【閉店】住家菜

ジュウ・ガー・チョイ

閉店・移転、情報の修正などの報告

一品平均45ドルで香港の家庭料理が食べられる嬉しいレストラン。

こんにちは、香港ナビです。今回はコーズウエイベイのリーシアター・プラザの7階にある香港家庭料理の店、住家菜をご紹介します。タイムズ・スクエアから歩いてすぐの、エスプリやMUJI(無印良品)が入っているビルといえば、ピンとくる方も多いのでは?こんなに新しくてお洒落なビルに入っているレストランにしては驚きの安さ。しかも、ファースト・フードではなく、化学調味料なし、油控えめな、ヘルス・コンシャスな家庭料理が食べられるのですから、これは要チェックです!では、さっそくご案内しましょう。
まずリーシアター・プラザの正面入口から入ってまずエスカレーターで1階へ。
左手のエレベーター・ホールからエレベーターで7階へ。
同じ階に4つのレストランが入っています。
エレベーターから降りると右手にすぐ住家菜が見えます。
住家菜とは?
「味はあっさり、油ひかえめ、科学調味料は使用せず」というのが、この住家菜の基本姿勢。このレストランは香港の家庭料理、つまり「お家の食卓」を提供しています。変化を求める個性的なオリジナルの料理とは違い、仕事が忙しく帰りが遅い人に、中国人なら誰でも知っているおなじみのおかずに温かいご飯、そして我が家のスープ …そう、まさにお母さんが作る毎日の料理を食べてもらおう、とできたレストランなのです。メニューは蒸したまご(茶碗蒸しに似た料理)のような庶民的なものから、定番の広東料理、蒸し魚まで、おなじみのメニューが充実しています。また、家庭料理の基本を守り、毎日、市場で旬の食材を求め、季節に合わせた日替わりメニューも作り、それに広東の家庭に欠かせない「老火湯(長時間煮込んだスープ)」も手頃な価格で出しています。バラエティーに富んだ、家庭の温かさたっぷりのスープレシピが20あまりも用意され、日替わりで楽しむことができるんです。健康を考えた料理が豊富に揃っていて、毎日食べても飽きない嬉しいレストランです。

レストラン全体がオープン・スペースになっているので、とても入りやすい住家菜。

まだオープンして、数ヶ月(2006年5月オープン)という新しさ。シンプルながら、白いレザーのイスと黒檀の色がマッチして、お洒落な店内。
テーブル・セッティングもすっきりとシンプル。
壁にズラーと並んでいるのは、アラカルト・メニュー。ご覧の通り、一品HK$38~HK$45。ふたりで100ドル(約1500円)ちょっとで夕食が食べられるなんて嬉しいですよね~。

一押しメニューの一部をご紹介

鮮什果咕咾肉 HK$40
定番の人気メニュー、酢豚。他とちょっと違うのは、新鮮なフルーツを使っているところ。 缶詰じゃなくて、パイナップルもキウイもイチゴも全部新鮮なフルーツ。ブルーベリーまで入っているなんて、珍しいでしょ?

(女へんに麻)雞
住家菜に来たら絶対に食べたいのがこの一品。写真は例牌(ライパイ=1人前)HK$40。半隻(半羽)HK$70、一隻(一羽)HK$140の3つのチョイスがあります。 淡白な鶏肉に白ゴマペーストと生姜のタレの味がよく合います。手間がかかるため一日にあまり大量に料理できないので、夜21時ごろには売り切れということもよくあるのだそうです。できれば、席の予約を入れる時に一緒にオーダーしておくのがいいですね。

鉄板蒜爆牛柳粒HK$45
ご覧のとおり、鉄板の上に牛肉と玉ねぎとニンニクがのった、シンプルだけれどパワーいっぱいの一品。日本人の口にも合う味付けで白いご飯がすすみます。 ゴロゴロと入ったニンニク。スタミナたっぷりですね。旅のパワーはここでチャージ!

鮮付竹蝦乾浸時蔬 HK$45
湯葉と干し蝦に、白菜や袋茸などの野菜が入った煮込み。ここにもニンニクが入っています。栄養満点。乳白色のスープはダシが効いていておいしーい!

咸旦鶏旦啄猪肉 HK$38
あひるの塩卵と鶏卵と豚肉の入った蒸しもの。日本の茶碗蒸しに少し似ていますが、香港ではご飯のおかずとしていただきます。塩卵が入っているのでこれもご飯に合う一品。

茄汁蝦碌 HK$55
エビのケチャップ炒め。大きなエビがゴロゴロ入っていて、この値段はとってもお得ですよね!香港ではエビは蒸す以外に炒める料理も主流です。黒豆ソースやニンニクで炒めることもありますが、このケチャップ炒めは子供から大人まで人気がありそう。

涼瓜紅衫魚 HK$58
揚げた魚に涼瓜(ゴーヤ)の豆?(トーチ)炒めをかけた豪華な一品。4人前くらいありそうですね。それなのにこのお値段!香港の家庭で家族のみんながご飯を片手に箸でつつく光景が目に浮かびますね。

醤爆百霊菇 HK$48
コロコロしているのは、お肉ではなくて、肉厚の百霊菇というキノコ。セロリと玉ネギも入ってベジタリアンながら食べ応えのある一品。香港の家庭でよく見る材料が使われています。

こちらは日替わりスープ。一人分一碗はHK$10。香港人の食生活の中でスープはとても重要です。とは言っても、何時間も煮込まなければならないスープを毎日作るのは、一人暮らしの人や共働きの家族には大変です。住家菜では家庭でお母さんが作るタイプのスープを飲むことができるので、助かりますね。これも人気が高いので売り切れになる可能性大のメニュー。ランチにはこのスープがつきます。
このポットごと全部で注文するとHK$30。
今日の日替わりスープ、合掌瓜雪耳(保の下に火)猪骨に使われている、合掌瓜。その名の通り、形が人が手を合わせて合掌しているところに似ています。雪耳はキクラゲ。

こちらは日替わりランチ・セット。おかず一品と白いご飯、スープ(日替わり)とデザート(日替わり)がついていて、ぴったりHK$32。10%のサービス料もつかないんです!チョークで書いてあるのは、毎日変わるからなのと、売り切れたらすぐ消せるようになのだそうです。というわけで、人気のメニューは早いもの勝ち!毎朝午前9:00に日替わりランチのメニューがhttp://www.home-feel.com でチェックできます。
もう一つのランチ・セットはビジネス・ランチ(商務午餐)HK$48。こちらは定番メニューで、牛肉料理(10種類)、鶏肉料理(7種類)、豚肉料理(9種類)、蒸し料理(12種類)、魚料理(4種類)、豆腐や野菜などを使ったその他メニュー(14種類)の中から一品をチョイスして、それに白いご飯、スープ(日替わり)とデザート(日替わり)がつきます。注文をうけてから作るので、約10~15分かかります。こちらも10%のサービス料なし。
いかがでしたか?オフィスも近いことだし、ちょっぴり早めのランチにまた今度行って家庭料理を楽しもうと目論んでいる、ナビがお伝えいたしました。

記事更新日:2008-01-23

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-09-04

スポット更新日:2016-01-09

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供