1967年、旧正月を爆竹で祝うことが禁止されていなかった頃のお正月風景をモチーフに、チャイコフスキー『くるみ割り人形』に合わせて構成、振付されたユニークな作品です。
公演に先駆け1月16日に公開リハーサルが行われました。熱心なファン50人が、本番さながらの熱のこもった光景に見入っていました。
今回は、香港の文化を題材にしていることもあって、香港人はもちろん、外国人の観客にも楽しんでもらいたいと作品への取り組みにバレエ団の熱意が感じられます。
そんな作品制作に、国際的に著名な香港人振付家ユーリ・ンが選んだパートナーは、バレエ団期待の若きダンサー江上悠さんです。
日本人としてこの作品を振付するに当り、多くのディスカッションや知識的な下準備など、他の作品作りとは違った面で大変だったとか。
英国ロイヤルバレエスクール留学中、当時の香港バレエ団芸術監督に認められて香港バレエ団入りして約7年余り。ユーリもその才能に一目置いているという江上さんの活躍に、これからも目が離せません!(一部提供写真撮影:Yvonne Chan)
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記事登録日:2010-01-29