絶好のロケーションで金賞受賞の広東料理に舌鼓!!
こんにちは、香港ナビです。香港會議展覧中心(Hong Kong Convention and Exhibition Centre)といえば、1997年の中国返還式典のために建てられた、いまや香港島の顔と言っても差し支えないくらい、海外の大物アーティストのコンサートや、貿易産業などあらゆるタイプの様々な展覧会が催される場所として、世界各国から注目を集めています。そんな建物の中ですから、世界中から集まるVIPや観光客も多く、自然にレストランも一定のレベルの評価を要求されると言うもの。今回は、そんな世界のVIPも太鼓判を押す、広東料理のレストランをご紹介いたします。
1. ロケーション
MTR港島線“灣仔(Wanchai)”下車。香港會議展覧中心(Hong Kong Convention and Exhibition Centre)に向かっては、ずっと歩道橋で繋がっていますからご安心を。ただし、香港會議展覧中心(Hong Kong Convention and Exhibition Centre)の中に入ってからが広いので、とりあえずひたすら海の方向に向かって奥へ奥へと進んでください。ほぼ突き当たりのエスカレーターを一階降りると、”博覧商場“(Expo Galleria)という看板が見えてきますから、その中へ。
また、観光地として有名な”金紫荊廣場“(香港會議展覧中心の表玄関)からは、すぐ入り口に位置しています。
2. 店内は……
さすが、世界中のお客様を迎え入れるだけあって、店内は中国色豊かな中にも、現代的なモダンな要素を取り入れたおしゃれな高級感が漂っています。
入り口には、席を待つお客様のためのコーナーが用意されています。赤いちょうちんのようなランプが独特。
鏡を利用した凝ったデコレーション。中国モダンアートを感じさせます。
内は、こんなに広々。ガラス張りで景色も絶品。どこに座っても、堪能できます。
壁のいたるところに、中国書の掛け軸がかけられています。
こちらはVIPルーム。テーブル席のアレンジは自由。このときは、手前と奥を分けて使用していました。
テーブルセッティングにもなんとなく洋風のセンスがプラスされています。
3. 気になるメニューは……
こちらのシェフ、雷(ロイ)さんは、この道26年のベテランに加え、香港で開かれた料理大会の数々の部門で金賞を受賞しているお墨付きなのです。
受賞作品の料理はもちろん、こちらでは
春、夏、秋、冬と季節に合わせて特別なセットメニューを用意しています。季節ごとのお楽しみメニューなら、リピートして違う季節に訪れるのもいいですね。
“金牌蒜香吊焼雞”(1匹)
HK$238
金賞に輝きました。こちらの雞もおいしそうに、輝いています。
“龍皇金縷衣”
HK$148
こちらは、名誉金賞を受賞したお料理。マンゴソースでいただきます。見た目にも、美しい!!
“海皇魚湯浸豆腐”
HK$88
こちらも、金賞受賞。お料理に立体感があって、食べるのがもったいないくらい美しい……
点心の王道、“又焼包”(チャーシュウ饅頭)
こじんまりとした佇まいの中に、ジューシーなチャーシューがいっぱいです。
“蝦餃”
こちらは、ホウレン草入りの皮を使用しているので、彩がきれいです。
黄色が眩しい”酥皮雞蛋撻“、エッグタルト一口サイズがかわいい。
お料理を並べてみました。豪華!!
|
|
お店のサービスも行き届いています。
|
お食事前は、こんな感じ。ちょっとお上品にいただきたい気分になりますね。
4. 他にも…
こちらのレストランでは、お料理のほかにこちらで製造販売している商品があります。一流のお店が独自にお勧めする自慢の一品です、お土産にぜひ!!
左から“秘製XO醤”。いまや中華料理には欠かせない存在となったXO醤。こちらのレストランでも使われている特製です。防腐剤は使用されていません。 HK$138
中央、“黄金桂”。烏龍茶(ウーロンチャ)です。福建省で取れた厳選されたお茶の葉です。細かい針のような形が特徴。 HK$88
右、“滋味琥珀合桃”。 胡桃と胡麻を麦芽糖と砂糖で絡めたもの。甘いお菓子感覚で。防腐剤は使用されていません。 HK$68
今回ご紹介した金紫荊粤菜は、ロケーション、お料理、店の内装と全ての要素に高級感が漂うハイレベルなレストランですが、躊躇せず、気軽に訪れてみてください。明るく広い店内には、景色を楽しみながらリラックスできる雰囲気がいっぱいです。セット料理は、HK$198から、春の季節限定セットはHK$238で楽しめます。もちろん、お昼の飲茶や単品メニューも盛りだくさんです。以上、香港ナビがお伝えいたしました。