お花好きには見逃せない、色とりどりの花市。
こんにちは、香港ナビです。今回ご紹介するのは、フラワー・マーケット。香港のマーケットはどこもおもしろいですが、このフラワー・マーケットももちろん例外ではありません。フラワー・マーケットの中心は、300mほどの長さの花墟道(Flower Market Rd.)。道の南側にお花屋さんがずらりと並び、歩道にまで売り物の花を並べている様子はなかなかの迫力。旺角・太子散策のついでにぜひ立ち寄ってみたいこのスポット、ナビがその魅力をお伝えします。
★ 魅力その1:安い!安すぎる!
日本だったら小さなブーケでも1000円以上。いいお花を使ったらすぐに2000円、3000円・・・。とにかくお花は「高いもの」。ナビもずっとそう思っていました。でもここでは本当に安くお花が手に入るんです。バラ12本で25ドル~、小さなブーケが20ドル程度など、何度もお店の人に聞きなおしてしまうほど安い。さすが、業者さんもここに買いに来るだけあります。街で買うのに比べたら、1/3ぐらいの値段で買えてしまうのだから嬉しい。日本まで持って帰るのはちょっと無理だけど、滞在中にホテルの部屋に飾ったり、お風呂にバラの花びらをちょっと浮かべてみたり、贅沢に楽しんでみるのはいかがでしょうか。
安く手に入るのはお花だけではありません。花器や園芸用品もしっかり安い。水栽培で使う石やガラス球も品揃え豊富。もちろん生花だけではなく、観葉植物やドライフラワー、造花なども売っています。
★ 魅力その2:季節の花々が楽しめる!
フラワー・マーケットは年中無休、いつでも季節の花々があふれています。今は旧正月前なので、お正月用のお花がいっぱい。たくさんの人が買い物をしています。水仙の球根や、金柑、雪柳。旧正月用の飾りも売られて、おめでたい感じです。
冬の花。シクラメンや報春花などの小さな鉢植え。
クリスマス前には、ポインセチアやツリー、オーナメントなど。
★ 魅力その3: 香港ならではのお花がおもしろい!
香港で売られているブーケを見るのが初めてなら、その独特のセンスにちょっと驚くかも。バラの花の周りに紫やブルーなど、色つきのネットがつけられているんです。それに、色つきのカスミソウが入ったり、バラそのものが水色だったり(!)、とってもカラフル。そんなセンスの違いが楽しい!?ブーケになっていないバラは、ひとつひとつ帽子のように白いネットがかぶせられています。
また、香港らしいといえば、バンブー(竹)やハス。日本のお花屋さんではあまり見かけないような植物が並んでいるのも、見ていておもしろいですね。
このマーケットに並ぶお花の多くは、空輸で運ばれてくるのだそう。いろいろな国からのお花が一気に見られるというのも、国際都市・香港らしくていいですね。
フラワー・マーケットは一年中色とりどり。お店を冷やかしながら歩くだけでも楽しいです。フラワー・マーケットの奥にはバード・ガーデンへの入り口があるので、一緒に観光するのがオススメ。ぜひあなたも、お花と鳥に癒されに来てください!以上、香港ナビがお伝えしました。