L`ATELLIER de Joël Robuchon

ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション

閉店・移転、情報の修正などの報告

ついに香港に上陸したフレンチの巨匠ロブションのレストラン。カフェ部門に先駆けて、今回はレストラン部門をご紹介。

こんにちは、香港ナビです。恵比寿や六本木にもお店があるフレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏のレストランがついに香港にも進出!カフェ部門「ル・サロン・ドゥ・ティー・ドゥ・ジョエル・ロブション」に先駆けて、今日はレストラン部門である「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」をまずご紹介したいと思います。
セントラルのど真ん中のランドマークという好立地にあるレストラン。3階部分から直通のエスカレーターで4階のお店まで上がります。
赤と黒のインテリアのモダンな雰囲気の受付。
中国のアンティーク調の家具がさりげなく配置されています。
いざテーブルへ。長い廊下を一直線に歩きます。
食べ物をモチーフにしたデコレーションがたくさん!
全世界のロブションで統一されているスパイスを使ったデコレーション。

テーマは「コンビビアリテ(懇親性)」

フレンチでカウンター席?と少しびっくりするお客さんも多いそうなのですが、これはなんとロブション氏が日本のお寿司屋さんやカウンターの割烹料理のお店からヒントを得て作り出したスタイルなのです。シェフとの会話を楽しみながら食事をするという日本独自のスタイルがロブション氏のアイディアによってフレンチレストランでも実現しただなんて驚きですよね。

赤と黒のインテリアはカウンター席、金と黒のインテリアはテーブル席というように分かれています。
カウンター席
カウンター席はショーキッチンと呼ばれ、文字通りシェフの料理を目の前で楽しむことができます。「このソースはなんですか?」など気軽に質問できる雰囲気がうれしいですね。お客さんの気分により「今日は軽めのディナーを。」「今日はとっておきのワインをあけて特別なディナーを。」などの様々なニーズに対応できるのもカウンタースタイルならではなのです。
テーブル席
テーブル席は全部で26席。7人~10人用の個室が二部屋あります。大きな窓からの景色はルーフガーデンの緑が大都会の真ん中とは思えないほどゆったりとした雰囲気を醸し出しています。夜にはライトアップされてさらにロマンチックな雰囲気になるそうですよ!

人気のメニューをご紹介

L’OURSIN - Sea urchin in a lobster jelly, topped with a cauliflower cream HK$250
キャビア、ウニの入ったロブスタージェリーの上にカリフラワーのクリームがかけられている前菜。シェフいわくキャビア、ウニそしてロブスタージェリーの分量は絶妙なバランスを要し、計算しつくされて配分されているのだそうです。口に入れるとキャビアとウニの磯の味がさっぱりとしたカリフラワーのクリームとパーフェクトマッチ!

LE HOMARD - Main lobster in a turnip ravioli HK$250
メインロブスターとかぶのラビオリ。小さな袋状のパスタの中にロブスターがぎっしり入っています。かぶの部分は「ん?千枚漬?」と思う酸味と食感。ハニー、パプリカ、ビネガーによって、甘酸っぱい味に仕上がっていて、日本人の口に絶対にあうメニューです。

LA CAILLE - Free-range quail with foie gras, served with truffled mashed potatoes HK$420
放し飼いのウズラの胸肉にフォアグラを詰めた贅沢な一品。添えられたマッシュポテトはロブションのシグネチャーディッシュとして世界中で人気のメニューです。今回はブラックトリュフが添えられていましたが、その季節でしか味わえないものを積極的に取り入れているそうです。やわらかい胸肉は香りも高くワインもすすみそう!

LE CHOCOLAT SENSATION - Creamy “Guanaja” chocolate, cacao sorbet on Oreo biscuit HK$150
「チョコレートセンセーション」の名前の通り、テーブルに運ばれた瞬間からそのセンセーショナルなルックスに驚きは隠せません。
円盤(?)部分を外すと中にはチョコシャーベット、ブラウニー、オレオパウダー、ガナッシュ、ソースショコラ、ムースショコラと6種類のチョコレートが入っています。チョコシャーベットの冷たい味と他のチョコの温かみ、そしてオレオパウダーの微妙な塩味と他のチョコの甘み、と、ただ甘いだけのデザートではなくポイントポイントでめりはりが効いていて最後まで飽きさせません。
スプーンの部分にご注目!金粉がついていますが、キッチンで毎回スプーンに金粉をつけるのだそうです。この細かい演出、気がつかない人も多いと思いますが、ロブション氏のこだわりは食材のみならず、本当に細かい所にまで行き届いているのです。

さて、気になるセットメニューのお値段ですが、フルコース「MENU DECOUVERTE」のメニューがHK$1450(+10%サービス料)。そしてカウンター席でのみいただける「MENU CLUB」のセットがHK$390(+10%サービス料)(毎日12:00~14:30、ディナータイムの提供はありません)。まずはカウンター席で気軽なコースから楽しむのも良し、特別な日にテーブル席でフルコース!というのもいいですね。なお、メニューの内容は季節や旬のものによりたえず変更されるとのことです。下記はメニューの一例です。

MENU DECOUVERTE HK$1450(+10%サービス料)
L’AMUSE (アミューズ)
LE SOUPION(スープ)
LA NOIX DE SAINT JACQUES(前菜)
LA LANGOUSTINE(ロブスター)
LE FOIE GRAS(フォアグラ)
LA CAILLE(ウズラ)or L’AGNEAU(ラム)
LE“SHOT”(ショット)
MANGO – MANGO(デザート)
LE CAFÉ EXPRESS OU THE(コーヒー、エスプレッソ、紅茶)

MENU CLUB HK$390(+10%サービス料)
L’AMUSE(アミューズ)
LA SALADE(サラダ)
L’OEUF(卵のココット)
LE BAR(魚) or LE BOEUF(牛肉)
LA MILLE-FEUILLE(ミルフィーユ)
LE CAFÉ EXPRESS OU THE(コーヒー、エスプレッソ、紅茶)

いかがでしたか?世界中の美食家を驚かせ続けてきた、ジョエル・ロブション氏の新しい挑戦であるラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション。カウンターでフレンチをいただけるという新しい体験は慣れると病みつきになってしまうかもしれませんね!以上、香港ナビがお届けしました。

記事更新日:2008-01-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-04-13

スポット更新日:2008-01-23

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