ザ ラックス マナー

The Luxe Manor帝樂文娜公館

閉店・移転、情報の修正などの報告

尖沙咀ショッピング天国キンバリー道に誕生した新しいデザイナーズホテル。泊まるだけで香港旅行の思い出話が一つ増えそうなホテルです。

こんにちは、香港ナビです。人それぞれ、旅行に出るには目的がありますよね。グルメを楽しみたい人、有名観光地を訪れたい人、リラックスしたい人・・・。そんな中で、旅の目的はズバリ『ホテルに泊まること!』という人も少なくないんじゃないでしょうか?

高級ホテルには是非泊まってみたいけど、香港のスーペリア、スタンダードクラスのホテルはどこも似たり寄ったりだから、面白みがないなぁ。と諦めているあなたにお勧めしたいこだわりホテルが尖沙咀のショッピング天国の真ん中に誕生しました。その名も「The Luxe Manor」。キンバリー道を歩いていると、そのおしゃれな外観から誰もが足を停めて中を覗いてしまいます。

Luxeというのは“豪華、優雅な” Manorは“公館、邸宅”という意味。豪華と言っても5つ星ホテルの豪華さではありません。ホテルの規模も決して大きくなく、ファシリティーやサービスが洗練されているというわけでもありません。ただこのホテル、客室やホテルの内装が香港のどのホテルともまったく違う、独特なデザイナーズホテルなのです。
デザインは、とんがった口髭が特徴的な画家サルバドール・ダリのデザインをモチーフにしているそうで、シュールレアリストだった彼が描いた数々の独特な世界がいたるところに広がっています。幻想的かつミステリアスなホテル・・・・。百聞は一見にしかず。早速ご紹介しましょう。

ドライブウェイに入るとすぐに目に飛び込んでくる、赤色の大きな門。この門はその昔、中国の豪邸(公館)のシンボル的存在だったそうで、このホテルが『帝樂文娜公館』と呼ばれている証でもあります。
大きなこの扉を押して中に入ってみると・・・。
外の赤門とのギャップにしばし驚くナビ・・・。真紅のベルベッド生地で囲まれ、ナイトクラブと見まがうようなロビー。スタッフは、みんな揃って若く、ネクタイをきっちり締める『ホテル』の制服ではなく、スマートカジュアルなブラックスーツを着こなしています。
ロビーは決して大きくはありませんが、その中にレセプション、コンシェルジュが収まっています。フロア中央部は現在モザイク画を作成中ということ。出来上がるモザイク画の色調によって、また大きく雰囲気が変わりそうです。

客室情報

デラックスルーム 約30㎡
ホテルの客室というより、“不思議の国のアリスの世界に迷い込んでしまいました。”それとも、“女の子の友達のお部屋に遊びに来ました。” と表現する方がよいでしょうか?女性同士の旅行や、カップルでの旅行には雰囲気があっておもしろくオススメですが、男性のビジネスマンが一人でここに泊まるのは・・・ちょっと想像できませんね・・・。
かわいらしい猫足のキャビネットの中には、冷蔵庫が入っています。 かわいらしい猫足のキャビネットの中には、冷蔵庫が入っています。 かわいらしい猫足のキャビネットの中には、冷蔵庫が入っています。

かわいらしい猫足のキャビネットの中には、冷蔵庫が入っています。

くしゃくしゃ感のあるごみ箱。
ファンタジーな世界の中でも、先端の技術を採用しています。
コードレスIP電話。ホテル内どこにでも持ち運ぶことができて便利です。

コードレスIP電話。ホテル内どこにでも持ち運ぶことができて便利です。

絵の額のように見えるものは、実は薄型TVです。両脇の犬型のランプもキュート。下の暖炉は張りぼてで、まるでお芝居のセットのよう。

絵の額のように見えるものは、実は薄型TVです。両脇の犬型のランプもキュート。下の暖炉は張りぼてで、まるでお芝居のセットのよう。

客室に備え付けられているキーボード。
TVの画面をモニターにしてインターネットを楽しむことができます。
※客室内、ホテル内でのインターネット接続は無料ですが、TVでインターネットを使用した場合は、HK$98/24時間かかります。ご自身でパソコンを準備した方がお得ですね。
全部で159室ある客室のうち、153室は今回取材した部屋と客室内のデザインコンセプトは同じです。その他の6室は現在工事中で、6つの違うテーマに沿ったユニークなお部屋となるそうです。
バスルームにはバスタブはありませんが、シャワーヘッドは取り外しができるタイプ。また天井にはレインフォレストシャワーもついています。

共通の備品

セーフティーボックスの中にはコンセントの差し込み口があり、セーフティーボックスに入れながらにして、携帯電話、カメラなどの充電が可能です。

バスルーム共通の備品

インターネット情報

インターネットは有線、無線両方使用可能。どちらも無料。接続用ケーブルは各客室のライティングデスク内に備え付けられています。
※客室内TVでインターネットをした場合は有料。HK$98/24時間。
(2007年5月現在)

ホテル内付帯施設

ASPASIA
場所:1階
営業時間:朝食 6:30~10:30、ランチ 12:00~14:30、
アフタヌーンティ 15:00~18:00、ディナー 18:30~23:00
電話番号:3763-8800
レストラン内は、The Study, The Parlour, The Bar, The Consevatoryの4つの違うコンセプトの空間に分かれているイタリアンレストラン。豊富なワインと共にミシュランのシェフRoland Schullerが作り出すファインダイニングを楽しむことができます。使用されているお皿やレストラン内の家具もデザイナーがこだわりを持って選んだもので、ホテル宿泊者でなくても、一度は訪れてみたいレストラン。

ビジネスセンター
場所:B1階
営業時間:
8:00~22:00(月~金)、9:00~18:00(土)

サービス内容:
インターネット HK$30/15分、
プリントアウト HK$5/1枚(A4 白黒)

ジム
場所:B1階
営業時間:6:00~22:00
料金:宿泊客無料

周辺情報

ホテルは尖沙咀の繁華街のど真ん中に位置します。ホテル裏手にあるナッツフォードテラスでは、スペイン料理やフランス料理、バーなどが軒を連ねていて、日が暮れる頃になると西洋人やOL、ビジネスマンが集まる九龍版ランカイフォンといったところ。

またミラマーショッピングセンター、尖沙咀ファッションのメッカ、Granville Rdまで徒歩3分という好立地。その他、セブンイレブン、ワトソンズなど日用品を買うお店ももちろん揃っています。

いかがでしたでしょうか?泊まる人を選びそうなホテルですが、卒業旅行やカップルの記念旅行などに最適。普通のホテルとは一味違う思い出ができそうです。以上、香港ナビがお伝えしました。

記事登録日:2007-05-30

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-05-30

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