迷路のように入りくんだ内部から「一度立ち入ったら二度と出てこられない」とまで言われた九龍寨城。取り壊された跡地は公園となっていますが、できた頃はよく行ったけれどそれっきりになっていたナビ。今回は超久々に訪れてみました!
こちらは見どころの一つである南門懐古(The Old South Gate)。清政府によって1943年九龍寨城が建設された当時の門の跡で、この南門がメインゲートであったと言われています。
その後取り壊しをしている際に、この南門で掲げられていた「南門」と「九龍寨城」という文字の石のプレートが発掘されました。
その為この辺りは発掘時そのままで保存をされ、法定古蹟になっています。
古代建築物の衙府は、中に入ると色々な展示物を鑑賞できるようになっています。
ナビが最も興味があるのはこちらでしょうか。当時の九龍寨城の写真や中の住人の生活がパネルになっています。
実際に立ち入ったら怖いのかもしれませんが、それでも興味は尽きない!
ご興味がある方は、ぜひ展示も見ていってくださいね。
それにしてもこの公園、とっても広い。そして中国風庭園の造りになっていて、美しい建築が多いです。この辺りを散歩していると、まるで香港ではない場所にいるような錯覚に陥ってしまいます。
さあ、ナビ的見どころの最後はこちら、200分の1の九龍寨城の模型です。
なんとこちらの模型、日本人研究者のグループによって採寸されて作られたものなんだそう。
見れば見るほどその造りに圧倒されます。これは入ったら出てこられないという意味も分かりますよね。久しぶりに訪れた公園ですが、初心にかえったように楽しむことができました!
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記事登録日:2020-08-24