ヨーロッパ、北米、カナダから直輸入のコスチューム・ジュエリーのお店。
こんにちは、香港ナビです。今回はコーズウエイ・ベイのエクセルシオール・ホテルの中に入っている、コスチューム・ジュエリーのお店、トゥルー・カラーズをご紹介します。ため息が出るほど美しい、コスチューム・ジュエリーならではの凝ったデザインの数々は、ずーっと見ていても飽きません。ナビはまるで博物館にいるような気分になりました。
まずは、行き方から。
エクセルシオール・ホテルの中に入っていますが、ワールド・トレード・センター(世界貿易中心)側から入った方が分り易いので、そのルートをご案内しましょう。
ディスプレイ
なんだろう?と、心引かれる美しいディスプレイ。眺めているうちに中に入らずにはいられなくなります。
ロココ調の贅沢感たっぷりな店内でお姫様気分に浸りましょう。
正直、ナビは外から見ている時は、なんだかちょっとゴテゴテし過ぎて非現実的な感じがしていたのですが、一歩中に入ってひとつひとつのアイテムを眺めているうちに、だんだんその世界に入り込んでいくのがわかりました。そして、お店を出るころには完全にとりこになってしまいました。そんな不思議な魅力があるのが、コスチューム・ジュエリーのようです。
コスチューム・ジュエリーとは?
本物のジュエリーの模造品として、18世紀の王侯貴族が職人に作らせたのが始まり。宝石の価値よりも、ファッション性を重視して作られたアクセサリーです。というわけで、使われている材料も、クリスタル、エナメル、布、金糸銀糸、皮、真鍮、と多岐に渡り、そのデザインの美しさと個性は、本当にため息がでるほど。
「きれ~~い。」と、ナビが絶叫の連続だったアイテムをご紹介。
ブレスレット
なんとこれが一本のブレスレット。
こちらもジャラジャラ系。統一感はあるものの、ひとつずつのパーツが全部違っているのです。
ネックレス
お花の部分はフワフワの布製で、動くとひらひら揺れるのがエレガント。
イヤリング
これは、ピアス!ちっちゃいてんとう虫や蝶々の羽にも模様が付いているのが見えますか?
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色使いが絶妙。
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ブローチ
カメリアがちょっぴりオリエンタルでクラシックなブローチ。
ヘア・アクセサリー
ティアラ。
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髪留め。ひとつひとつ違うお花がついています。
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カフス・リング
「くよくよしないで。ハッピーにね。」と、ユーモラスなカフス。
アクセサリーだけでなく、ちょっとしたお部屋のアクセントなるアイテムもありました。
ここで、オーナーのご紹介
オーナーのデニス・リーさん。大学ではエンジニアリングを専攻、もともとは電話通信関係の仕事をしていたのだそうです。でも、シルバーのアクセサリーに興味があり、そのうち、サイド・ビジネスとしてブティックの一部を間借りしてジュエリーを売ったりしているうちに、だんだんとコスチューム・ジュエリーが本業になったのだそうです。99年11月にトゥルー・カラーズの1号店をオープンしてから、現在ですでに4店舗。商品は全てデニスさんが、自ら足を運んで見つけてきたものばかり。ヨーロッパは、パリ、ミラノ、マドリッドが中心で、そのほか、北米のニューヨーク、カナダのトロントなどにも1年に少なくとも4回は出かけていかれるのだそうです。
では、デニスさん一押しのブランドの一部をご紹介しましょう。
OTAZU(オタズ)
オランドのブランド。デニスさんが見つけて紹介した半年後に、日本の若者のファッション・リーダー的存在の浜崎あゆみさんがOTAZUのアクセサリーをつけているのを見てとても嬉しかったのだそうです。
Belladonna(ベラドンナ)
カナダのブランド。ビクトリア朝スタイルが特徴。アクセサリーのほかにイヤリング・ホルダーや鏡、カード・ホルダーなどのアイテムも充実。
Atelier de Montsalvy
フランスのブランド。ベネチア・ガラスや24金のコーティングなどを使った豪華でロマンチックなデザインがいっぱい。1年に1回新しいラインが発表されるのだそうです。
ブレスレッド。素材と色の組み合わせが絶妙。一匹紛れ込んだ蝶ちょがかわいいでしょ。
ネックレス。左右も全く対象でなく、ひとつひとつ個性的なパーツが組み合わさっていて、なおかつ全体の色と形のバランスがとれている見事な一品。かわいさ満点。
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24金コーティングの巣に入った小鳥!
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Incomparable(インコンパラブル)
イタリアのブランド。メタルを使った、大ぶりでゴージャスなデザインが特徴。
Maximal Art(マキシマル・アート)
アメリカのブランド。アンティークな柄のエナメルが特徴。
Les Nereides (レネレイド)
パリで話題の人気ブランド。日本にもすでに上陸しているようですが、デニスさんいわく、トゥルー・カラーズに来られた日本人のお客さまが、日本で買うよりもずっと安いと喜んでたくさん買っていかれたのだそうです。
このようにパーティなどで各自のワイン・グラスを認識するためにつけるグラス・チャーム
Kenny Ma (ケニー・マー)
サンフランシスコ在住の華僑、ケニー・マーがデザインする作品は、アンティーク・スタイル。商品のバラエティが豊富で、コスチューム・ジュエリーのほかに、パース、パース・ハンガー、カフス・リング、グラス・チャームなどもあります。