アジア初!環境保護を考えたエコ時代のスケートリンク誕生!滑った時間分だけオクトパスで“トゥッ”すればOKの簡単システム。
こんにちは、香港ナビです。香港にはたくさんの大型ショッピングモールがあることは皆さんもご存知のはず。その中には様々なテナントやレストランなどの飲食店のほかにも、映画館やゲームセンターといったアミューズメント施設があります。そしてなんとスケートリンクも!意外に思われるかもしれませんが、太古の“シティプラザ”、九龍塘の“又一城(フェスティバル・ウォーク)”深水ポーの“西九龍中心”、観塘の“APM”に加え、今回オープン間もない九龍の“エレメンツ”に新時代のスケートリンクが登場いたしました。アジア初の環境保護を考えたスケートリンクは、支払いも“オクトパス”を使用して“トゥッ”するだけでいいんです!なんだか、楽しそうでしょ?早速、ご紹介しましょう。
アジア初!環境を考えたスケートリンクとは?
総面積17,100sq、横20メートル、縦60メートル。天井がかなり高くガラス張りになっているのでより広く感じます。実は一般的なスケートリンクの場合、氷の状態を維持するために膨大な燃料を消費しているのです。でもここでは、ヨーロッパの最新技術を導入して燃料の削減に努めているそうです。厚さ6ミリのゴムを氷の下に引くことによって凍結にかかる時間と燃料を70%カット。また、スケートリンクになくてはならない製氷車も、一般的に使用されているガソリン、LPガスを使用しないイタリア製の電気自動車を使用しています。電気自動車だったら、排気ガスの心配もなく、燃料の節約もできますね。
スケートに行ってみましょう!
リンクのすぐ脇にある入り口は、とてもシンプル。
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『一人一咭(一人一カード)』というわけで、全ての支払いはオクトパスカードで行います。簡単でいいですねー。\n
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スケート靴はなんと1,700足あります。自分にぴったりあったサイズを借りられるように足のサイズを正確に測ってから、スタッフの人が靴を選んでくれます。これなら、靴のサイズ表示が日本とは異なる香港でも心配いりませんよね。
1足HK$10のレンタル料は、スケート靴を受け取った後、オクトパスで“トゥッ”!これでOK。
まずは空いているロッカーを見つけて、荷物を入れます。
ドアを閉める前にロッカーナンバーを押して、ここでもオクトパスを“トゥッ”。荷物は全てロッカーに預けてもいいですが、オクトパスカードは預けずに必ず持っていてください!
その後ドアを閉めると、レシートのような紙がでてきます。これを取るのをお忘れなく!中には、ロッカーを開けるときに必要な暗証番号が記入されていますから失くさないようにしてください。ロッカーの使用料はHK$6(4時間まで)です。
靴は、こうやってソファの隅においている人も多かったです。心配な方はロッカーに入れてくださいね。
いよいよ、リンクデビュー
えっ、地下鉄に乗るの??ってわけじゃありません。ここは、リンクの入り口なんです。ほんとにそっくり。
オクトパスは、複数の人との共用はできません。必ず一人一枚必要です。ここでの支払い方法は、滑る人が滑る時間分だけ料金を支払えばいいんです。1分間HK$1で計算されます。途中で外に出ると、その時間は料金がかかりません。とってもわかりやすくて、お得ですよねー。
小さな子供たちが思い思いに楽しんでいる姿をよく見かけました。中にはスイスイ上手に滑る子供や、椅子につかまって滑る子供も。こちらでは、スケートのグループレッスンやプライベートレッスンを行っています。レギュラーのレッスンのほかに、飛びこみでもコーチをお願いすることができるんですよ。ちなみに、30分のプライベートレッスンならHK$300です。
やっぱり、尻もちは免れません…。必ず通る道ですね。がんばって!
本格的な滑りで練習に励む男の子。かっこいいコスチュームに身を包んで決まっていました!
楽しそうに颯爽と滑るこちらは、今回の取材に協力してくれた体育会系の香港人しーちゃんです。へっぴり腰のナビでは絵になりませんからねー。
まだ、新しいリンクということもあり人が少ないため、遊びで滑っている人よりも、ある程度経験のある人やコーチをつけて練習をしている人が多いようです。ナビはお呼びでない感じ…。
そろそろ、終了
帰りも同じく、オクトパスで“トゥッ”すれば、ゲートが開いて外に出られます。中にいた時間分だけの料金がオクトパスから精算されました。
ロッカーを開けるときは、ロッカーナンバーと暗証番号を入れます。ここでは4時間を越えない限りオクトパスは必要ありません。
リンクの周りは?
リンクの様子を眺められるように、上の階から見下ろせるソファがあります。
リンク中央のビックスクリーンでは、歴代のオリンピックや世界選手権などのビデオが放映されています。脇から座ってみることもできますが、正面にカフェがありますのでこちらに座ってお茶でもしながら観賞するのもいいですね。
スケートグッズを販売する店舗もあります。思い切ってマイシューズを揃えたくなっちゃいます。
いかがでしたか?香港でアイススケートを楽しむなんて、なんだかぴんと来ないかもしれませんが、ショッピングモールの中にあってオクトパスカードで支払うっていうのは、いかにも香港らしくありませんか?ここはシステムが簡単ですから、スタッフの人たちと言葉を交わさなくても大丈夫。英語や中国語が苦手な方でも気軽です。それに何より、1分単位の支払いで、10分20分でも時間があれば、ちょっとだけ遊べるのがいいですよねー。ぜひ、ショッピングの合間に楽しんでみてください。以上、香港ナビがお伝えしました。