菊膳日本料理

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ハーバー・シティ内にある本格日本料理店。菊のご紋に由来する店名のとおり、鉄板焼きと寿司にかけては天下一品。

こんにちは、香港ナビです。せっかく旅行にきたのに、慣れない香港の暑い気候にやられて、ちょっと食欲不振…なんていう方もいらっしゃるのでは?油っぽい中華料理や、冷たい果物なんかより、さっぱりすっきりした日本食が恋しい!!と、日本食で元気を取り戻したい方にお勧めなお店を発見しました。しかも、場所は旅行者に便利で分かりやすい尖沙咀のショッピング・モール、ハーバー・シティ。ランチやディナーのメニューも豊富で、しかも香港の日本料理の老舗グループの経営ですから、味は保証付き!早速、お邪魔してきました!

ハーバー・シティの4階にあり海に面しているので、お店のあるフロアはとても明るく眺めも最高。
2008年6月オープン。店内は67席と比較的中規模なサイズ。本格的な鉄板焼きコーナーと寿司カウンターがあり、どのテーブルからもオープンに見渡せるようになっています。鉄板焼きのシェフや寿司の板前さんの見事な腕前を見ながら食事ができます。ディナーは、予約をしたほうがいいかもしれませんね。

ベテランの料理人ばかり

シェフはみんな年季の入ったベテランばかり。日本で修業したことのある方や、長年香港で日本人板長について勉強したというプロフェッショナルな方々なのです。もちろん、日本語もOK。日本人より日本食通ですよね。(ちなみに、このお店では、シェフの名前は中国語を日本語読みにして使っているそうです。さすが!)

寿司

カウンターで寿司を握る職人さんは、4名。カウンターがとても広いですよね。寿司のネタになる魚は、毎週火曜日と金曜日の2回、日本から空輸されてくるのだそうです。
寿司チーフのTAKARAさんの真剣な表情!日本人板長について修業し、20年のキャリアだそうです。伺ったところによると、日本人は白身の魚を好む傾向にありますが、香港人はトロ、ハマチなど油たっぷりのこってりした魚が好きだということ。もちろん、シャリは、こしひかりですとにっこり。

特上寿司盛り合わせ HK$320
新鮮なネタと上質のこしひかり、そして年季の入った板さんによる丁寧な握り。どっしりと存在感のある陶器の皿にのせて彩りも美しく、これ以上何を望むか?という感じですね~。ガリのほかに赤カブの漬物が!うれしいです。
うーん、光り輝いているのは、ネタが新鮮な証拠!ウニは口に入れたら、とろけました。
和食に日本酒はつきもの。こちらでも日本酒は種類を豊富に取りそろえています。夏は、やっぱり冷やで。おちょこが涼しげです。

菊膳ロール HK$168
アボガド、きゅうり、蟹のから揚げを海苔と胡麻をまぶした巻きずしにしました。子どもから若者、外国人向けにいいですね。人気メニューです。
蟹のから揚げが、とてもやわらかいのが特徴です。アボガドと一緒に食べると揚げものなのに油っぽくなく、相性がとてもいいですね。小さいお子さんにもお勧めです。

鉄板焼き

鉄板焼きのコーナーも、寿司カウンターに負けない広さ。カウンターに直接座る場合は、2人につき、一人のシェフがついて焼いてくれるそうですから、贅沢な気分です。
鉄板焼きチーフ、KENTANOさん。日本で修業したこともあるそうで、日本人っぽい愛嬌のある方。こちらも20年以上のベテランです。
ラムを焼いていただきました。料理中は常に鉄板をきれいにしておくことが大切だそうです。どおりで鉄板がどこもピカピカ。ジュージューという音、食欲をそそる香り、そして程良く焦げ目のついた見た目と、鉄板焼きは料理をいただく前からたのしめちゃいますね。

ラム焼き(二切れ) HK$130
鉄板で焼いた後には、きれいな盛り付けで運ばれてきます。
新鮮なラム肉は、よく脂がのっているのでジューシーで柔らかく、夏のスタミナ補給にはもってこいです。
粒マスタードは、自家製です。肉と合わせていただくと口の中にマスタードの香りが広がって美味しさが一段と引き立ちます。
いっしょに添えたフレッシュサラダも注目。野菜の鮮度が伺えるしゃきっとした歯ごたえ。さっぱりと酸味のあるドレッシングで、肉料理にぴったりです。

アラカルト

銀たらの西京焼き HK$160
高級料亭の味です。味がよくしみ込んでいて、お酒の飲めないナビでも、思わずいっぱいやりたくなってしまう…。
キラキラ輝く銀たらに、思わずクラクラ!?香港ということを忘れてしまいそうです。
にんにくのしょうゆ漬け。丸ごとかじって、元気になりましょう。

アメリカ牛のすき焼き HK$150 
すき焼きが、このサイズで食べられるのも嬉しいですね。日本でも、人数が揃わなければめったに食べられないですから。卵が、鍋に入っているところがちょっと香港風?
柔らかくて、美味しいアメリカ牛の肉がぎっしり入っています。ちなみに、これが神戸牛になると、お値段はHK$300と、倍になります。
シイタケ、シラタキ、豆腐、野菜と具も豊富。そして甘辛さが絶品の味付けです。

いかがでしたか?寿司か鉄板焼きだけをメインにした専門店はありますが、こちらのように両方とも専門で、しかも一品料理も充実している本格派という日本料理店はあまり見かけません。日本人にも満足のいくレストランです。以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-08-14

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-08-14

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