MTR柴湾駅の目の前にある柴灣工廠大廈に行ってきました。
柴灣工廠大廈は1959年に建築された、歴史的建造物第2級の建物で、H型の面白い形をしています。現在は工業ビルとしてではなく、「華廈邨」という名前の団地として再利用されています。
敷地内の見取り図です。上層階は団地になっていますが、グランドフロアには様々な展示があるようですので、見ていきましょう。
敷地内の一角では、工業ビル時代の生産物の展示コーナーがありました。日本人の私たちも懐かしいと思えるおもちゃがありましたよ。
H型の中庭では「柴灣工廠大廈」の歴史がパネルで展示されていました。
もう1つナビが気に入ったのは、グランドフロアを取り囲むシャッター。香港の古いシャッターを模したものなのですが、全店舗同じシャッターが使われており、また、「柴灣工廠大廈」という名前が入っています。
不動産やさんから茶餐廳まで、ずらっと並ぶ同じシャッター。ここまで統一されていると、アートな空間に見えてきてしまいます。
MTR港島線の最終駅、柴湾。駅前にこんな面白い団地があるなんて、ナビも知りませんでした。この辺りへ訪れる予定がある方は、立ち寄ってみてくださいね。