聖母無原罪主教座堂

香港島の閑静な高級住宅街、ミッドレベル・セントラルに佇む白亜のカトリック教会。18世紀後半から19世紀にかけて流行したゴシック・リヴァイヴァル建築の建物です。

長さ83メートル、幅40メートル、ギリシャ十字型のゴシック・リヴァイヴァル建築の大聖堂は、最大1000名を収容できます。毎週日曜日やクリスマス、イースターにはミサが行なわれます。もとはセントラルの威靈頓街（ウェリングトンストリート）にありましたが、火事に遭い、1886年に取り壊されました。その後、現在地の堅道に移転し1888年に完成しました。2002年に大規模な保全工事が行なわれ、この工事はユネスコアジア・太平洋遺産賞を受賞しています。