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地中海沿岸の6カ国料理が1つのレストランに。空港、ディズニーランドにもほど近いから、帰国前、飛行機乗継ぎ時にも使えます。

こんにちは、香港ナビです。大嶼山(ランタオ島)は、飛行機でやってきた日本人が1番最初に降り立つ場所です。今までほとんど通りすがりの島だったのが、香港ディズニーランドが出来たり、香港ナビでも紹介したCity Gate Outletsが出来たりして、すっかり注目の観光スポットになりました。大嶼山の“首都”である東涌(トンチョン)にはノボテル・シティゲートホテルが2006年4月にオープン。同ホテル内にある、イタリア、スペイン、フランス、モロッコ、トルコ、ギリシャという地中海沿岸6カ国にある国の料理に舌鼓がうてる「olea」の評判が高まっています。

行き方の案内

同店への行き方は簡単。MTR東涌線の終着駅東涌駅で下車。C出口にアウトレットモールがあり、そこからホテルが直結しています。車でも高速から出て、怡東路(Yi Tung Rd.)→東涌海濱路(Tung Chung Waterfront Rd.)→恵東路(Wai Tung Rd.)→文東路(Man Tung Rd.)の順にいってください。東涌のインターチェンジで高速を降りるとホテルへの標識が出ているので、簡単にいけると思います。また、レストランで200ドル以上の会計をした場合は、駐車料金が2時間無料となります。
ノボテル・シティゲートホテルの外観。
アウトレットモールで買い物をぜひ。
同ホテルのオープンと同時にoleaも一緒に開業しました。座席数は88で、テーブルの間隔で広めなのでゆったりした雰囲気です。また、天井までが7メートルありすべてがガラス張りなので明るく、開放的な印象を与えてくれます。夜のネオンを見ながらの食事ではなく、遠く見える山を眺めながら料理を楽しむという香港ではちょっとめずらしい経験ができます。写真04、05=店の入り口にある棚。下にある豊富な種類のパスタが目に付きます

店の入り口にある棚。下にある豊富な種類のパスタが目に付きます。
高さ7メートルの天井のおかげで広々とした店内。
清潔感がありますね。
テーブルに置かれた皿も座席ごとに、オリーブ、トマト、ナスなど色とりどりのものになっていて、テーブルが華やぐように、地中海を連想させるように、細かな気配りがされています。
オープンキッチンもあり、シェフの働く様子も見られます。
ガラスで仕切って個室のようにしています。
色とりどりの皿。
地中海の象徴、オリーブの絵も壁に。
梁チーフシェフは気さくな人柄です

梁チーフシェフは気さくな人柄です

このレストランの梁志輝チーフシェフは「料理は自分の子どものようなものです。ですから、子どもを育てるように丁寧に大事に作ることが重要です」と料理を作るにあたっての基本的な心構えを話してくれました。

注文した料理の前に出てくるパン

地中海の美しい海を連想しながら、oleaの人気、オススメ料理を紹介しましょう。実は、注文すると料理が出てくる前に、焼きたてのパン、オリーブオイルとにんにくが入った小皿、オリーブなどが入った小さな皿が運ばれてきます。注文した料理が運ばれてくるまで、このパンを食べながら待つのです。無論、無料なので余計な心配はしなくて大丈夫。
食べ方は、皿の中央が小さな剣山といいますか、素材を擂るためにちいさなでこぼこができているので、ここにバターやオリーブを擂ってパンにつけて食べます。意外にオリーブオイルがパンに合います。できたてなのでパンだけで食べても十分おいしいですよ。
付け合わせの無料のパン。
にんにくを擂って、オリーブオイルと一緒に。

どれをたのんでも地中海を連想させてくれる料理ばかりです

ABALONE PARMIGIANO/芝士吉列鮑魚 HK$52
いきなり鮑というぜいたくな料理が出てきました。鮑とチーズをパン粉で揚げて、その上にトマトソースと小さなレモンが乗っている、小さくてかわいいですが風格のあるメニューです。鮑がやわらかく仕上がっているのはもちろん、チーズの風味とトマトソースの酸味が鮑の味を一層引き立てている感じです。

鮑をつかっていますがメイン料理ではないですよ。

GAZPACHO/西班牙凍湯 HK$40
次はスープといきましょう。チリソースを使った綺麗な赤色の野菜スープです。漢字のメニューに書いてあるようにスペインのスープで、ちょっとピリ辛に仕上がっています。香港の夏にピッタリの冷製スープで、クルトンのサクサク感がスープを飲むときのアクセントになっています。

見た目はあたたかそうですが、冷製スープです。香草がよりスープを演出しています。

ROASTED RED PEPPER AND FETA WITH PESTO RAVIOLI/
紅椒香草羊奶芝士意式雲呑(Sample portion=3個入り:HK$60、REgular dish=5個入り:HK$90)
メニュー名はなんとも長いですが、簡単にいえばラビオリのことです。ヤギのミルクから作るギリシャの白チーズ「フェタ」とレッドペッパーをローストしたものが、一口サイズのワンタンの上に乗せられた一品です。チーズのそのものの味をしっかりと感じることのできるメニューで、チーズの柔らかさとワンタンのサクサク感の両方を楽しめます。

一口サイズなので5個だけでは足りず、もう3個くらい注文してしまいそうです。

CAPELLID ANGELO CON AVOCADO E GRANCHO/牛油梨蟹肉天使麺 HK$120
中国名に「天使」が使われていて、なんとも縁起がいいといいますか、いいことがありそうな名前です。ふんだんに使われたカニ肉にアボカドのクリームを使ったパスタです。しかも、アボカドの実も入っていて、まさにアボカドパスタ。クリームがホワイトクリームのような感じで、麺と一緒に口に運ぶと非常に口当たりが良いです。とても上品なスパゲティだと言えます。

一瞬、サラダと間違えてしまいそうですが、食べればそれはまさにイタリアンパスタ。

CAPRICCIOSA ※漢字名はないそうです。
Sample Portion:HK$48、Regular Size:HK$90、Big Size:HK$160
こんがり焼けたピザがテーブルに運ばれてくると、香ばしいにおいを漂わせているピザです。具は、刻んだバジル、パルメザンチーズ、モッツァレラチーズ、マッシュルーム、イタリアでは非常に良く食べられているプロシュートというハムです。イタリアのチーズのリコッタとトマトを使ったソースがかけられています。チーズがピザをマイルドな味にしていますが、ハムの味がソースによって失われていないのが特徴です。生地は、アメリカンピザのように厚めなので、歯ごたえもしっかりしています。

これはレギュラーサイズです。写真なのでお伝えできませんが、チーズの香りがたまりません。

OSSO BUCO/燴牛仔膝 HK$198
自家製バターを使った麺の横に、子牛のすね肉を4時間かけて、イタリアの赤ワインと一緒に蒸して煮こんだという手間隙をかけた一品です。前日の夜に作っているので、一晩、寝かせておくことになり、結果的によりコクのある味になっています。とにかく、肉はとけるような柔らかさで、ワインソースが肉に確実にしみこんでいるのが分かります。これだけですとちょっと濃い味ですが、麺と一緒に食べることで、それが中和されます。ちょっと重い料理なので、女性ならこれだけでお腹が満たされるかもしれません。

麺と肉のコンビネーションは絶妙です。時間をかけて作った料理だけに、肉がとろけそうな感じですね。

BAKED SOUFFLE/焗梳夫厘 HK$60
チョコレート、マンゴ、バニラの3つの味があります。今回は

記事更新日:2008-01-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-10-18

スポット更新日:2008-01-23

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