村民が殆どいない村を訪ねてみました　～その1

空港のあるランタオ島と九龍の青衣の中間にある島、馬湾を訪れてみました。空港に行くのに便利な青衣大橋と共に島も開発され、今では大型マンションが立ち並ぶリゾートの雰囲気いっぱいの馬湾ですが、開発と共に人が出て行った古い村がまだ当時のまま残されているそうです。

近代的なマンション群から古い村までの行き方が分からなかったナビ。グーグルマップで調べながら歩いてみました。どうやらマンションやテーマパーク、ノアの箱舟からは少し山道を歩くようです。まずは山道の入り口にあったこちら。

清時代の釜のようです。

コロナの為に博物館は閉館していましたが、外にあった竈だけは見る事ができました。この竈のあたりからハイキングルートを約20分程度歩けば、目的地のようです。

山を降りて村の入り口まできました。山の上に白い塔がたっています。あれは山道に入る前にちらりと見えたソーラータワー。あの辺りからぐるっとここまで降りてきたことになります。

古い村の入り口にきましたが、住人の姿はありませんでした。

村の入り口ほどない所に、小さな天后廟をみつけました。昔は漁業で生計を立てていたというこの島では、大切な守り神だったに違いありません。今もきちんと手入れ管理がされているようでした。

村に立っていた道標です。昔はこのあたりも、賑やかで人が行き来していたのでしょうか？？

昔のスーパーの名残のようです。多くの建物はこうしてまだ残されてています。（中には入れないように金網で囲まれています）

訪れる人もあまりいないため、とっても静かです。たまに撮影をしている人びと、お休みの日を静かな場所でくつろぐお手伝いさん達、そして犬の散歩をしている人や釣り人とすれ違います。

海の先に見えるのが、ランタオ島へ続く青馬大橋です。