閉店・移転、情報の修正などの報告

在香港メキシコ領事も舌鼓を打つ本格的メキシコ料理がランカイフォンにオープン。タコスだけじゃない本当のメキシコ料理が食べられます。

こんにちは、香港ナビです。食の街香港には、東京と同じように世界中から一流のシェフ、一流のゲストが集まってきます。予算、シーンによって、好きな料理、レストランを自由に選ぶことができるのは、香港の魅力の一つと言えます。特にセントラル、SOHO、ランカイフォン周辺は、西洋人が多く集まるため、それぞれの郷里の味を提供する本格的な各国料理レストランが点在。今回は、ランカイフォンに新しくオープンしたメキシコ料理レストランをご紹介したいと思います。在香港メキシコ領事の強いリクエストでオープンした店とあって、味にもサービスレベルにも十分期待できそうです!
広々としたダイニングエリアは、セントラルのレストランにふさわしい、洗練されたモダンなインテリアでまとめられています。店内の置物やデコレーションはすべてメキシコから取り寄せたもので、シンプルなインテリアにエキゾチックな小物がアクセントになっています。
レストランに入るとすぐ左手にバーカウンターがあります。料理のラストオーダーは夜の11時ですが、こちらのバーエリアは深夜まで営業。
香港で100%メキシコを味わう
3ヶ月前にオープンしたこのレストランは、まだまだ知る人ぞ知る穴場的存在ですが、味にうるさいセントラルのホワイトカラーたちにの間で、店の評判は確実に広がってきているそうです。店内のインテリアのほか、調味料や香辛料など料理に使う食材も多くを本場メキシコから取り寄せ、シェフもわざわざメキシコから呼び寄せたというこだわりが、人気の秘密。
4ヶ月前にメキシコから香港にやってきたシェフのOscar Peractaさん。香港に来る前は、メキシコのキンタ・レアル・ホテル・アカプルコという5つ星ホテルに4年間勤務した経験があり、正統派のメキシコ料理を得意としています。来港間もないOscarさんですが、香港の生活をとても気に入っている、と話してくれました。
メキシコ領事もおすすめのメキシコ料理
Izoteのマネージャー、ロペスさんは、オープン以来10年間、ランカイフォンで人気のスペインレストラン『Ole』のマネージャー。在住外国人を中心とする『Ole』の常連客の中には、なんと在香港メキシコ領事の姿も。領事はいつも、香港で母国のメキシコ料理を食べられる店は、ファーストフードやバーしかないことを残念に思っていたそうです。そこでロペスさんに、スペイン料理の次はメキシコ料理レストランを開いてみないか?と持ちかけたことから、Izoteオープンの話が始まったそうです。

おすすめ料理の紹介

テーブルに着くとまず持ってきてくれるのが、これ。味の異なる3種類のサルサとタコスの盛り合わせ。

Tortilla  無料
トルティーヤとは、すり潰したトウモロコシから作られるメキシコの伝統的な薄焼きパンのこと。メキシコ料理になくてはならない存在です。ディナーをオーダーすると、サービスとしてついてきます。足りない場合はスタッフにリクエストすると追加で持ってきてくれます。

Seafood Stuffed Avocado  HK$105
トマト、たまねぎ、舌平目、エビをアボガドの実に詰めた前菜です。メキシコから空輸で届けられるアボガドは、香港で一般的に出回っているオーストラリア産のものよりも甘くておいしいそうです。エキゾチックな香辛料がピリッと効いた、ぜひ夏に食べたい一品です。

Chilli Shrimps HK$140
チレ・アルボルという日本の鷹の爪に似た辛いチリを使用、エビをガーリック、オリーブオイル、香辛料と共に煮たものです。刺激の強いソースがよくしみたエビは、プリプリととっても美味。口から火が出るような強烈な辛さではなく、ほどよく食欲をそそる辛さになっています。トルティーヤに挟んで食べたり、ワインのおつまみに合いそう。

Tortilla Soup HK$50
お皿に用意されたオニオン、ガーリック、細く切って揚げたトルティーヤなどをお好みで組み合わせ、唐辛子の一種Chile Guajilloを加えて作ったトマトスープをかけて作る、伝統的なメキシカンスープです。チリの香りはしますが、辛さは控えめなので、スパイシー料理が苦手な方でも食べれそうです。

Heart of Cactus Salad HK$60
サボテンのサラダ。実は今回初めてサボテンを食べたナビです。ちょっと酸味があって苦く、味も食感も日本の漬物に似ています。この料理に使用しているサボテンは缶詰のもので、生のサボテンはまた違った味がするそうです。サボテンには、ミネラル、たんぱく質、ビタミンが豊富に含まれているため、とてもヘルシー。実は、この店の名前「Izote」は「サボテンの花」という意味だそうですよ。

Monkfish in pico de gallo sauce HK190
エイのような姿の変わったサメ、カスザメを使用した料理です。しっかりとした歯ごたえの白身は、酸味のあるソースで味付けされています。魚の身の上にはアボガドが盛り付けられ、赤、緑、白と目にも美しい一品ですね。

Pork loin in green Mole HK$185
アメリカから輸入した豚のヒレ肉を、カボチャの種子、パセリ、オニオン、ガーリックから作ったグリーンモレというメキシカンソースで仕上げた肉料理です。こちらはシェフもおすすめ。

スープ、サラダ、アラカルトメニューの中からメインコースを一つ選べるお得なランチセットは、デザート、ドリンク付きでHK$128です。

いかがでしたか?実はメキシコ料理を食べたことがなかったナビは、メキシコ料理=香辛料の効いた辛い料理、と思い込んでいました。でも食べてみると、ライムやアボガドを使用した、さっぱりとして爽やかな味の物も多く、食欲がない時でも思わず食べてしまう不思議な魅力がある料理だということがわかりました。場所は、観光客でも行きやすいランカイフォンです。今度の香港旅行の際には、ぜひ本格的メキシコ料理に味わってみてください。以上、香港ナビがお伝えしました。

記事登録日:2008-07-23

ページTOPへ▲

関連タグ: バー スパイシー

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-07-23

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供