尖沙咀の海防道にある『海防道臨時街市』。香港好きの方でしたら一度は名前を耳にした事があるのでは?臨時と言いながら長年に渡りここで営業をしてきた街市が、とうとう40年の歴史に幕を閉じました。と言っても全面改装の為のクローズとなりますので、14ヶ月後には新しい姿で再登場する事になります。
そうそう、この牛肉ボールのお店では麺だけを販売しているので、何か飲みたい時はお隣のお店から飲み物やサンドイッチを注文しました。
こんなメニューも”汚い”の一言では片付けられない何かがあるんですよね。レトロでノスタルジック、昔から香港の人の胃袋を支えてきたお店というのが分かります。
40年の歴史にいったん幕を下ろしたのは2018年11月28日。今までの場所は高架下で屋外とあって衛生面などが心配でしたので、今後新しく綺麗な建物に変身するそうです。
最後の日が近づくにつれ、香港中から、そして世界中から別れを惜しむ人でいつも混雑していました。時には野菜売り場のほうにまで席を作っていることも!笑 長年にわたり、ここ尖沙咀で周辺の働く人々の胃袋を支え続きえてきた有名店ばかりです、いったん閉店と聞けば遠くからでも食べにきますよね。
都市開発でどんどん綺麗になるのは嬉しいことですが、半面、懐かしさがいっぱい残っている歴史を感じる香港がなくなるのは寂しいことでもあります。2020年、あの牛肉ボールがまた食べられることを楽しみにしています!今までありがとう、そして2020年にまた会いましょう!再見!