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九龍の工業地区を若者の集まるホットなエリアに変貌させたショッピング・モール。香港のヤングファッションをチェックするならココ!

こんにちは、香港ナビです。金融や観光の街として都会的なイメージが強い香港ですが、以前は香港にもたくさん軽工業の工場がありました。MTR観塘線の観塘(Kwun Tung)駅はまさにそんな工業ビルの密集地帯。MTRの駅を挟んで、西側が住宅街、東側が工業地域として発展しました。ところが1997年の中国返還を境に香港内の工場がどんどん中国に移転してしまい、工業ビルの需要がなくなり、いくつかのビルが取り壊されました。そしてその跡地が、夜となく休みとなく若者が集まってくるトレンディなスポットに変身してしまったのです。それが今回ご紹介するショッピング・モール『apm』です。果たして、どんなところが若者を引きつけるのか!早速、チェックしてみましょう。

駅に直結した抜群のロケーション

MTR観塘線の観塘(Kwun Tung)駅を挟んで、向かい側は住宅密集地区です。下町に近いローカルの雰囲気がいっぱいの住宅地区。
A出口から出たら、すぐ左がモールと直結しています。天気の心配や道に迷うこともありません。便利で楽ちん!です。 A出口から出たら、すぐ左がモールと直結しています。天気の心配や道に迷うこともありません。便利で楽ちん!です。 A出口から出たら、すぐ左がモールと直結しています。天気の心配や道に迷うこともありません。便利で楽ちん!です。

A出口から出たら、すぐ左がモールと直結しています。天気の心配や道に迷うこともありません。便利で楽ちん!です。

このモール、実は『創紀之城(Millennium City)』というオフィスビルの一部です。MTRから繋がった部分にエスカレーターがあり、そこからオフィスビルのロビーへと続きます。 このモール、実は『創紀之城(Millennium City)』というオフィスビルの一部です。MTRから繋がった部分にエスカレーターがあり、そこからオフィスビルのロビーへと続きます。

このモール、実は『創紀之城(Millennium City)』というオフィスビルの一部です。MTRから繋がった部分にエスカレーターがあり、そこからオフィスビルのロビーへと続きます。

このフロアには『スター・バックス』があります。

若者に人気の秘密は?

約2万平方メートルの広さを誇るモールは『X-site(X Generation + Excitement)』と題したコンセプトを元に若者向けの刺激と遊びのある空間にデザインされています。全体を大きな燈籠にみたて、浮遊した世界を演出。さらに各階ごとに照明や壁のデザインを様々に変化させ、非現実的なイメージで若者のゲーム感覚をくすぐります。
フロアのいたるところに無料でネットができるPCがあります。インターネットサービスは12:00~24:00まで。
デッドスペースになっているウィンドーに、薄型テレビをセットしてMTVやいろいろな情報を随時放送しています。
非常口のドアもおしゃれなイラスト入り。とにかく細かい演出に隙がありません。 

非常口のドアもおしゃれなイラスト入り。とにかく細かい演出に隙がありません。

非常口のドアもおしゃれなイラスト入り。とにかく細かい演出に隙がありません。

ジュースの自販機も人気のキャラで、可愛さ倍増!
各階のほぼ中心にトイレがあるのがミソ!広いショッピング・モールって意外にトイレを探すのが大変なんですよね。でもここは探す必要はありません。しかもこんな待ち合いポイントが。トイレの入り口で立ちんぼうなんてこともなし。もちろん、普通に休憩してもOK。テレビも見られます。
中もモダンなトイレです。これなら、むやみに汚したりできないんじゃないでしょうか。 中もモダンなトイレです。これなら、むやみに汚したりできないんじゃないでしょうか。 中もモダンなトイレです。これなら、むやみに汚したりできないんじゃないでしょうか。

中もモダンなトイレです。これなら、むやみに汚したりできないんじゃないでしょうか。

ショッピングフロアの紹介

( )内の表示は日本式の階数

( )内の表示は日本式の階数


LG(地下1階)
香港で一番お馴染みの日系スーパーと言えば、ジャスコ!スーパーマーケットが入っています。ホンハムや太古城のジャスコと比べるとこちらはローカル色が強いジャスコです。

C(2階)
MTR駅から直結しているのがこのフロア。メインの吹き抜けが圧巻です。このメインロビーでは、毎月歌手やタレントのイベントや、季節の催しなど盛りだくさんな企画が行われます。ビッグスクリーンも使って、フロアのどこからでもパフォーマンスがチェックできるようになっています。
インフォメーションカウンターも、このフロアにあります。まずは、ここへ立ち寄ってパンフレットをもらいましょう。ショッピングの時間を短縮できます。
このフロアには、化粧品のショップが多く集まっています。 このフロアには、化粧品のショップが多く集まっています。

