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和、洋、アジア料理の一流ホテルのテイストが、新しいビュッフェスタイルで楽しめる、香港だから実現したレストラン。

こんにちは、香港ナビです。香港のホテルのレストランで人気が高いのは、『自助餐(ジジョウチャン)』と呼ばれるビュッフェスタイルの食事。香港のホテルのレストランでは、朝食、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーそして夜食と1日5食の香港人の胃袋のニーズに応えるバラエティ豊かなビュッフェが揃っています。値段もそれぞれのレストランのレベルに合った設定で、選択肢もいろいろ。そんな中、尖沙咀の『The Mira』にあるレストラン『Yamm(ヤム)』は、他とは違ったスタイルのビュッフェとして注目を集めています。ビュッフェというと、すでに料理がカウンターに並んでいてそこから好きなものを取るというスタイルが一般的。こちらのお店では一部のメニューはオーダーを受けてから調理するため、いつでも出来立ての料理がいただけて、鮮度は抜群です。しかも和食、洋食、東南アジア料理すべて、ホテルの料理長級のシェフが調理を担当しているんです。食材も味もサービスも一流ホテルの高級レストランとまったく同じ。なのに食べ放題だなんて…とっても贅沢!数種類アあるビュッフェの中でも、特に人気があるというディナービュッフェ、HK$498(月~木)、HK$550(金、土、日、祝日)を今回は皆様にご紹介します!

モダンでゴージャスなレストラン

高い天井の中央からは巨大なシャンデリアが輝いている店内。豪華ですね~!以前はホテルのボールルームだった場所を改装してレストランにしたというだけあって、広々とした空間が魅力的です。
正面にある料理のコーナーにはワインボトルを使ったガラスの演出を使用し、レストランに一層高級感を漂わせています。
160席と大人数の収容ができるわりには狭さを感じないのは、無駄のないテーブル配置と曲線や直線をうまく利用したインテリアデザインの賜物。オープンな作りでありながら、各テーブルのプライベートはしっかり守られています。
グループでのお客様には、個室感覚のテーブルもあります。パーティーや打ち上げにぴったり。

和食

和食部門を担当するのは、君島チーフシェフ。在港8年で、レストランのオープンと同時に和食部門を任されています。「ビュッフェスタイルは、あまり日本人には人気がないんですよね。」と開口一番。「でも、ここのビュッフェは他とは全然違うんです。一流ホテルの日本料理店と変わらないんですよ。食材も調理法も、全て最高のものを吟味しています。他ではこの値段で食べられませんよ。絶対にお得です!」と自信満に話してくださいました。
寿司、鉄板焼き、天ぷら、串焼き、揚げもの、麺類などすべてオーダー形式。注文を受けてから調理に入ります。
食材は築地から直輸入!瀬戸の生うにやまぐろなど、これだけが食べ放題でも元は取れそうなお値段ですよ!!わさびは冷凍したものをすりおろして使っているそうです。
日替わりのお味噌汁も人気。取材日の具は鮭の頭でした。
これはアラカルトでオーダーできる、銀だらの西京焼き。ちょうどよい照り加減が食欲をそそります。牛肉のたたき(写真下)もおいしそう。

洋食

洋食部門担当のエディー副総シェフです。優しい笑顔で、フレンドリーに説明をしてくださいました!
生ハムもまるごと!注文してから切り分けてくれるから、ずーっと置いてあってちょっと表面が乾いちゃってる…なんてことなし!しかも野菜だけを餌にして育った豚の肉を使用したベジタリアンなハム!?なんですよ。肉が柔らかく、安心して食べられるのです。
毎日最も新鮮で質が良い牡蠣だけを選んで仕入れているということで、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカなど産地の異なる生牡蠣を取りそろえています。この日は、取材用に既に殻を割ってありますが、普段はオーダーを受けてからその場で殻を割ってくれるんだそうです。
自家製のスモークサーモン。毎日作っているので、こちらもオーダーを受けてから切り分けます。

東南アジア料理

東南アジア各国の特色を生かした、代表的な料理が取り揃っています。
カレーにぴったりのインドのパン、『Papad(パパド)』と『Roti(ロティ)』も添えてあって、なかなか本格的。
左からインド風ラムカレー、タイ風フィッシュカレー、インド風エビカレー。
こんがりときれいにローストされたリブチョップ、韓国風チャーハン、ポーチドチキンスープ。
中華風の甘酸っぱいソースで炒めたチキンにスペイン風パエリア。

サイドディッシュ

わあ!すごい大きさのシーフードですね~。ゆでたものをそのまま冷やしてあります。サラダ感覚でこのままダイナミックにいただきます。
蟹、海老、ロブスターなどこれだけオーダーしても、ちょっと値段はお高いですよーそれが全部食べ放題なんて贅沢です!
新鮮な野菜とピクルスなどを数種類のドレッシングでフィーチャーしたサラダバー。
ハム、サラミなど洋風のサイドディッシュ。
胡麻豆腐、あえ物など和風の小鉢もの。

デザート

デザートも充実度満点!見た目もカラフルあり、ポップありでどれを選んでいいかわかりません!
ひと口サイズのベリータルト。小さいのに、ストロベリー&ラズベリーのベリーリッチなタルト。
ピスタチオクリームをベースにラズベリーのゼリーと、その上にのったレモンのバブルがとても不思議なスウィーツです。
切り分けるのがもったいないくらいきれいなケーキは、アールグレイ風味のケーキをちょっとビターなチョコレートでコーティングした大人の甘さ。
ストロベリーとクリームをあしらったアメリカンチーズケーキ。
自家製のアイスクリームは、毎回違うフレーバーが楽しめます。トッピングの種類も豊富で、いくらでも食べられちゃいます。 
フルーツも新鮮そのもの。フレッシュなブルーベリーなんて、なかなかビュッフェでは見かけませんよね。
サンデーブランチには、シャンパンのサービスがあります。
いかがでしたか?香港人には大人気のビュッフェも、日本では、どちらかというと安くて食べ放題というところだけが目立って、あまりいいものが食べられる印象がありません。でもこのレストランは今までの印象を180度変えてくれました!高級ホテルのレストランで食事するのと全く同じ内容でこんなにお得!以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-11-21

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-11-21

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