香港の土産としても喜ばれそうなセンスの良い商品、そして昔ながらの駄菓子を売る店までもが併設されていました。コロナで観光客が入ってこられなくなってからというもの、お土産になりそうなものを売る店が極端に減っていたので、このミュージアムショップは貴重な存在だと思いました。ナビもこちらで数点の香港関連グッズを購入してきましたよ!

 写真でご紹介した以外にも、レストラン・カフェ・屋上庭園等など、見どころや行く場所がまだたくさん併設されています。ただナビは無計画に展示を見てしまった挙句に時間が足りなくなり。残念ながら1回の訪問で廻りきれませんでしたので、次回再訪した際にほかの写真を載せてご紹介したいと思います!



それでは皆さんも「西九龍文化地区」や「M+(エムプラス)」を楽しんでくださいね!

記事登録日:2022-08-27

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2022-08-27

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