このフロアには、化粧品のショップが多く集まっています。


UC(3階)
ここにも、小規模なスペースがあって、催し物や展示などを随時行っています。話題づくりに事欠きません。
このフロアには『Chevignon』『D-mop』『Quiksilver』などヤングカジュアルのショップが多く揃っています。 このフロアには『Chevignon』『D-mop』『Quiksilver』などヤングカジュアルのショップが多く揃っています。 このフロアには『Chevignon』『D-mop』『Quiksilver』などヤングカジュアルのショップが多く揃っています。

このフロアには『Chevignon』『D-mop』『Quiksilver』などヤングカジュアルのショップが多く揃っています。


L1(4階)
このフロアのメインは、何と言ってもフードコートです。銅鑼湾のタイムズ・スクエアや尖沙咀のハーバー・シティなどにある『city’super』の系列で、東南アジアを思わせるテーブルや椅子、パラソルなどのインテリアが、普通のフードコートよりちょっとエキゾチック?ですね。料理の種類も豊富、モスバーガーもありますよ。
このフロアには他にもレストランがあります。お腹が空いている人は、まずはこのフロアを目指したらいいかもしれませんね。
ローカル系の本と文具のショップがフードコートに隣接しています。

L2(5階)
このフロアのメインを占めるのは、日本の『無印良品(香港ではMuji)』。香港国際空港内にもショップがあるなど、こちらではとても人気です。値段は日本よりも若干高めですが、シンプルで機能性の高いアイテムが揃っているため、いつ行っても混雑しています。
香港のメンズブランド『CHOCOOLATE』などと並んで『NIKE』のショップもモダンなイメージです。 香港のメンズブランド『CHOCOOLATE』などと並んで『NIKE』のショップもモダンなイメージです。

香港のメンズブランド『CHOCOOLATE』などと並んで『NIKE』のショップもモダンなイメージです。

フロアのコーナーに、『Krispy Kreme Doughnuts』や『KFC』『Oliver’s Super Sandwiches』など気軽に入れるファーストフード店があります。ちょっとお腹がすいた時や休憩にはおすすめです。外国人もたくさん働くMillennium Cityの中にあるモールなので、工業地帯にありながらレストランのチョイスは本当に豊富です。

L3(6階)
今注目のブランドばかりを集めた『Extravaganza』のコーナーがメイン。日本でもおなじみの『PORTER』や『EMILY THE STRANGE』など、流行に敏感な若者の間でホットなブランドがつながっているので、ここはいつもおしゃれな若者でいっぱいです。
吹き抜けの中心に、C(2階)からL3(6階)まで、ダイレクトにつながっているエスカレーターがあります。さらにL3(6階)からL5(8階)までダイレクトにつながっているエスカレーターもあります。これを利用してまずは上まで一気に上がってから、下りながらショッピングするという手もありかも。
その他のショップの店舗デザインも、凝っています。

L4(7階)
このフロアも、レストランが集中して入っています。
香港でも、『日式(ヤッシッ)』のラーメンは人気があります。その中でも一番有名なチェーン店はこの『味千ラーメン』です。
スポーツカジュアルのショップも充実。 スポーツカジュアルのショップも充実。

スポーツカジュアルのショップも充実。

トイショップ『Micro Hands』。

L5(8階)
こちらは、家電、電化製品やカメラ、携帯電話などの大手チェーン店が軒を連ねています。

L6(9階)
香港の大型ペットショップ『紅蘿蔔(にんじん)』。集合住宅ばかりの香港ですが、ここ最近はペットブームの煽りを受けて、室内で犬や猫を飼う人が増えているそうです。
自販機とコインロッカーがあります。なんとなく、日本のショッピングセンターも屋上に近くなるにしたがって、こんな雰囲気のフロアがありますよね。学生がたくさんたむろってました…。
日本の居酒屋風レストラン『白木屋』。香港でも、この頃“居酒屋”という言葉が定着してきました。
油麻地の『百老匯電影中心』にもある、 映画やアートの本を中心にローカルのアーティストの作品やデザインものを販売している『KUBRICK』が、映画館の入口にあります。香港映画に興味のある方、のぞいてみる価値あり!
ここの映画館は、他の映画館よりちょっとゴージャスな雰囲気がします。 ここの映画館は、他の映画館よりちょっとゴージャスな雰囲気がします。

ここの映画館は、他の映画館よりちょっとゴージャスな雰囲気がします。

いかがでしたか?今回のような若者向けのトレンド重視のショッピング・モールを始め、高級ブランドショップ勢揃いとか、こてこてのローカル密着型や激安ショップ密集などなど、いろんなタイプがありますよね。まだまだ香港にたくさんあるショッピング・モールをこれからもご紹介していきますから、ぜひお楽しみに!以上、香港ナビがお伝えいたしました。

記事登録日:2008-06-18

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-06-18

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